- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883353040
感想・レビュー・書評
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2014年6月刊。コピーライターが試行錯誤して導き出した「伝わる言葉」の作り方。ストーリー仕立てで、イルカとの漫才風の小気味よいやりとりが楽しい。「伝える」と「伝わる」は全然違う。
◆【引用メモ】未来が過去をつくるんだ。(中略)どれだけ過去が辛かったとしても、未来で成功すれば、その過去はすべて、成功のための道筋になる。つまり、未来が良くなれば、どんな過去でもいい思い出になるわけだ。だから、過去についてくよくよするより、未来をよくするために努力する方がいい。未来を変えることで過去が変わるからな。(p.223) -
コピーにおいてのシンプルで分かりやすい技術指南書といった感じの本。
これらの技術を自然と応用していければいろんなことがうまくいくのかもしれない。
内容にあった難しいことを簡単に伝えられるのが大切、というのは納得。 -
例題は極端な事例が多いけど、経験値のない身としては勉強になるし面白い。
メソッドとして紹介されている技は普段のコミュニケーションにも使えるし応用も効きそうで上手く生きていくコツに通ずるんじゃないかと思う。 -
「伝える」のではなく「伝わる」ためにはどうすればいいかが書かれている。
「伝わっているか」という相手の立場に立って考えるためのメソッドが、イルカと相談者の対話形式で説明されている。
いいなと思ったのは、以下。
「わからないことが当たり前だと思えば、分からない人の気持ちも、わかるよね。」
「自由に考えたら、面白いことは生まれない。自由に考えて面白いことを考えられるのはアーティストだけだ。
ルールがあるから人は、はるかに考えやすいから。」
ちょっと考えるとそうだなあ〜。と思うけど、こういうことを自然にできるようになると、伝わるようになるかなと感じました。
※対話形式で話し言葉なので分かりやすかった反面、結論につくまで少し長く感じてしまいました。対話形式が自分に合うかどうかという事だと思います。 -
このメソッドは汎用性ある。一読の価値あり。
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コミュニケーションで最も大切なのは、いかに「伝えるか」よりもいかに「伝わるか」。
相手に伝わりやすい話し方には、様々なテクニックがあり、心を動かす伝え方をマスターできれば、コミュニケーションが今よりも楽しくなることでしょう。
その相手にわかりやすく伝わる話し方のメソッドを本書で学べます。 -
ルールを決める
相手になりきる
ターゲットを決めて新しく
ポジティブに伝える -
未来が過去をつくる。
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トーンは軽かったけど、とてもわかりやすくてすぐに使える考え方がたくさんあってよかった。何度も読み返すことになりそう。