スパイダー屋敷の晩餐会

  • 文渓堂
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784894235694

感想・レビュー・書評

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  • 2019.10.3 3-1

  • 危険人物と噂されているスパイダーの口車に乗って、
    部屋の中に入ってしまうきれいなフライ。

    子供の教育に良さそうです。

  • 有名な詩に絵をつけたものらしい。
    内容としては蜘蛛が甘い言葉でハエを誘い、1匹逃してもまた別の1匹を罠に掛けて食べてしまう、というもの。
    でも、いいことばかり言う人がいい人とは限らない、という寓意らしい。

    絵が雰囲気出ている。
    過去に罠に掛かった虫たちの幽霊みたいのが、印象的だった。

  • 心地よい甘い言葉をかけてくれる人が甘いものをくれるとはかぎらない。

  • お話は全ページ表紙と同じモノトーン。
    登場人物(?)は、あやしげなスパイダーのおじ様と、かわいいとんぼ(?)のフライお嬢さん。言葉巧みに自分の屋敷に引き込もうとするスパイダーとフライお嬢さんのやり取りが、なんとも危険な香り。
    そして、描かれている絵が、ちょうど外国の怪しげな映画を髣髴させます。

    衝撃的な、ハッピーエンドにならない結末。
    子ども達に向けた「甘い誘いにはご用心。 狙われるのはフライだけではない」というのも、インパクトがあります。

著者プロフィール

1969年、カリフォルニア生まれ。RPG(ロールプレイングゲーム)カード、”Dungeon & Dragons”のキャラクターを描き、カードゲームの世界で注目されることになる。また、絵本”スパイダー屋敷の晩餐会”(文溪堂)は、2003年のコールデッコット賞オナーブックとなった。更にH.ブラックとコンビを組んだ「スパイダーウィック家の謎」シリーズは、2004年、ニューヨークタイムズのベストセラーブックになった。他に主な作品としてジーナ・サザーランド賞受賞の絵本“ぼくとおとうさんのテッド”(文溪堂)などがある。

「2015年 『エバ、ほんとうのワンダ*ラへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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