最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 320
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596115

感想・レビュー・書評

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  • 時間を有効に使えていないと自覚している自分にとって、考え方を改めさせられた良本。
    気づき
    できるビジネスマンとは
    1.高い能力を身につけていること
    2.そせて、それを「仕組み」にすることができること

    「他人の能力」を信頼してまかせられるようになることこそが、人を動かす立場にあるビジネにとって必要なスキル

    上司が部下に、そしてチームに対してやるべきことは、まず部下やチーム全体が働きやすくなるための「仕組み」づくり

  • 感想
    自分から仕事を切り離す。勇気が必要だが会社全体のために必要。その後どのように管理すれば良いか。共有し確認し改善する。常に目を光らせる。

  • 現代人は皆タスクに追われている。いかに素早くさばくか。私が普段行なっていることが、この本にたくさん書かれていて間違っていないということが認識できた。「作業系」と「考える系」に分類し、「考える系」に時間を割かなくてはならない。現代ではAIやRPAなど定型業務は人の手を介さず実施できる。「考える系」で人間の力を使わなければほとんど意味のないことになってしまう。チェックシートを作成して誰でも出来るように形式知化しておくことは労力がかかるが、最終的には時間短縮に繋がるため実施すべき。
    仕事のできる人の真似をすること。

  • 言っていることは押し並べて首肯。ですが、既知の情報だったかなという印象。

    To doリストのなんでも書き出す、ファイルは階層を深くしない・なんでも放り込む「その他」ファイルを用意する、属人的な仕事から誰でも均一にこなせるチェックシートの作成、メールはすぐ返信・24時間で決着などなど。

    すでに古典の装いがありますが、こういったマインドを現在のツールで運用する最新の書籍に当たりたくなりましたね。昨今はアプリやらなんらや充実していると聞いてますので。(置いてかれている自分が悲しみ)

    申し添えておきますが、これを個人でも組織でも体現できているかと言われればまだまだ至らないところばかりだと自省しております。やはり基本ではあるが、中々仕組み化するのは難しいから常にトライしていこうと襟を正す所存。

  • この本読んで
    本当に家の会社は【仕組みが無いな】と思った

    自分の悩みは、社長の後輩(No.2)が
    ビックリするくらい地頭が悪いって事
    定時過ぎてからまだ仕事してたり(明らかに時間を気にしていないだけの…)
    なんなら定時過ぎに急に作業場からいなくなり事務所に行って中の仕事するが…誰にも指示など出さないため…他の社員は残業することになり、もちろん目的もなく、人件費も気にしていない…

    残業する場合はホワイトボードに【今日何時まで】といつの間にか書いてあるだけで、社員は定時にそれにきづいたりする

    ちなみに、いらない情報は無駄にグループLINEに送ってくるし、グループLINEをあり得ない数作成し…何処に何を送ってるか理解もしていない…でも残業などは【口で伝達しない】【ホワイトボードに一方的に書く】を徹底

    つまり彼の中でルールもなく…
    社員の扱いも、一人一人違うから不公平になり
    仕事を第一に考える社員はドライに…
    アルバイト感覚のゲームやギャンブル好きの定時に帰りたい【会社の業務等、終了など気にしない】社員には、休みや…早退させるなど謎の手厚い配慮…

    複雑に考えられない人なのに
    シンプルに考えられない
    自分の判断や発言がどう物事に繋がるかわかってない

    ぁぁ…疲れるなぁ

  • この本の「仕組み」の定義は、「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」。「仕組み」が作れれば、誰かにやらせて、自分は別の仕事ができるって話。
    「仕組み」を作るために、作業はチェックシートにして、何も考えなくても行えるようにする。チェックシートにするのは良いんだけど、何も考えなくてもって考えが、自分としてはとても嫌だ。何も考えられない人間が出来上がるし、それならマシンの方がいい。仕組みを使う側の人間は優秀でないというレッテルを貼る感じも嫌だ。
    仕組みを作った上で、考えて動ける、優秀な人間を育てたいな。

  • 1 「仕組み」があなたの仕事を変える(なぜ「仕組み」が必要なのか
    「仕組み化」が必要な仕事と、そうでない仕事
    自分の仕事に「仕組み」をつくる
    「仕組み」でチームを動かす
    続ける「仕組み」をつくる
    「仕組み」仕事術・3つの黄金ルール)
    2 「作業系」の仕事を徹底的に効率化する(チェックシートを徹底活用しよう
    仕事の内容と手順をチェックシート化する)
    3 あらゆるタスクを一元管理する(データ管理の基本をおさえよう
    TO DOリストを使って、あらゆるタスクを一元管理
    一日かかっていた仕事が2時間で終わる!「考えない」仕事術
    メール処理に「仕組み」をつくる
    情報収集も「仕組み化」しよう)
    4 「仕組み」で考える人はこうしている“7つの習慣”
    LAST 「仕組み」仕事術が目指すもの

  • If you can create added value, your value will increase.

  • 目新しい情報はなかった

  • 自分の仕事を楽にする「仕組み化」のノウハウを今すぐに身につけることを目的した本

    仕事の仕組み化について、きちんとその効用等を説明して、その手順が示されていて仕事にすぐ活用できる点がとてもよい
    なお、 あくまで作業系ルーチンにの「仕組み化」を絞っている
    そのため、例えるならばボタン一つで動くマクロを作るかのように、うまく構築出来れば「だれでもいつ何度やっても同じ成果が出る」ことを目的としている内容です。

    【なるほどな点】
    ・仕組みとは「誰がいつ何度やっても同じ成果が出せるシステム」のこと
    ・何かがあった時に他の誰かが対応できる仕組みを作っておく。
    ・作業系の仕事を仕組み化することで捻出した時間を考える系の仕事に当てる。
    ・考えなくてもいいことにわざわざ頭をつかう必要はない
    ・他人の能力を信頼して任せられる様になることこそが、人を動かす立場にあるビジネスマンにとって必要なスキルである。
    ・続けるだけで9割のことはうまくいきます。
    ・使えるチェックシートを作る4つのコツ
     ①「TODO」と「詳細」に分ける、②できるだけ細かい手順に落としこむ、③判断を入れない、④二度目からはアルバイトでもできるように
    ・定期的に行う仕事は最初の1回めにチェックシートを作る。
    ・データ管理の基本:フォルダを細かく分け過ぎない
    ・アイディアやメモは、自分宛にメールを送る。(メールを送れないときはまずメモ、その後手が空いた時にメール)
    ・タスクが抽象的あるいは複雑であるため、手がつかない、途中で止まってしまうなら、より具体的な行動に細分化する。
    ・決裁の方法として24時間以内に拒否や他の意見がなければ、自動的に「承認」となる。
    ・仕組みで考える人はこうしている「7つの習慣」
     ①楽することにこだわる、②シンプルに考える、③記憶せずに記録する、④わからないことは聞く、⑤自分の時間を時給で判断する、⑥うまくいっている人の真似をする、⑦自分を型にはめる
    ・仕組み仕事術が目指しているのは仕事の骨組みを検討し最適の方法を組み立てること。
    ・仕組み化することで、うっかり忘れることがなくなる。

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著者プロフィール

ファイナンシャルアカデミーグループ代表/一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じて、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立し、代表に就任する。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行う。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かで、ゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。
『「仕組み」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『お金言論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『52歳からのお金のリアル』(プレジデント社)など、これまでに上梓した著書は約30冊、累計150万部を超える。著書は、韓国、台湾、中国でも翻訳され、発売されている。

「2019年 『最強の定年前マネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泉正人の作品

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