- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883804788
感想・レビュー・書評
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ヒトラーの「我が闘争」を読んだ時に、根拠の説明なしにいきなり「ユダヤ=悪」「アーリア人(?)=偉大」という主張が始まってびっくりしたものだったが、その前に、当時のドイツ人の相当数の共通認識としての「嫌ユダヤ流」があったのかもしれないな、と思い当たった。たぶんアメリカにも「嫌黒人流」があったのだろう。
そこにどんなことが書いてあったかはだいたい想像がつく。 当時、ユダヤ人や黒人について、どんな悪口が流布されていたのかはぼくは知らないし、知りたいとも思わない。歴史もそこに関心を払わない。問題はそこにはないからだ。
人を嫌うのは勝手である。ぼくも嫌いな相手が何人もいるし、それが悪いことだとも思っていない。同じようにぼくを嫌う者もいるだろう。
だがぼくが誰かを嫌いなのは、そいつの言い草や、態度や、ものの考え方が嫌いだからだ。そいつの国籍や、肌や髪の色や、血液型のせいではない。
自分で選んだわけではない属性を根拠に攻撃することは、自分で選んだわけではない属性を根拠に攻撃されてもかまわない、という宣言をすることだ。ぼくはそんなことをされるのはイヤだから、人種差別はしない。
このたぐいの本を読んだり、発言を耳にしたりすると気が滅入ってくるのは、この連中がもし韓国や中国に生まれていたらどんな主張をしていたか、容易に想像できるからだ。日本が正しい、自分たちが間違っている、とは言わないだろう。結局、日本海を挟んで両側で面倒くさいことを言っている連中は、似た者同士、同好の士だ。狭い部屋にでも押し込んだら結構仲良くなるのではないだろうか。
K-POP聴いたり、日本アニメ見たりしてたほうが、よっぽどましな時間の使い方だな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ひとつの情報でそれが絶対だと考えない人には読んでもらいた一冊です。
本でもニュースでもインターネットでも、自分で情報を入れて、自分で考えて咀嚼して、理解できることが大事だと思います。 -
知識が増えます。いけないことですが、正直、韓国っていやだなと嫌悪感がでたのも事実です。
先日、「小泉首相」にキレた韓国人たちが総理に見立てて豚を切りさく画像を見たばかりだし。
日本人ならやらないもの・・・
ミスドで働いていたころ、飲茶を食べにくる韓国系の人はいつも不機嫌そうで感じ悪かったし。。
あぁいけない、偏見をもっても何も変わらない。。 -
この本はかなり売れたらしい。小林よしのり氏の作品などにも通じる、歴史を見直すための本。
色々な意見があると思うが、一度は読んで一人一人が考えてみるのがいいと思う。図書館にあります。
個人的にはもう謝罪する必要はまったくないと思うし、日本としてキチンと反対意見を強く主張するべきだと思う。温和に対応して納得する相手じゃないのだ。
日本のマスコミのヒドさにもうんざりします。 -
韓国の反日運動が話題になったころに購入したんかな。
これをもとに色々と調べていくことに。 -
漫画であるというのもあって、現在の日韓における問題点が分かりやすく描かれている。
内容についてはなるほどと思う点が多かったが、残念ながら著者や寄稿している評論家の文章には感情的な韓国に対する嫌悪感がにじみ出ていて(漫画における韓国人のあからさまな醜態や「にだ」を差別的に随所に使用など)、その点が本書のレベルを低くしている。 -
ブックオフで100円だったので買ってみた。内容は立ち読みで読んだことがあったが。文字の消失による歴史観の変化といった視点は注目すべきものがあるし、近隣諸国条項など気になる内容もあった。
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マスコミが隠している韓国。
知ってしまうと韓国が嫌いになる内容。
ほぼ漫画で、少し文章、という感じですが
己の中の知識を骨太にしてくれるものでした。
こういう理由なのは知っている、ものはありましたが
詳しく! と言われるとあやふやな知識だったので。
間違った認識も、ずっと言い続ければ本当になります。
そうなる前に、どうにかしないといけませんが
日本人は穏便に事なかれ主義。
周囲に助けられているから、ですまない未来が
やってくるまえに危機感を持つべきです。
あの民族衣装制服については、当時でさえ
大概の人が「何で女子だけ?」と思いました。 -
漫画としての完成度は高くないが、あえて漫画というスタイルでこの種のテーマを扱ったことはとても良いことと思う。
普段感じている、ぼんやりとした苛立ちや気持ちの悪さが、すっきりと見えてくる。韓国を知るには良い内容です。