- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866470429
作品紹介・あらすじ
第89回アカデミー賞@長編アニメーション部門ノミネート、
2016年アヌシー国際アニメーションフェスティバルでは最優秀作品賞・観客賞のW受賞!
話題のストップモーションアニメ映画の原作小説!
衝撃的な「事故」で母を失った9歳の少年”ズッキーニ”。
孤独と悲しみを乗りこえて、仲間とともに、たくましく生きる姿に、
フランスをはじめ、世界中が夢中になった――
●あらすじ
突然の事故により母親を失った9歳の少年ズッキーニ(本名: イカール)は、養護施設 レ・フォンテーヌに入る。はじめは馴染めずにいるものの、日々の暮らしを通じて、色々な事情をもった仲間たちと心を通わせ、成長していく。
★解説 金原瑞人
感想・レビュー・書評
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酒浸りで育児放棄状態の母親を、母親の隠し持っていたピストルで撃ち殺してしまったズッキーニ。養護施設で同じように親と一緒に暮らせない子どもたちと暮らし始める。心広く子どもたちを受け入れてくれる指導員たちのもとで始まった生活を素直なズッキーニの視線で綴っていく。
ズッキーニを担当した警官のレイモンの元に、同じ施設の大好きなカミーユと養子縁組になるまで。
ズッキーニの素直な視線が読者をなごませる。登場する大人は、すごく良い人か、とんでもないヤツかどちらか、というのが都合よすぎるような気もするが…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今までもらえなかった愛を体中一杯に受け取って
伸びやかに成長するズッキーニたち。
しかし ふとした瞬間にママをパパを恋しく思う彼らに
涙がこぼれます。彼らの心の傷はとてもとても深いものなんです。たっぷりと愛を注がなければいけない!甘やかして 安心して傷を癒すには 沢山の愛が必要なんです
パパママのところにいたときよりマシぐらいじゃ足りない!
だって どんなに辛くともパパママは特別なんですから -
映画
文学 -
耳を塞いでしまいたいような悲惨な理由で、家族と暮らせなくなってしまった子どもたち。
色々な気持ちを抱えたまま、施設の中で友情や恋心を育んでいく様子に微笑ましくなったり、時々鋭い子どもの言葉に辛くもなったり・・。
でも、どんなことがあっても子どもにとって“自分の家”、“自分の家族”という存在は、
特別でかけがえのないものなのだということを訴えている物語だと感じました。
子どもと関わる場面が多い人にはぜひ読んでもらいたい1冊です。
ストップモーションアニメで映画化もされています。
表情に命がある人形だと、この作品の子どもたちがより愛おしく感じられると思います。(R)
配置場所:1F電動書架C
請求記号:953.7||P 23
資料ID:W0189118 -
映画でわからないところがあったので読んでみたが、人物設定が結構違ってたので判明せず。
ずっと子供の一人称だからか、文章がひょいひょい飛ぶのでちょっと読みにくかった。 -
長年気になっていたもの。アニメ映画化されていたのは知らなかった。母をとある《事故》で失った少年が養護施設で出会った人たちと交流し成長する。
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世界最大のアニメーション映画祭、スイス映画の過去・現在・未来にスポットライト - SWI swissinfo.ch
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https://bit.ly/3ylE5ux2022/06/28
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