論理的に考える力を引き出す: 親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニング
- 一声社 (2002年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870771697
作品紹介・あらすじ
子どもの話す言葉が、細切れの単語だけになる、何を言っているのかわからない、意思が通じないのでキレてしまう、そういう経験はありませんか?
本書は、長年子多数野どもを指導してきた豊富な経験を凝縮し、家庭や学校で簡単に楽しく取り組めるトレーニング方法からより高度な訓練まで、わかりやすく紹介。
感想・レビュー・書評
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だいさんお母さんが熱心だから、子供さんがうらやましいです!お母さんが熱心だから、子供さんがうらやましいです!2014/10/24
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ディスカッションなど自分の意見を述べるような試験も増えてくるだろうし、この本で言われているようなことが身についていないとこれからの子どもたちには厳しい局面も増えていくのかな。
ただ、日本語には「あえて言わない」美学があるので、日本社会で周りと馴染んで上手くやっていくには曖昧な表現を理解する・使用することができる技術が必要かも。
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Vol.76 監督の言葉が選手を伸ばす!?言葉を鍛えるトレーニング。subとして紹介。
http://www.shirayu.com/letter/2010/000147.html -
海外と日本の比較という視点が鼻につく。筆者によればヨーロッパでは歴史的に言語の異なる民族どうしが暮らしてきたため、コミュニケーションをとるために言葉を尽くすようになった、とのことだが、ヨーロッパの人でもコミュニケーションのために言葉を尽くそうとしない人を知っているので、私には説得力のない説明だった。
ただ、段階を踏んで日常の中で論理的思考を身につけていく、特に言葉を通して、というやり方はとても参考になる。子供とのやりとりを具体的な場面を想定して例示しながら説明してあるのもわかりやすい。 -
確かに、子どもとの会話にも論理は必要。なぜ必要か、それをきちんとお互いに確認するための作業を要する。親にもコミュニケーションスキルの修得が必要であると痛感。
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親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニング/Logical Communication ―
http://www.isseisha.net/cartpro/cart.cgi?id=ISBN978-4-87077-169-7 ,
http://www.laitjp.com/ -
(2002.06.01読了)(拝借)
親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニング
(「BOOK」データベースより)amazon
本書は、子供から論理的な思考力と論理的なコミュニケーション能力を引き出すためのトレーニングの方法をまとめたものである。本書では、子供が日常生活の中で自然に楽しみながら論理的に考え、論理的にコミュニケーションをするための技術(スキル)を獲得する方法を詳しく説明した。 -
大変有意義な本だった。
「察しの悪い親になるべし」は耳の痛い話ではあるが、日常生活の中で文章を組み立てる力を身に付けるにはもってこいの作戦。
個々のコミュニケーション・スキルを上達させるための練習方法はもちろんのこと、「日本社会適応モードと国際社会適応モード」の話にはハッとさせられた。自分は(記憶にある限りでは中学生のころから)理屈っぽい性格を指摘されて凹んだり、会話の内容がコロコロ変わる女友達に腹を立てたりしたものだが、なるほどそういうことだったのかと合点がいった。
幼少時からトレーニングすべしとあるが、今からでも遅くはないと思うので、我が子のコミュニケーション力を育むために実践していこうと思う。
「なるほど...でも」は、自分自身に必要な技術なので、特に意識して使っていこうと思う。