- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882840701
感想・レビュー・書評
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星はつけられない
わたしと小鳥とすずと
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2022.6.9
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朗読が好きで、声に出して読ませていただきました。通り過ぎてしまいがちな小さな対象物にも、細やかに目を止める感性が優しいです。
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小学生のころから大好きで、定期的に開きたくなる本。優しさが染みわたって、心が浄化されます。この詩集の中からベスト3を選ぶとしたら、「わたしと小鳥とすずと」「ふしぎ」「みんなをすきに」かな。
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NHK100分de名著:1月の名著
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99309400 -
やさしくて切なくて、あったかくて、見えないものがたくさん見えている世界。
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大学生の時に出会った金子みすゞさん。全集がらでるとバイトしたお金で、学生生協で手に入れたのが、26年程前。今では、すごく有名になられましたが、初めてみすゞさんに出会うには、読みやすい短編集です。
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小学2くらいの国語の授業で扱ったやつ。それなのに、未だに結構暗唱できるのってやっぱり金子みすゞ凄いよね