120% coool (幻冬舎文庫 や 1-3)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1077
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284749

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれた。coolすぎて理解できない。

  • すごーく好きだー!!詠美さんのお話は、最後にすとんと落ちがつくのがいい。この短編集はとくに秀逸で、全部のお話が好きでした。性の扱い方もかっこいい。嘘をついていない感じが好ましい。

  • 9つの短編集。「唇から蝶」「待ち伏せ」「DIET COKE」が好き。
    AMYの小説に出てくる登場人物は、「ぼくの妻の唇は青虫である。」と言ったかと思いきや、「あんたがあんたでいられる場所って、あんたがいるとこ以外にないんだよ。・・そこにいるってことに、もっと責任持ちなよ」と言う。「唇から蝶」は新鮮な感じ。

  • グロくてエロいのに、どこか温かい短編集。ガリレオの餌が一番好き。普段はハードボイルドを気取ってるおじさんが若い女の子に言いように振り回される、微笑ましいお話でした。

  • 100%では満足できないアナタに。
    +20%moreを掴めたら、それはそれは素敵。ひとつひとつのタイトルがステキすぎて、目次ですでににやけますw

  • 比喩表現が凄く綺麗だし、この人の書く女の人は凄く魅力的!男の人も妙にカッコいいしねー「ガリレオの餌」は本気で笑います。授業中読んでて吹き出した。(こら)あと「R」が好きだったなー

  • 短編集。どれも好きだけど「雨の化石」が一番ぐっときた。あんなにロマンチックに雨の日を
    楽しめる男の人ってそういないんじゃないかな。いたら、100%惚れる(笑)「別れることを考えると、涙が滲みそうになり、ぼくは目を伏せたくなる。けれど、いつも、静かなあきらめは、ぼくの心をよぎる。いとしい人。」というところが好き。読んでいて、目に少し涙が滲んだ。

  • 最高にCOOLな短編集。特に一番最初の「唇から蝶」はぞくっとする程色っぽくて、純粋でふしだらで真っ直で胸を揺さぶられます。

  • 男も女もないクールな世界。
    でも、とってもあったかい人間関係。
    都会のなかには、さらなる都会があったのか、というようなお話。

  • 今読んでるよ。
    あっこんな愛もあるんだ。って。
    特に青虫の唇の話。。。。なんか心くすぐる。

  • タイトルの作品だけ読んでもいい
    「120%COOOL」の意味が脳天にキターーーーーー

  • 唇から蝶が最高に好きです。

  • この人の短編は全力で読ませに来る。唇から蝶という作品と、表題作がお気に入り。

  • 独特の雰囲気を放つ、恋愛にまつわる短編集。どこか似たり寄ったりな男女のキャラ設定が、非常に気になる。面白く読めたと言うよりは、ただダラダラと読み流すような感じだった。イマイチ。

  • “唇から蝶”なんてどうして考えつくんだろう。
    綺麗で素敵な恋愛を描いた短編集。

  • 山田詠美の本の中では
    かなり好きな部類。
    幸せだけど下品でどこか悲しい恋が詰まったような本。

  • 誰かを大切に思う事

  • ▽100%の完璧な快楽では、愛という陳腐な言葉が入り込む。それを打ち消すには、もう20%を必要とする。あなたの恋を誰もが考える恋に引き下げてはいけない。山田詠美が新しく書いた、9つの愛の真理。
              1996/08/18 YKから

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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