すべては「単純に!」でうまくいく

  • 飛鳥新社
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870315440

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいる途中から、書いてあることを早速実践してみました。それは、床の上にものを置かない、ということ。床の状態は、その人の経済状態を表す、いかに行動できるかということを表す、とありました。
    私の部屋には、何カ月も整理する場所が分からなくて床に置いていた本が…それらを整理すること、またそれぞれの場所を75%に抑えること。数日で効果が出てきているように思います。
    氾濫の時代。いつも急き立てられて、あくせくして…という生き方ではなく、本当に必要なものだけ。大切に。丁寧に。

  • 全体を通して、押し付けが無いのが良かったです。「シンプルにならなければならない」って、おかしいですよね?例えば、片付けようと決め、実践し、その結果を確認し「ここまでしか片づかなかった」と考えるのか、「完了しなかったけど、今日はここまで片付いた」と考えるのか。「改善には築き上げたと同じだけの時間がかかる」くらいの悠長さもあっていいのかと。

  • こういうシンプルライフのススメみたいな本はひょっとしたらこれ以前からあったのかもしれないが、個人的に一番最初に読んだ本がこれだったからかインパクトがあった。類書と比べても「モノ」「お金」「時間」「人間関係」など、シンプルにすべき対象の括り方もしっくり来たので、個人的にはかなりの良書。

  • 僕のわりとバイブル的な本

  • 揺るがないことは存在しない。決まり切っていることは存在しない。

    読んでいると今やろうとしていることの後押しをしてくれるように感じる。ささやかなことだけど、私にとっては大事なこと、多分。こういう本は助かる。

    エニアグラムをした。私はまだ混乱していて、自分についてもよく解っていない。
    まずは床に置きっぱなしになっている物をしまおう。

  • 物・お金・時間・健康・人間関係・パートナー・あなた自身と体系立てて
    指南しており、文字数も少なく無駄がなく正にシンプルな本。

    急いでいるとコーヒーの粉をこぼしてしまい、結果掃除したほうが
    時間をとる。ほんとうにそうだと思った。

    ドイツ人が書いた本だが、心理学、白湯を飲む(アーユルヴェーダ)、
    禅や瞑想にも触れていて、ホリスティックな感性が非常に好印象。

    完璧主義はいけない。
    モノも気持ちも余裕をもってスマートに処理していくこと。

    普段からちょこちょこと。今の私にはとても重要。

  • いつも何かに急かされてるように感じていたり、片付けを後回しにしてたり、現状にぼんやりとした不満感を抱いていたり…そんな人たちに向けたアドバイス。個人的には既にできてることもいくつかあるが、心の中の小さな裁判官を休ませるとか、時間を自分が管理しているように考えるとか、新たな発見もあった。ほんの小さな心がけから毎日の生活や仕事がラクになり、スムーズになることって、あると思う。

    冒頭の整理法のところとか、文化の違いがあってわかりにくい部分もある。また33項目もあれば余計なお節介も含まれるのは事実。筆者は時間管理の専門家とのことで、運動や食事など生理なことは個人差もあるし、その道の専門家に譲っては、という気もする。納得できたものをいくつか採用してみれば良いのではないだろうか。

    みな、自分の幸せのために人生を生きているのに、年月を経て色々と歪んでしまって、知らず知らず毎日間違った方向へ歩みを進めていることは多いと思う。そんな時は謙虚にアドバイスに耳を傾けたい。職場仲間でも、パートナーでも、あるいは筆者のような専門家でも。

    心に残った「シンプリファイのアイデア」を記しておくと、

    「まず机の上を片付ける」。日ごろ心がけ、入社14年を経てだんだんと向上してきた。仕事机も家庭でも、書類やモノを仕舞う仕組みを考えながら、どこかでレビューしてまた整理することが重要だ。「余計なものを貯めこまない」と併せ、気にしていきたい。

    「行動をシンプルにして」「完璧を排し」「人生をのんびり過ごす」。急き立てられ病が結果的に時間の使い方を非効率にする例は多いと思う。細部への妙なこだわりを捨て、重要事項から堂々と着手する強さを持ちたい。

    「心身の健康」30分の運動、空を見ること、微笑むこと、眠ること、食事を楽しむこと。できてたり、できてなかったり、というところか。また「フィットネスからの自由」すなわちスポーツを業績主義に陥れないことも大事か。

    「ネットワークを作って孤立を避ける」。もう少し自分を研究したい。「嫉妬や怒りからの自由」、つまり三毒追放。

    「パートナーとの対話」「人生の目的を見つけ」「自分の長所を伸ばし」「良心を楽にする」。小さな裁判官を見つけ、休ませるという比喩はもの凄くわかりやすかった。

  • なかなか実践できませんが、この本を読む度に前向きな気になります。

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