マニャーナの法則 明日できることを今日やるな

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887595422

感想・レビュー・書評

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  •  仕事をその発生と同じ日に手掛けるのは極力避ける
     クローズドリストを使う

    ⇒仕事を集めておいて、翌日に類別し、まとめてバッチ処理する

     ファーストタスクの考え方を

     うまくいかない場合は、まず、システムチェックを


    トリガーリスト
    望み通りの健康か?
    望み通りの体重か?
    望み通りの体型か?
    望み通りの服装か?

    望み通りの整理整頓か?
    望み通りのシステムか?

  • Library

  • <h1>マニャーナの法則</h1><h2>First Task</h2><h3>今、最も進めたい仕事であり、毎日一番始めにするべき仕事</h3><p>?Do とにかく「する」。ほんの少しずつでも手がけること。</p><p>?First 朝一番を逃すと、まずその日のうちにはできない。</p><p>?Every Day 自分で決めた「毎日」欠かさずやる。</h3><p>目標は、「できない理由が作れない」程度のものに。出張や旅行の時を「毎日」に入れなくても良いが、その日になって「できない」のはダメ。事前に「しない」と決めておくこと。成功の積み重ねを作るため。</p><p>First Taskは一つだけ。終わるまで続ける。</p><p>始める前に「終わり」の定義を明確にしておくこと</p><h3>First Taskに向く仕事</h3><p>?「やり残し」を片付ける</p><p>やり残しをクローズドリストにして、毎日朝一番に山を切り崩す</p><p>?仕事のシステムを修正する</p><p>「全然」「いつも」→問題が繰り返し起きるのはシステムに欠陥があるから</p><p>?プロジェクトを進める</h3><p>プロジェクトの特に重要な特定の期間をFirst Taskとして進める</p><h3>First Taskに向かない仕事</h3><p>同じことを繰り返す仕事</h3><p>外国語の習得、執筆、ダイエット、楽器の練習など</p> <h3>コミットメント</h3><p>「引き受ける」「私はこの仕事に専念する」という宣言</p><p>当然ながらコミットメントは対象の数が限られる</p><p>仕事のやり残しが出るなら、仕事の中身ではなく、コミットメントのしかたを見直すこと。</p><p>コミットメントにも定期的な手入れが必要</p><p>コミットメントをする=最後まで責任を持つ</p><p>コミットメントする時には、既存の仕事への影響を考える</p><p>「本当の仕事」と「忙しいだけの仕事」を区別する</p><p>人・仕事それぞれで違う</p><p>コミットメントを迫られたときに心のこもらないイエスを言わない</p><h3>仕事をやり残す原因と対策</h3><p>仕事の効率が悪い→クローズドリストを使い、仕事はバッチ処理に</p><p>重要なのは「結果がでない」ことではなく、「効率が悪い」こと。仕事を進めるスピードの問題</p><p>仕事を抱え過ぎている→本当の仕事を見極める</p><p>自分ができる以上に仕事を抱えれば仕事の質が落ちる。仕事を減らすこと=コミットメントを減らすこと</p><p>時間が足りない→「予定」以外のスケジュールを見積もる。会議の準備・移動も。</p><h3>緊急の仕事を見分ける</h3><p>今すぐ</p><p>何もかもやめてすぐに取り掛かる必要があるもの。仕事そのものが、「今すぐ」に対応できる仕組みになっている。不備が出るなら組織の問題。</p><p>今日中に</p><p>「今すぐ」ではないが、その日のうちにアクションを起こすこと。刺激に反応して「今日中に」の仕事を「今すぐ」と謝って認識していないか?</p><p>「今日中に」か「明日やる」かの判断に迷った場合は、書き留めてみること</p><p>明日やる</h3><p>どの仕事も「明日やる」カテゴリーに入れるのが理想的=仕事の計画が事前に立てられる。</p><p>仕事に必要以上の緊急性を与えない。</p><p>どんな仕事も、まずは「明日やる」ことにするのが正解。</p><h3>マニャーナの法則</h3><p>明日まで待てないほど、緊急な仕事はない=1日に発生する仕事を集めておいて次の日にやればよい</p><h4>翌日にまとめてバッチ処理</h4><p>メール:着信日の翌日にまとめて処理する</p><p>書類:新規の書類を置く場所を1カ所に絞る-->その日に出た書類はトレイに入れるだけ。翌日にまとめて処理</p><h4>タスク:コミュニケーションに関わる仕事とは関係ない仕事</h5><p>タスクには簡単なものとそうでないものがある。後者はプロジェクト(タスクの集合体)。</h4><p>タスクをプロジェクトにするかどうかは自分次第。一度で終わらせるかどうかで決めればよい。</p><p>タスクの分解は、「取っ掛かり」がつかめないときの有効な手段になる。</p><p>手間のかかるタスクは、まず分解して、第1段階=取っ掛かりを見つける</p><p></p><h5>タスクはモノとしては存在しないので、まずは書き留めて実体を与える:タスクダイアリー</h5><p>タスクが発生したら、翌日のページに書き込む。</p><p>一日の終わりに、最終項目の下に線を引き、翌日のクローズドリストにする。</p><p>今日中にのタスクは、今日のクローズドリストの下に書き込んでやる。</p><h5>タスクへの対応法は2通り</h5><p>分解してさらに小さなタスクにする</p><p>完了するまでタスクをリスト上に再登場させる:少しでも頻繁にやる</p> <h5>タスク・ダイアリー</h5><h6>タスク・ダイアリーに入る仕事</h6><p>前日以前にスケジュールされた仕事</p><p>前日に集められた仕事</p><p>「今日中に」する必要があり、「クローズドリスト」の下に追加された仕事</p><h6>タスク・ダイアリーには書かなくて良い仕事=毎日(定期的に)する仕事</h7><p>このリストにある仕事は簡単にすむものに→あまり手間のかかる仕事は入れない</h6><p>後片付け</p><p>机を整理する、データをバックアップする、ファイルを戻す、安全を確認するなど</p><p>毎日発生する仕事:溜め込んで処理するよりも毎日やっておく方が良い仕事</p><p>経費処理、勤務時間の記録など</p><p>毎日しておきたい仕事:「少しずつ頻繁」にの原則に従って、毎日少しずつやりたいと思う仕事</p><p>読書、運動、執筆など</p><p>繰り返しの必要な仕事:毎日に限らず、繰り返してするのがベストという仕事</h6><p>掃除、整理など</p> <h6>「その日の仕事」を把握する</h6><p>クローズドリストを使う:処理する時点で全てがはっきりしているはず</p><p>終わらない日があっても挽回は可能→ファーストタスクで処理する</p><p>3日間、1日分が片付かない日が続いたらシステムを総点検する:原因は3つしかない</h6><p>効率が悪い、仕事を抱えすぎている、時間が足りない</p><h6>プロジェクトに対処する</h6><p>プロジェクトのタイプは2つある:?継続作業のプロジェクト、?複数要素のプロジェクト</p><p>継続作業のプロジェクト:毎日一定の時刻を決めて取り組む</p><p>長期間にわたり繰り返される行動によって構成されるもの。行動そのものがプロジェクトの主体。目標が明確なものとそうでないものがある。</p><p>複数要素のプロジェクト:タスクに分解し、タスク・ダイアリーに書き込んで実行</p><p>目標達成に必要な複数の要素で構成される。行動ではなく目標達成が大切。</p><h7>どの順番でプロジェクトを進めるか</h7><p>緊急度の低い仕事から着手する</h7><p>緊急な仕事には2種類ある:?本当に緊急な仕事、?放って置いたので緊急になった仕事</p><h7>仕事を他人に任せる</h7><p>任せる=自らの責任においてなすべき仕事を他者に渡すこと</h7><p>仕事の完了とタイムマネジメントのどちらも問題がないように気をつける</p>

  • 仕事をきちんと管理して「本当の仕事」をする方法を提示する仕事術の本です。

    ポイントとしては、
    ・しなくちゃならないことは原則「明日する」
    ・本当に緊急なことのみ「今する」、緊急ではないが明日じゃ遅いものだけ「今日する」
    ・明確な目標を持ち力を集中する。忙しいだけの仕事ではなく本当の仕事をする。
    ・クローズ・リストを活用(処理と追加は別々にする)
    ・時間のかかるタスク(プロジェクト)は細かく分ける。
    ・デイリータスク、ファーストタスクを決める
    と言った点でしょうか。

    とにかく、正直カバーの折り返しに書いてあるまとめが秀逸。

    ちなみに、本書は翻訳本ですが、非常にわかりやすく翻訳されています。
    原作がよいのか、訳者がよいのかはわかりませんが、手書きの例示がきちんと日本語で作り直している点など、非常に好感が持てます。

    2011-11-05 読了

  • タスクシュートをするなら、この本は目を通しておいたほうがベターと思う。
    大橋氏、佐々木氏ともにお勧めの本、イコール、バックボーンはこの本だということ。

    以下注目点
    ・どんな仕事もまず、明日やるに入れるのが原則

  • よく名前を聞くのでいつか読もうと思ってたんですが、気づいたら中古でしか入手できなくなっていたので、慌てて購入。(2014.2.17)
    Exerciseを飛ばしてしまってますが、一通り読み終わった。
    仕事に関して、似たようなタスク管理をしていたのですが、読んで見直す方針が見えました。
    Outlookのタスクがオープンリストになってしまっているので、ほぼ日手帳を「タスク・ダイアリー」、最近また復活させたTask Chute 2を「WILL DOリスト」にしてみる。
    ほぼ日手帳とTask Chute 2の位置づけがモヤッとしてましたが、少しスッキリするかも知れない。
    (2014.2.26)

  • 実行可能なタスクリストを作ると言うことについて
    この本ほど明確な解を与えてくれた本はない。
    GTDのレビューフェーズにおけるNextActionリストの作成は
    マニャーナの法則の手法をもって行うのが良い。

  • ガチガチな時間管理ではなく、とてもシンプルな
    時間管理術が紹介されています。

    すぐにでも実践可能な内容です。
    WillDoリストは今の自分のタスク管理法と
    組み合わせて利用していこうと思います。

  • 時間管理に関する仕事術の本であり、「シゴタノ!」でも絶賛されていた。

    基本的な考え方は、「決めた仕事を終わらせる」ということで、やるべき仕事を確定させるためには、仕事が発生したその日ではなく、次の日にやる仕事に加えた上で、その日(明日=マニャーナ)にやりなさい、ということになる。

    それ以外にも、自主的な仕事を、「ファースト・タスク」として、毎日最初に取り組むといった考え方など、参考になる部分も多い。

    GTDの本と比べると、より仕事にフォーカスが当てられているという感じ。
    序盤(3章ぐらいまで)はあまり読む必要ないかな。あと、ところどころに入っているQ&Aもあまり必要性は感じられず、冗長となっている。

    [more]
    (目次)
    第1章 まず脳の特性を知っておこう
    第2章 仕事のシステムをつくる7つの原則
    第3章 「効率」はあなたの創造力と整理にかかっている!
    第4章 あなたのタイム・マネジメントは間違っている?
    第5章 忙しいだけの仕事は捨てよう
    第6章 緊急の仕事を見分けよう
    第7章 最強のマネジメント・ツール「クローズ・リスト」
    第8章 究極の仕事術「マニャーナの法則」
    第9章 タスク・ダイアリーを使ってみよう
    第10章 自主的な仕事は「ファースト・タスク」にする
    第11章 「WILL DOリスト」vs「TO DOリスト」
    第12章 その日の仕事を終わらせよう
    第13章 「ぐずぐず先送り」はこれで防止
    第14章 プロジェクトにはこう対処する
    第15章 システムを機能させよう

  • 個人的にはまったく新しい時間管理法だと言える。
    実際に使われている手法はそれほど目新しいものではない。
    リストを使うというのは非常にありふれた方法だ。
    しかし、そのリストの作り方が斬新だ。
    単にクローズとリストを使うというだけでなく、仕事を基本的に明日にまわすことで仕事を自分の距離を取るというのは単なる時間管理法だけではなく、ビジネスにおける自らのスタンスを決めることにもなるだろう。
    シンプルながら力強い方法論だと思う。

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