ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 1825
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596597

感想・レビュー・書評

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  • 読書もトレーニング的要素を取り入れることで上達する。
    熟読の大切さ。
    速読ばかりしていると馬鹿になるのは本当だと思う。
    たまには気合いを入れて、自分にとって難しい本をジックリ読みましょう。

  • 「読書は読み方次第で読み手の頭をいくらでもよくしてくれる最高の勉強法である」と言う。読書によって論理的思考力、ひらめきを得る力を向上させることができ、また特定の分野では読書による独学も可能である。
    本書で書かれているその読み方とは、以下の5つの読み方で、これを目的によって使い分けることだ。

    ■速読:必要な知識を短時間で得るための方法
    ■通読レベル1:楽しみの為であったり、一定の知識を得る為に全体をさっと読む方法
    ■通読レベル2:勉強の為の読み方で、線を引いたりメモをするなどしながらじっくり読む方法
    ■熟読:他の本を参照したり、ネットで関連情報を取りながら読む方法で最も頭がよくなる方法
    ■重読:人生を充実させる為に行う読書で心に響く本を何度も読むこと

    わたしはこの本によって、本を読むことの目的は知識を増やすのではなく、頭そのものをよくすること、という新しく魅力的な目的に出会えた。本を読むことが楽しくなり、もっとたくさんの良い本を読みたい、難しい本にでもチャレンジしたい、という気持ちにもなった。またたくさんの本を読むのではなく、良質な本を時間をかけても深く読み解くことへの魅力を感じた。深く読み解き論理構造を整理することが論理レベルを1つも2つも上にすることだということなので、最近私が行っている、論理構造を整理するためのマインドマップによる読書録はこの意味でも効果的であると考えられそうだ。
    この本はより読書欲を増す、もってこいの本である。重読に値する本だと思う。

  • ◆読書をその目的に応じて、速読と通読、熟読、重読に分けて紹介。論理的思考力を上げ、本質を理解するための読書の技術。

    ◇現象(WHAT)を死って、その理由(WHY)を考え、それを自分の仕事や人生や仕事に活かすか(HOW)を、本を読むことで身につけるのです。

    ◇不要な部分を最初に捨てる(読まないと決める)こと、捨てる部分を見つけること

    ◇速読は、あらかじめ自分が知りたいことがわかっている人が、それを手に入れるための手段。読むことではない。(中略)求める情報を検索し、調べるための読み方です。(中略)速読で問われるのは、全体をいかに早く読むかではなくて、必要十分な情報をいかに速く手に入れるかです。

    ◇読むこと自体が目的ではなく、何を得るかが目的です。

    ◇自分の専門分野や興味のある分野のものを、必要なところだけ、多くのことと関連付けながら、きっちり論理立てて読んでいく

    ◇引用文献を参照し、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして読むその過程こそが、様々なものを関連付け、広く深い論理を組み立てていく訓練、つまり、論理的思考力を身につける訓練となるのです。

  • 竹谷所有
    →10/04/24 大川さんレンタル

  • 小宮流 5つの読書法を提唱していて、読書を目的によって、速読、通読Level1・Level2、熟読、重読の5段階で使い分ける事を勧めている。読書について悩みがある人にはオススメです!

  • 頭を鍛えるための読書の心得を書いた本。速読は、情報処理能力を高めるための手法であって、文章を解読したり、考える力すなわち思考力を鍛えることは期待できない読み方であると知った。文章を理解するスピードを向上させることで、本を読むスピードアップも図れる。速読をすることで、文章力をアップを図ることは期待できないということを肝に銘じたい。

  • 110219
    必読書60 から
    ・旭山動物園 革命(小菅正夫)・商売の原点(鈴木敏文、セブンイレブン)・カリスマ体育教師の常勝教育(原田隆史)
    ・菜根譚(洪自誠)・道をひらく(松下幸之助)・実践経営哲学(松下幸之助)
    ・50イングリッシュ(サム パク)

  • 読み方のレベルを通読から熟読、重読まで、変えて読むことの違い、良さが書いてある。

    速読は内容が頭に入らない。

    買って読みたい本。

  • 小宮氏はごまかしのない方のように思われて、好感が持てる。
    速読の技術論が多く並んでいるが、筆者は速読は読書方法の一部(多くの情報を集めるもの)であって、全てではない。
    熟読こそ必要であることを説いている。

    また読書は自分の思考力をランクアップさせる素材であることも。

  • 「ビジネスマンのための」と有るとおり、女性だとまた違ってくるかもな~と思う部分もありますが、この本に出てくる参考図書を全部消化できてればかなり高いレベルの会話にもついていけそう。しかし、所詮人は自分の好きなことしか頑張れませんので、小宮さんのすすめる書籍の中で前々から気になっていたものから順次読んでみようと思います。

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著者プロフィール

経営コンサルタント/株式会社小宮コンサルタンツ代表

「2022年 『経営が必ずうまくいく考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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