自殺うさぎの本

  • ネオテリック
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  • Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784899980612

感想・レビュー・書評

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  • 残酷すぎて笑える。

  •  前触れも理由もなしに、とにかく兎たちが次から次へと自殺したがる絵本。
     飛行機のプロペラに飛び込んだり、砂漠で餓死したり、トースターにすっぽりと入ったり、フィギュアスケーターに引かれたりと、絵本の始まりから終わりまであらゆる方法で死にまくる兎たちの絵本です。

     シンプルな線で描かれた兎は可愛らしい。
     しかし、やっていることは結構なグロさのはずだけれども、血の表現や内蔵の表現がないのでグロさは感じられず、安心して見られます。
     自殺した結果、縦に千切りにれたり細切れにされたり液状化してしまう兎は、リアル兎ではなくてぬいぐるみ兎のよう。
     

     是非、一度は手に取ってほしいブラックユーモアの世界、大人の絵本。


     縦13センチ、横18センチと小さめのサイズなので、趣味があう友人へのプレゼントには最適。
     間違っても、健やかに育つことを願っている親戚の小さい子にあげてはいけない。




     

  • このうさぎたちは自殺に特化した生物なのだろう。
    死ぬことに焦がれ、どうやって奇をてらった死に方をするか、
    それを考えて生き、死んでいくのだろう。
    望んだ死に方で最期を迎える彼らが、最高に狂っていて愛おしい。

  • 無表情なうさぎ達が、1Pごとにありとあらゆる手を尽くして自殺を図る!?
    中には未然に阻止されるだろってツッコミを入れたいのもあるが、ブラックでシュール笑いで病み付きになるw

  • 1羽のウサギが何度も何度も死にきれない自殺をする絵本だと思って読んだのですが、ちゃんと?しっかり、時には1羽で、時にはたくさん死んでしまう。
    うさぎにネザーランドドワーフなどの種類があるように自殺うさぎとゆう種類があることが前提のブラックユーモアなお話。

  • タイトル通りに、とにかく頑張って自殺しようとするうさぎ達。
    自殺なんてネガティブな行為をサラッとやってのけたり、
    失敗したり、頑張ったりするので
    なんでそこまで頑張るの…?みたいなシュールさでクスッときたりする。

    割とエグい死に方してたりもするけどサラッと読めちゃう。

  • かわいい本って思って
    手に取りましたが
    とってもシュールな絵本です。

    ぶらっくゆーもあが好きな人におすすめ。

  • 状況がわからなくて一瞬「?」と思っても次の瞬間「ああ!」となる。クイズ本みたいに楽しみました。イラストは可愛いですが、内容はインパクトがあります。

  • ハイセンス

  • とにかくうさぎがいっぱい
    かなりブラックですw

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