あやめとあまね (メガストアコミックス)

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  • コアマガジン
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (114ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866532028

感想・レビュー・書評

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  • 神条あやめさんから注がれる天音千穂さんへの重い愛を描く表題作を含む
    3作品を収めた短編集。
    でも全体の9割が表題作なので単発作品+ボーナストラック的な感じかな。

    静止した時の中、天音さんのパンツの中で白飯を喰らうような
    過激な百合が成就するか否か。とか
    通常とは若干方向性の違う道満晴明節を味わう。とか
    そういう部分も楽しめるけど
    個人的に思う肝は、表情の豊かさ。にあると思います。

    第04話「匂いかぐ匂いかぐ匂いかぐっ」の時の顔や
    第06話「谷・・・って楽しいのかな・・・?」
    第09話「ごめん全然わかんない」
    第22話「見ナイデ抜ケタテノD端子見ナイデ」
    第29話「茶碗の中!小泉八雲の『茶碗の中』!!」等々
    氏の他作品では見た事が無い名表情ばかりで目が幸せになります。

    恐らく氏の作品群の中で最も読み返している気がする。
    妙に高い中毒性がありますね

  • 面白かった。

  • 下ネタ多少。片想い女子。
    綺麗に1話と最終話が落ちる。
    絵が好き。

  • これは・・・・・・開き直り過ぎな百合漫画だな
    あまり、百合系は読まないのだが、道満晴明先生と黒咲錬導先生の作品だと、楽しく読めるなぁ
    道満先生の方は、とことん、読み手を笑い転げさせる。黒咲先生の方は笑いは抑えめにして、色気が強め
    どっちが優れている、好きか、ってのは決められず、気分次第だな
    まぁ、ぶっちゃけ、どっちの先生もチープなストーリーになっているのは同じである
    この『あやめとあまね』も、ちょい、読み手のストライクゾーンのど真ん中じゃなく、内角エグ目の所を攻めてくる感じだ
    下手に打ち返そうとすれば、デッドボール必至で退場確定なので、ここはあえて見送るのが正解
    つまり、この『あやめとあまね』に深さはないので、無理に探さず、単純に、あやめの変態性と、あまねの受難っぷりを満喫すればいい
    あやめがアブノーマルなのは確実だが、そんな親友の異常性に戸惑い、動揺し、時に厳しく窘めながらも、何だかんだで、大きく距離は置かないあまねも、人間性が結構、歪んでいるキャラなのだろう
    一体、どうやったら、こんなクセが強いキャラを思いつき、のびのびと活動させる事が出来るんだろうなァ
    行き過ぎな友情コメディでもあり、過激ではない恋愛ドラマのようでもある
    この匙加減が、もしかすると、道満先生の武器なのかも
    エロネタもぶっ飛んでいるけど、決して、読み手を不快にさせないんだよな
    ラストも衝撃的だったが、それをカバー下で凌駕するってのも、道満先生らしい
    ぜひ、続編が読んでみたいもんだ
    また、表題作だけでなく、同時収録されている四コマ漫画の『すくーぷ☆うぉーず』と『S子とM子のちょっと過激な4コマ漫画』にも笑わせてもらった
    ストーリー形式でも、四コマ漫画でも、良さが変わらない、これは凄い
    どの回もツボるが、個人的に「ヤバす」と思ったのは、「あやめとあまね」の第17話
    ベタな感想だが、人間、やり過ぎは良くないってことだな
    しかし、これくらいできちゃうほど、あやめの愛は本物って事か
    この台詞を引用に選んだのは、道満先生へのリスペクトが高まったので
    自らの作品から、大事な事を学び、人間的に成長する、さすがだ
    ただ、道満先生が節度を守ったら、全く面白くない作品になるんじゃないか?

  • いつもの面白い道満マンガなのは前提として、2Pショート連載で軽めの読み味。最終話の全てにおいてキレイな転回が美しい。異常者が1人しかいないと、世界に守られていない本物の異常者なのでは?という不安はあった。

  • 道満晴明さんの百合は実にイイなあ。

  • 4.2

  • 初めこそはぎりぎり百合風だったが一瞬でぱらいぞになってしまった

  • 今まで読んだ道満晴明作品の中で1番真っ当だったのがウケる

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