- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872578126
感想・レビュー・書評
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実は初めて読む。部落差別のお話。Wikpediaの穢多の項によると、江戸時代は職業が保護されていたが、明治時代になると開放令で名目上平等になったが、自由化によって職業の独占を失ったため、返って困窮したとのこと。
部落差別問題は自分の周りには存在しなかった(と思っている)ので、知ってはいたが、問題意識にはなかった。
しかし、本書で少なからず衝撃を得た。本書、というよりも、島崎藤村の破戒そのものが、かなりえぐい。
名作ということなので(なにしろ小学五年生の教科書に文学史にタイトルが出てくる)、子供に読ませてやろうと思ったが、エロ親父が養女をエヘヘっという描写シーンも出てくるし、考え中。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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レビュー省略
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図書館に「まんがで読破」シリーズが揃っていることに気づいて、完読してやろうと思い立つ。
破戒ってそんな話だったんだっていうのが率直な感想。よく思い出してみたら文学史の説明でそんな感じのことを聞いた気がするけど、島崎藤村=破戒ってセットの暗記で終わってたな。破壊じゃなくて、破戒っていうタイトルで気づけよってところですね。 -
身分制度に翻弄される人間たちを、マンガで手軽に読めます。
島崎藤村の破戒を読んだことはなかったのですが、なんかすごく胸熱でした。 -
新書文庫
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主人公の穢多である事を隠して学校の教師をしているが、最後にはバレて学校から追放される。
未だに封建的身分制度が残る明治時代。身分で人を差別するのは今の日本では考えられないが、少し昔までは残っていたと思うと今の日本が恵まれているとつくづく思う。 -
薄っぺらい漫画仕様ではあるものの、内容はとても濃かったです。ラストでは涙が出ました。
身分など関係なく、意思の強さこそが肝心なのだと思いました。
原作を知らず読みましたが、ぜひ小説の方も読んでみたいと思いました。 -
泣いた