涙の数だけ大きくなれる!

著者 :
  • フォレスト出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894513143

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  • ☆人生で大切な「生きるメッセージ」
     「勉強は何のためにするのか」
     「幸せって何だろうか」
     「あきらめないこと」
     「努力の本当の意味」
     「感謝する気持ち」

    第1章 仕事がイヤになった時に……
    STORY1 戦渦の子どもたちが望んだもの
     1979年から10年間続いたアフガニスタン戦争。
     いつ死ぬかもわからない状況に置かれていた子どもたちが、
     海外のマスコミの記者に答えた「一番の望み」とは……。
     ●仕事ができるという喜び
    STORY2 あるレジ打ちの女性
     その女性は、何をやっても続かない人だった。
     何度も仕事を変え、派遣先から紹介された仕事はレジ打ちだった。
     この仕事もやめようと思った彼女に、ある心の変化が訪れる……。
     ●明日やめようと思って、今日を生きる
    STORY3 ある生徒の高校受験
     難関校合格を目指す塾に、ある生徒が入塾してきた。
     宿題をテキストの隅に書いてくるのだが、それにはある事情があった。
     彼が高校受験にかけたものは何だったのか……。

    第2章 仕事がつまらなくなったら……
    STORY4 たった1つの社訓
     経営理念は「お客様の喜ぶことをしよう」というものだった。
     ある時、あるお客が靴を買いに来たが、あいにく在庫切れ。
     そこで店員が起こした思わぬ行動とは……。
     ●あなたの問題を取り払ってくれるのは誰か?
     ●どんな仕事にも必ず意味がある
     ●あなたを喜んでくれる人はたくさんいる

    第3章 人間関係に悩んだら……
    STORY5 「ミラー細胞」と佐賀北高校
     2007年の夏の甲子園。県立高校としては11年ぶりの全国制覇を果たした佐賀北高校。
     彼らの優勝の裏には、知られざる秘密があった……。
     ●一生のうち、あなたは何人の人と出会うか?
    STORY6 なぜ、ガンはV字編隊で飛ぶのか?
     ガンがV字編隊で飛ぶには理由がある。
     塾というライバル同士が競う場所で著者が伝えた人生における人間関  係の意味とは……。

    第4章 あなたにできることは何か?
    STORY7 母の足
     ある会社の就職試験。
     出された課題は「お母さんの足を洗いなさい」というものだった。
     しかし、母親の足をなかなか洗うことができなかった……。
     ●誰かのために生きると人生が変わる
    STORY8 あるパチンコ店の話
     いつも同じパチンコ台に座るおじいさんがいた。
     ある冬の日、駐車場で倒れている姿を発見する。
     親族に呼び出され、そこで息子さんから言われた言葉とは……。
     ●仕事はあなたに最高の幸せをプレゼントしてくれる

    第5章 あなたが大きくなるために……
    STORY9 夢をあきらめない
     1997年のワールドカップ予選リーグ。
     負ければ予選敗退が決定するという対ウズベキスタン戦で、
     チームとサポーターの夢をつないだ一人の男がいた……。
     ●当たり前のことを当たり前と思えないくらいにやる
    STORY10 腐らないリンゴ
     2年間放置しても腐らない「奇跡のリンゴ」というものがある。
     しかし、このリンゴの誕生には想像を絶するドラマがあった。
     死をも決意したある男を突き動かしたものとは……。

  • 作者の塾講師の時のエピソードのエピソードなど、子育てにも役立つ内容。レジ打ちの人の話は感動的。

  • 悲しいことが2つ。1つめは、このテの話はテレビなどでよく取り上げられていて既に食傷気味になっていること。2つめは、これらの話を受け入れられる素直さを表に出す勇気がないこと。

  • 「あるレジ打ちの女性」が良かった。ジーンときた。

  • ◆塾で講師をしていた著者が、生徒たちに「勉強は何のためにするのか」「幸せってなんだろうか」「諦めないこと」「努力の本当の意味」「感謝する気持ち」などを伝えるために話をしてきた感動のストーリー。

    ◇うちの子は少しもいうことを聞かないとお母さんが思っているときは、彼も、お母さんは僕の話を少しも聞いてくれないと思っているのですよ。

    ◇仕事から「感動」がなくなると、「惰性」の日々が始まります。そのような労働時間の切り売りに情熱を傾けることはできません。

    ◇結局、自分が何かをする、行動するというのは、誰かがそれによって助けられているということになります。そして、人間というのは、誰かのために力を出すときに最も力を発揮できるのです。

    ◇ノウハウや制度ばかりを追及しても、社員の心が豊かにならないと、組織は活性化しない。「本当の感謝とは何か?」を社員に実体験させてこそ、お客様に心から感謝できる社員が育つのだと。

  • 感動する話が山盛り。
    アフガニスタンの子供たちの話と、電球磨きの話が印象的でした。 

  • 一つひとつの小さな物語に、実に大きな感動が待っていました。「やって当たり前のことを、当たり前と思えないほどの情熱を傾けて行うこと」これを著者は「努力」として定義付けをされている。素晴らしい言葉である。

  • 教育は大人→子どもの学び方ではない。

    子ども→大人が学ぶのだ。

  • 人に感動を与える仕事とはどういうものか、レジ打ちのエピソードから感じ取ることが出来た。

  • 素直な私はやる気が出ます。(笑)

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著者プロフィール

1965年、大阪府生まれ。株式会社アビリティトレーニング代表。
学生時代に大手進学塾の講師経験で得た充実感が忘れられず、銀行を退職して同塾の専任講師になる。
生徒からの支持率95%以上という驚異的な成績を誇り、多くの生徒を灘高をはじめとする超難関校合格へと導く。
「感動が人を動かす」をモットーに、ノウハウや学力だけではなく人間力も伸ばす教育指導は、企業、教育団体、保護者から絶大な支持を受ける。
講演やセミナーの受講者は“累計35万人”を超え「泣けるセミナー」として常に満席。
著書は『涙の数だけ大きくなれる! 』(フォレスト出版)、『ココロでわかると必ず人は伸びる』(総合法令)等10作がすべてベストセラー!

「2019年 『ココロでわかれば、人は"本気"で走り出す!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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