三国志 (5の巻) (ハルキ文庫 き 3-5 時代小説文庫)

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  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894568969

感想・レビュー・書評

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  • 袁紹を破ってからの曹操の勢いは止まらない。
    しかし、どこか孤独な覇者といった感じがする。
    信頼する荀彧とは根っこの部分で考え方を理解しあえない事をしっている。赤兎と張遼の思いに死んだ呂布へすら嫉妬している。才能がある人はそれ故に全て自分でやろうとする。陳宮もそれが原因で自分から離れていった。
    松下幸之助の私は何もできなかったから成功したのだという話を思い出した。
    次巻は才能は曹操に大きく劣る劉備が才能の塊ともいえる諸葛亮との運命の出会いになるのか。

  • 最後まで好きになれなかった袁紹がとうとう。。これで大きく流れが変わっていってこれから面白くなりそう。最後の最後で孔明の名前が出てきて、かなりテンション上がりました。劉備軍の活躍がやっと見られるかな。

  • だんだん面白くなってきた。
    でもしつこいが、やっぱ『水滸伝』と比べると輝きは色あせるなあ。
    とは言え、ついに孔明の名が登場!次巻はかなり期待。

  • 着々と天下統一に向かう曹操。劉備はなかなか大きくなれない。南では周瑜が水軍を整え曹操に備えているのだが・・・

  • 再再再読を開始
    次こそは13巻まで!!!

    しかしやっぱおもしろいな

  • 官渡の戦いで袁紹を下した曹操が河北4州の制圧に乗り出し、大きく飛躍する。新野にとどまる劉備は徐庶と出会い、曹操と戦う。いろいろ動くが、メインは曹操。支配地域を広げ、覇者に近づく。

  • 徐庶の八門金鎖の活躍があるよ!

  • 徐庶とかいたなーと思って懐かしくなった。
    張衛とかメインキャラじゃないと思うんだけど、こういうキャラに旅をさせることによって、他の人物を詳しく書きたいのかなぁとか思う。

  • 劉備の笑顔に何回動揺するんだ徐庶よ…

  • 再読の「三国志」。

    北方三国志第5巻「八魁の星」。

    官渡の戦いその後の経過を描く。

    袁紹が倒れ、袁家の分裂が始まる。

    曹操と対峙する劉備は、伊籍の友で司馬徽門下の
    軍師徐庶と出会う。
    そして徐庶の献策により南下してきた曹操軍の
    八門金鎖の陣をあっさりと破るのであった。

    破られた曹操は、慎重なはずの劉備が陣を破ったことで、
    劉備が軍師を得たのではないと直感する。

    そして徐庶は諸葛亮の存在を劉備への置き土産とし、
    曹操のもとへと去っていくのである。

    次巻でついに登場する諸葛亮。
    赤壁へと歴史は流れていくのである。

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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