- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784893095916
感想・レビュー・書評
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自分のニセモノを作るために、自分のことを振り返る。
ユーモアのある設定ですね。
ただコピーを作るのではなく、内面を深く考えてロボットに伝えないといけない、なかなか大変な作業です。
自分が考える自分と、他人が思う自分が異なることは当たり前ですが中々それを実感する時は少ないと思います。
著者の作品は本当によく考えさせられます。 -
① この本を選んだ理由
筆者のファンなので、定期的に読んでます。
そろそろ全て読んでしまいそう。
②あらすじ
自分のニセモノをつくって、やりたくないことをニセモノにやらせようとする子どもが登場する。
③感想
自分と向き合うことはよくやってますが、そういうことをやらない人にとっては、自分と向き合うきっかけになる本だと思います。大袈裟に言えば…
軽い感じで言えば、絵が見やすくて、面白い。
④自分について説明したり、考えたりしたこと
・すきなものと嫌いなもの。
・できることと、できないこと。
・昔からかわっていないこと。
・自分の跡がのこるもの
・自分が生産しているもの
・これからの進化
・自分の変化
・人から見た自分
・自分の居場所
・自分しかしらないこと
⑤登場人物
けんた
ロボ
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友だちの息子さんに誕生日プレゼントであげました。喜んでもらえてうれしいです♪
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ヨシタケシンスケさんの本、好き嫌いが分かれるけどこれはよかった!
ニセモノを作るために、自分について見つめ直す。
コロコロかわるとか、他人から見た自分とか、場所によって役目が違うとか。
大人の私でも、それでいいんだって安心させられる。
自分に自信がないとか、私ってなんだろうとか、悩みだした時期におすすめ。
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2017.02.27
大人向けの絵本
ロボットに僕のニセモノになってもらうため、僕って〇〇を紹介していく。
ニセモノをつくるために、自分の好きなもの嫌いなものから始まり、人との関わりあいで僕ができていること、また僕が関わることでできるもの、人から見た僕や僕の世界や、ありきたりな僕だけど、実は僕しか持ってないものがいっぱいある
改めて自分について考えるきっかけになった
自分ってなんなんだろうと悩む時にオススメしたい本
小さい頃からの僕
僕は跡が残る
僕はまだ作り途中
僕の周りのひとにの頭にも僕は一人ずついる
僕は一人しかいない
人間は一人ひとり自分の木を持っている
大きさはかんけいない
どうやって育てるか、かざりをつけるか、
そして自分の木を気に入っているかが一番大切 -
自分からみた自分は
世界のなかの自分のほんのいち部分。
そっだよね。
個人のレプリカをつくるのって
きっとすっごく難しい。
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ところで もし
せっかく巧い偽物が作れたとして、そのニセモノも、
オリジナルが嫌なことはやっぱり嫌がって
そのまたニセモノ作って永遠ループになったりしないか?
そう考える次第。くす。 -
自分のことを、いろんな観点から分析するのって、とても難しくて、そして面白い。自分の分身を作るのって本当に難しいなと思う。
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テーマ、視点、たとえ方、全てが納得のうまさ。あざやか。