- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875746003
作品紹介・あらすじ
音楽史上ただ一人の天才、モーツァルト。その音楽と愛に彩られた短くも華麗なる35年の生涯。
感想・レビュー・書評
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これは実話ではないと思う。
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ナショナルシアターライブで舞台上映があったので観に行った。やっぱり『アマデウス』は良いと再確認したところで再読してみた。前に観たときは天才vs凡人が主題だと思っていたけど、今回改めて読むと神vs人だな。勝てない戦いに変化球で挑むサリエリさんは頑張ってる!
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アマデウスLIVE ムービー・オン・クラシックを今年の11月11日に神戸で見ました。要するに映画「アマデウス」の音楽部分をオーケストラの生演奏でやろうという企画。なかなか迫力があってよろしゅうございました。映画のアマデウスも何回見ても面白い私のお気に入りの映画の一つですが、前から思ってたんやけど、劇場版とはちょっと違うんですよね。映画では、最後にサリエリが自分は愚者の神だとか言って、平凡な人間の方が偉い、サリエリは才能に恵まれたモーツアルトに嫉妬して、(しかもモーツアルトは常識人から見て我慢のならない我が儘・傲慢人間)殺意をいただいたという面がどちらかというと強調されていると思うけど、この話のポイントは天才の才能を見抜く能力だけを持たされた人間の悲劇(他の一般人にはまだ理解できない才能を見抜いてしまう、まぁ今の評論家の能力ですかね)。世間は理解できないが、自分だけは自分はこいつに到底かなわんとわかってしまった人間の悲劇を描いた話だと思うんです。それを確かめたくて、読み直してみました。すでに、4~5回読んでます。再読に耐える良書です。
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戯曲の台本って、台本だけ読むと退屈な事が多いのですが(セリフとト書きだけだとキャラクターや場面のイメージが湧きにくいせいかな)、これは一気読みでした。おそらく、モーツアルトとサリエリの確執やモーツアルトの最期の辺りの逸話とか既に知っているので、それをどう料理するかという視点で楽しんでるからなのだろうと。大河ドラマの鑑賞に近い感覚。普通に読み物として楽しめますね。
サリエリ視点で描かれる故に見えてくるイロイロがあって、すごく面白いのでオススメ。 -
プラハ、チェコなどを舞台とした作品です。
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才能のあるなしに気付ける才能のあったサリエリ、自分にはモーツァルトほどの才能がないことが分かっているサリエリの、やり場のない悲しさ、怒りがガツンと伝わってきます。独白のとこがいいよ。
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読めば演出してみたくなる一本。モーツァルトが死ぬ所のト書きは秀逸だと思った。
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モーツァルト生誕250周年記念。