- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784871101400
感想・レビュー・書評
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2011年度:1赤
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これって、子ども向きの絵本のはず!だけど、どこかシュールで、どこか愉快だ!
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ねこが大きな魚を釣って、運ぶ途中、背中に背負っている魚は近づいてきた、ねずみ、うさぎ、いぬ、たぬき、きつね、ぶた、ごりらを次々と食べてしまう。
大きくなりすぎて、運べなくなったので、ねこは魚をペロリと食べる。
けれどねこが食べたのは魚だけではない。
シュール。
ページをめくる度に、ええええ?!と驚き。 -
長新太さんのナンセンス世界が面白く、ちょっとコワくもあり、・・・どきどき☆・・・なんで!?・・・ええ~~っ!?・・・うそやぁ!・・・子どもたちのいろんな声が響きます(^m^)♪
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内容(「MARC」データベースより)
ねこが大きな魚を釣ったんだけど、重くて大変なの。ねずみがびっくりして見ているよ。ねずみは魚にかんたんに食べられてしまった。うさぎも、いぬも、たぬきも、みんなやってきては食べられて…。1977年銀河社刊の再刊。
ある意味でちょっと怖いところもあるかもしれません。
いろんなものが食べられていく・・・
それを最後に食すねこ。。。
現実を考えると。。。 -
シュールでちょっぴり怖くて抱腹絶倒です!
大人の方にもお勧め。 -
弱肉強食!?
色んな動物を食べてきた大きな魚を食べたねこは、人間と重ねることができる。この表紙に描かれた丸々太ったねこは、人間そのものなのだ。
魚を食べたねこは、その魚がどんなものを食べてきたか知らない。
ねずみ、うさぎ、いぬ、たぬき、きつね、ぶた、ごりら…。次々に食べていく魚を一見残酷なように感じる。
しかし、本当に残酷なのは何も知らずに魚を食べたねこのほうではないだろうか。
静かな問いかけにわたしたちは、普段、いのちをいただいているということにもう一度感謝をしなければいけないと思う。 -
えええっ、と何気に大人のわたしはこの猫に恐怖を感じてしまうのですが、
子供達は大笑い。
どんどん大きくなっていく理不尽さ。
導入やちょっと雰囲気を和ませたい時に使っています。
読み聞かせでは十八番のひとつです。おススメ。
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スミと黄色のみで描かれ、ちょっとブラックなナンセンス絵本。最後まで読んだらまた最初から読みたくなるしかけがあります。<br>
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