- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872339062
感想・レビュー・書評
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世にも不思議な物語的な世界。
構成が数学の証明の様な感じで、整った感があっていい。
最終章がこれまでの謎解きの役割も担っていて、ちょっとしたミステリーの要素も。
そう言えば昔、京大の胸像に色々な悪戯が繰り返されていたけれど(確かピンクのペンキが塗られたり…)、この小説の様なサークルが実在したのかなぁと改めて不思議に思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初森見登美彦。
面白かった!
読み始める前は頭に入って来なかったタイトルが、読み終えたらすっと入って来て納得。
気持ちがいい。
京都が舞台なのも、話によく合っている。
これ以上は何もネタバレなしで読んで欲しい本。 -
2
森見さんの書く文章は
少し古典的で、綺麗で
読んでいてほんとうに落ち着く
悪口の描写しかないはずの
小津に、中盤からなぜだか
愛着がわいてきました。。。
小津かわいい大好き。
どの道に進んだとて
どんな選択をしたとて
出会いあり、後悔あり、笑いあり、、
自分が自分であるのだから
同じようなものなんですね、きっと。
そして、早速ポケモンのあだ名を
もちぐま と命名しました(^ω^) -
にゃる!ほろ!というかんじ
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アニメを見たので読みました。字で見るとまた違った感じがしてとても楽しめた。
2014/9/15 -
阿呆な京大生の、阿呆な物語。
自分の出身校でもあり、かつこんな鬱屈した感情を抱かないわけでもなかったので、かなり感情移入して読めました。
あとがきにもあるように、ジャンル分けするとすれば並行世界ものSFになるのだと思うけれど、あんまりワクワクはしないかな笑
万人受けするわけではないけど、理屈をこねるのが好き人、恋人がほしくてたまらないけどそんな自分を認めたくない人などにはオススメです
2014.8.27(水) -
2014/6
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京都の大学生の「もし違うサークルに入っていたら」のパラレルワールド。
どんな選択をしても悪友小津と出会ってしまい、結局似たような運命を辿る。