なにをたべたかわかる?

著者 :
  • 絵本館
4.15
  • (56)
  • (44)
  • (30)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 629
感想 : 73
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871101400

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2011年度:1赤

  • これって、子ども向きの絵本のはず!だけど、どこかシュールで、どこか愉快だ!

  • おおきな魚をつったねこ。この魚、ネコが運んでいる間にいろいろな動物を食べてどんどん大きくなっていきます。展開はシンプルだけど語り調がコミカルでとても楽しいお話です。

  • ねこが大きな魚を釣って、運ぶ途中、背中に背負っている魚は近づいてきた、ねずみ、うさぎ、いぬ、たぬき、きつね、ぶた、ごりらを次々と食べてしまう。
    大きくなりすぎて、運べなくなったので、ねこは魚をペロリと食べる。
    けれどねこが食べたのは魚だけではない。


    シュール。
    ページをめくる度に、ええええ?!と驚き。

  • 長新太さんのナンセンス世界が面白く、ちょっとコワくもあり、・・・どきどき☆・・・なんで!?・・・ええ~~っ!?・・・うそやぁ!・・・子どもたちのいろんな声が響きます(^m^)♪

  • 内容(「MARC」データベースより)
    ねこが大きな魚を釣ったんだけど、重くて大変なの。ねずみがびっくりして見ているよ。ねずみは魚にかんたんに食べられてしまった。うさぎも、いぬも、たぬきも、みんなやってきては食べられて…。1977年銀河社刊の再刊。


    ある意味でちょっと怖いところもあるかもしれません。
    いろんなものが食べられていく・・・
    それを最後に食すねこ。。。
    現実を考えると。。。

  • シュールでちょっぴり怖くて抱腹絶倒です!
    大人の方にもお勧め。

  • 弱肉強食!?
    色んな動物を食べてきた大きな魚を食べたねこは、人間と重ねることができる。この表紙に描かれた丸々太ったねこは、人間そのものなのだ。
    魚を食べたねこは、その魚がどんなものを食べてきたか知らない。
    ねずみ、うさぎ、いぬ、たぬき、きつね、ぶた、ごりら…。次々に食べていく魚を一見残酷なように感じる。
    しかし、本当に残酷なのは何も知らずに魚を食べたねこのほうではないだろうか。
    静かな問いかけにわたしたちは、普段、いのちをいただいているということにもう一度感謝をしなければいけないと思う。

  • えええっ、と何気に大人のわたしはこの猫に恐怖を感じてしまうのですが、
    子供達は大笑い。
    どんどん大きくなっていく理不尽さ。
    導入やちょっと雰囲気を和ませたい時に使っています。
    読み聞かせでは十八番のひとつです。おススメ。

  • スミと黄色のみで描かれ、ちょっとブラックなナンセンス絵本。最後まで読んだらまた最初から読みたくなるしかけがあります。<br>
    【キーワード】さかな、ねこ

全73件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。

「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長新太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×