凡事徹底 (活学叢書) (活学叢書 12)

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  • 致知出版社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784884743482

感想・レビュー・書評

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  • シンプルだけど、ビジネスのエッセンスが詰まっている。

  • イエローハットの元社長の書かれた読めば読むほど味が出てくる本。
    「凡事徹底」とはこの方の生き方でありパワーの源である。
    誰しもが自分の事を特別だと思い成功したいと思う。「凡事徹底」とは「やれば出来る事(平凡)な事を徹底する事により差をつける」という生き方である。

    仕事が出来るには無駄をなくす事が肝心
    縁をつなぐ為には感謝、感動する事が肝心。

    じゃあどうやったらそうなれるの?という問いの答え(キーワード)として「気づく」人になる事が大事だと説かれている。
    気づく為には①微差、僅差に拘り追求する事②人を喜ばせる事がファクターとなり、とりわけ②が大事だと言われている。

  • 掃除道と重複している箇所あり。目先の利益を求めるためにショートカットするのではなく、まずは当たり前のことを当たり前に行う姿勢が成功の鍵であるらしい。根深ければ葉繁し、目に見えない地下の努力が、やがて大きな成長につながる。読んですぐ、トイレ掃除しました

  • ⚫︎人間が残すべき遺産

    人間が残すべき遺産とは何か。
    金やものなど財産をのこすことも意義がある。しかし、それはなんにんにもできることではない。何人にもできてお金やものより価値のあることは、勇気ある高尚な生涯だ。
    by内村鑑三

  • 【櫻井】この本を読んで人生が大きく変わった。本当の意味での凡事徹底ということの素晴らしさを知りました。「小さく生きて大きく遣す」「微差僅差の積み重ねが大差となる」「平凡なことを非凡に努める」「掃除をして気付く人になる」

  • イエローハット創業者。凡事徹底についてエピソードを交えて語られている。小さく生きて大きく遺す。整理整頓、清掃、清潔。人を喜ばせることをする。「効率」を追求しすぎて敬遠される嫌いもあるが、誰でもできるようでできない。それが差になる。凡事徹底。

  • 凡事徹底は「積み重ねて」初めて人生を変える。

  • 今までとは全く違った企業観。
    小さな凡事を徹底して、大きく遺す。
    これは仕事のみならず、生き方に通ずるもの。

  • イエローハットの創業者の人の本。
    結果ではなく過程を大事にする考え方には共感できる。
    ただ、すぐ結果に結びつかないことは軽視する現代の風潮は仕方ないと思ってしまう。
    よく掃除してても結果に繋がらなければ上の人からは怒られるだろうし。
    だからこそ、誰にも気付かれないようにこっそり掃除するのがいいのかもしれない。
    私も掃除は嫌いではないので、これからのバイトでは朝いつもより5分早く出勤して、掃除に当てる時間を作ろうと思う。
    ただ、これが誰かに評価されるかというとやっぱりされないだろうから、掃除をしっかりやるっていう信念を貫くのは難しいんだろう。
    他人がどうこうではなくて、こういう些細な信念を持つのって大切なのではと思っている。
    まあ会社からすごい離れたところまでやるのはやりすぎじゃないかと。

    あと枠を使い切らないってのも良い考え方だと思った。
    お金の使い方とかもそうなんだろうな。

  • 人間は義務でやらなくてもいいことをどれだけやれるかが人格に比例する。縁をつなぐには、人間のひたむきな姿にまさるものはない。
    凡事を徹底することにより、いきいきと生きる姿をみせてくれる。
    さて、掃除しよう。

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著者プロフィール

昭和8(1933)年、東京生まれ。昭和27(1952)年、疎開先の岐阜県立東濃高校卒業。昭和28(1953)年、デトロイト商会入社。昭和36(1961)年、ローヤルを創業し社長に就任。平成9(1997)年、社名をイエローハットに変更。平成10(1998)年、同社取締役相談役となり、平成20(2008)年、取締役辞任。平成22(2010)年、退職。創業以来続けている掃除に多くの人が共鳴し、その活動はNPO法人「日本を美しくする会」として全国規模となるほか、海外にも輪が広がっている。著書に『凡事徹底』『続・凡事徹底』(以上、致知出版社)、『鍵山秀三郎「一日一話」』『すぐに結果を求めない生き方』(以上、PHP研究所)などがある。

「2020年 『大きな努力で小さな成果を――平凡なことを非凡に努める「凡事徹底」の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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