- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894511309
感想・レビュー・書評
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人間にはお金の貧富と心の善悪(貧富ではないらしい)があるそうで、これは前者に関するものでいかにお金を儲けられる人になるかが記されている。
普通ならばお金と心、二ついっぺんに豊かになりたいと思うのが常なわけだが、それが成功を阻害している。まずは心の「悪」のエネルギーを利用して、傲慢にお金儲けに徹する。心の豊かさはそのあとである。(このへんから一般的にはかなり非常識^^
目標は紙に書くと実現する。ただ、目標には良い目標と悪い目標がある。良い目標の作り方は、自分が本当にやりたいことを見出すこと。でも単にやりたいことを挙げていっても、それはかならずやりたくないことも含んでいる。なので、やりたいことは、やりたくないことを明確化することで浮き彫りになるのである。
ここで重要なのはやりたくないからといってすぐにやめないこと。実際やりたくないことの中にやりたくないことがあるわけで(会社がやりたくないわけではなく、売り込み営業がやりたくないとか)、次のステップに進むために現在の経験から十分な学びを得るべきである。つまりやりたくないことを卒業し、やりたいことにうつるタイミングが大事。
ここで挙げた目標は、常に文字媒体として携帯し潜在意識の中に留めておくこと。そうすることで知らない内に脳が情報収集し、その目標に近づくための方策を検索し続けているのである。一種の催眠効果。
自分のセルフイメージをバージョンアップすること。いつまでも自分を凡人と思いなしていたら、結果が出てもただの偶然だと思ってしまうかもしれない。自分をスーパーマンだと思うこと、なんなら見た目からも変えてしまおう。これも一種の催眠効果。
成功者の共通点=本を読んでいる(またか
ここでフォトリーディングが紹介されていた。本を「テキスト情報」ではなく「イメージ情報」として捉え、1ページ1秒で読み取っていく読み方のこと。この読み方をすることで、本の重要部分はおおかた頭に入っている。そこでまた頭から斜め読みして目についたところを拾って読み込むのである。
普段話ている内容がそのまま現実となる。だから「否定的な会話をするグループ」から脱却し、お金持ちになりたっかたらお金持ちと一緒にいることが大事である。
営業の仕方。マーケティングで見込み客を集め、セールスで成約する。まずはお客の感情を利用して手を挙げさせる。「買うな」と言われたら買いたくなってしまう客心理をりようするのである。次に集まった見込み客を見極める。ここで重要なのは、よくある「買ってください」営業はしないこと。逆に「買いたいですか?」と問いかけ、答えがYESならそのまま商談、NOならとするのである。こうすることで営業マンは買う見込みがない客に時間をかけ、あげくに断られるということもなくなり、買う意志のあるお客にだけ時間をかけることができるようになる。またこれはお客のためにもなっている。買う気もないものを延々とセールスされてもウザいだけだもんね^^
この営業を続けていれば、逆に向こうから買わせてくださいという依頼がくるようになる。まさに「殿様営業」だ。
稼いだお金をコントロールする。三つ、お金に罪悪感を持たないこと、自分の年収は自分で決めること、お金が入ってくる流れを作り出ていく流れを作らないこと。
決断は思い切らない。空を飛びたいからビルから飛び降りてみる、なんてしないよね。
将来のいい面、将来の悪い面、現在のいい面、現在の悪い面を挙げ、解決策を考えること。
最後に。成功という光には必ず暗い影が付きまとう。その暗さを薄くするためには、やはり心の豊かさが必要である。完璧を目指さない、家族を大事にする、稼いだお金を有効に使う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私もマイホームが欲しい。しかも、キャッシュで買えるものならぜひぜひそうしたい。
計算してみると今年の年収は330万位。これが転職してボーナスがちゃんと出て、給料30万とボーナス2か月分計算で400万。
キャッシュでの家購入なんて夢物語・・・。
このままのサラリーマンでは絶対無理であることに気づいてしまった。
わたしも金儲けはいけないことだと思っていた。
しかし、それも間違っていたことがわかった。
自分が潤うことで周りが潤うのだ。
お金の流れをつくることが大切なのだと思った。
世の中金じゃないと思う。
しかし、「儲かっている人を揶揄するのなら、500万稼いで満足するのではなく、1億稼いで9500万寄付しろ」という言葉に衝撃を受けた。
金が全てではない。しかし、稼ぎたい。自分にどのぐらい稼ぐことが出来るのか試したいと思った。
どういう方法があるのか、まずは勉強か・・・と考える。なんとか脱したい。
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オーディブルにて読了
やりたくないことを書いてからやりたいことを書く
潜在意識に刷り込む
殿様バッタのセールス
営業は「買ってください」ではなく、お客に頭を下げない。「◯◯ですがどうしますか?」と、はいいいえで答えられる質問をする。 -
よくある成功法則として
・運を味方にする
・努力があれば、
・お金が全てじゃない
などなど、記されていることが多い。
うるせぇ。と思う方、、こちらへどうぞ。
綺麗事抜きの成功法則を3つへまとめた。
ゲスい感情
貧乏から抜け出してぇ。アイツには負けたくねぇ。このような、嫉妬や妬み、苦しみ、惨めさは、原動力になる。成功者も、「世の中のために、人のために」などと言いながら、最初はこの負の感情をキッカケに動き出している。
目標を書く
まずは目標を紙に書き出す。
はい、綺麗事キター!という人。
そうやって、結局やらない人がほとんどだ。
なんだかんだ、成功者はこんなバカみたいなことでもやっている。大谷もイチローも書き出していた。
より深く
目標を書くときに、
・やりたくないこと
・ワクワクすること
を意識しよう。
副業で稼ぎたいが、人には会いたくないのであれば、目標は「PCやスマホを利用した副業で稼ぐ」となる。
またワクワクしないことは、現実的ではない。
ノーベル賞をとる、芥川賞をとるという目標は、私にとってはワクワクしない。現実的でないからだ。 -
14年ほど前に読んだのを再読
簡単なこと、非常識なことを積み重ねること
その手がかりをもらった
肩書き、イメージする -
マーケター、コンサルタントとして有名な著者が、「お金と自由をもたらす8つの習慣」というテーマでまとめた本。
最初に書かれたのが2002年ということですが、一部の事例を除き、色褪せない内容だと思いました。
成功法則は、成功法則を商売にして成功した人によって語られ、「感謝しよう」「人に与えよう」「いまを生きよう」「大きな目標を持とう」という、差し障りのないもので溢れている。
といったことが冒頭に書かれていて、まず痛快。
タイトルに「非常識な」と入っているように、巷に溢れた聞き慣れた成功法則ではなく、それでいて、難解なものではない「習慣」が紹介されています。
端的に言えば、セルフイメージを高めることで行動が伴うようになり、現実が変わっていく、という内容。
とはいえ、初めの一歩である「セルフイメージ」を高めることが多くの人にとって難しいのですが、そこは、清濁併せ呑むことを肯定することで、「これならできるかも」と思わせてくれました。
まずは、自分でも実践してみて、年収10倍を目指してみようと思います。 -
タイトルに惹かれました。悪の感情を利用する、目標を紙に書く、やりたくないことをあげる、ミッション(使命感)をもつ、自分に都合の良い肩書きをつける、テープを聞く、フォトリーディング、付き合う人を選ぶ、お金を愛する、現在と将来の良い面と悪い面を比べる、などが印象に残りました。割と脳科学というか潜在意識を変えることの大切さをメインに説かれていました。
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目標を持ち毎日過ごすこと、そして感性を磨くにはたくさんその分野に触れること。
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筆者自身「いまや、他の本でもフツーに書いてある」ことだと述べているように、確かに物珍しいことは書かれていない。だけど、だからこそ、その"フツー"をどこかないがしろにしているなと感じることもある。"フツー"を見直すことからかなとも思う。
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10年ぐらい前にプレゼントしてもらった本、
ようやく読みました、ありがとう。