ふたつめのボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)

著者 :
  • 東京糸井重里事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865011821

感想・レビュー・書評

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  • 糸井重里さんの、散文集、というのだろうか。
    ボールとは、スポーツで使うようなボールのこと(料理に使うボウルではない)らしい。

    すごくしっくりきて、なるほど、そうだよね、わたしもそうだなぁ、と思いながら読むものもあれば、
    糸井さんはそう思っているのね、と思うものもあり。

    たった数行の言葉で読む人の心を掴んで、なんなら涙が出てくる。
    あくまでも、糸井さんの「ぼくはこう思ってます」ということであって、皆にそれを広めたいとか、真似して欲しいとかではない。
    でも、素敵な考えかただなと思ったことは、わたしも取り入れたくなる。

    亡くなった方に親切にしようと思う。どんな亡くなり方であれ、亡くなった人はさみしいと、わたしも思う。その人のことを感情に入れて一緒に遊ぶ、苦しみがないように、わたしもそうしたい。

    何が合理的か何が正解か、損したくない恥をかきたくない、レストランの口コミ評価やメニューでこれを食べるべきとかばかり気にして自分の食べたいものを自分で決められないような人って、良い年の大人(特に男!)にいっっっぱいいる!糸井さんはそういう状況を正解病と呼んでた。こういうのに違和感をおぼえているの、わたしだけじゃなかったんだなーって安心したのと、わたしのモヤモヤを言語化してくださって感謝の気持ち。ありがとう。

  • 一巻目を読んで、面白かったので迷わず購入。本作も良かった。短い内容でこころに刺さる文章が好きだ。意味がわからないことでも、時間をおいて読んでみれば理解できることも増えていると思う。次回も読むのが楽しみだ。

  • わたしのバイブル。マーカーや付箋だらけ。
    しかし恥ずかしながらボールのようなことば、をまだ読んではいない。けれど絶対読みたいすぐにでも読みたい。

    この本に出会ったのは大学生になるほんの少し前。
    高校の卒業旅行と称して仲良し5人組で東京の端っこに旅行へ行き、商店街の角にある古本屋で信号待ちの間にひとめぼれ、パッと購入した。毎日ほぼ日が楽しみ。

  • 生きてるって感じでほんとに素敵

  • 1より2の方が好きな言葉がいっぱいあった
    愛読書

  • 【再読】難しい言葉は使ってないのに(使ってないからこそ?)何故か芯を捉えられたような気分になる。やっぱり言葉がすきだなって思わせてくれる大好きな本。

  • 残しておきたくなる言葉がこんなに多いのは初めて。これをきっかけにメモは紙にしようと思った

  • ひらいたページが今日のメッセージ

  • 『じぶんのなかの、こどもと大人が、助け合って進むんだぜ。』

  • 前回の「ボールのようなことば」に続いての2冊目。
    やっぱり何回も繰り返して読みたいな、と思える本だった。

    一冊目に比べて、「優しさ」が「激励」とか「叱咤」に変わったという印象を受けた。
    励みになります。

著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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