文庫版 バビロンの大富豪

  • グスコー出版
4.06
  • (84)
  • (76)
  • (45)
  • (8)
  • (3)
本棚登録 : 1060
感想 : 84
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901423274

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • バビロンに住む裕福な登場人物が、どのようにお金を増やし大富豪になったか、その経験談を通して豊かに生きるための知恵を学ぶ物語。
    そこで語られる知恵や教訓の中には、お金を増やす時だけでなく、仕事や生活においても役立つものも多数ある。また、古代人のシンプルな生き方を背景として物語が語られるため、知恵や教訓が腹落ちしやすかった。

    ■自分の判断に自惚れず、知識のある人に助言を求める

    ■決意あるところに道は開ける。強く明確な望みを持つべし

    ■幸運を呼ぶ人とは、与えられたチャンスのタイミングで"行動できる人"(=not優柔不断)

    ■懸命に働けば必ず見返りはくる。いい仕事をすればした分だけ人間として成長する。

  • これで僕も大富豪!

  • 訳本とは思えないくらい文章が読みやすく(不自然な訳語がない)、内容も小説のようでサラッと読める。
    漫画版では、少年が国一番の金持ちから「金持ちになる方法」を学ぶというストーリーだったが、文庫版では更に「金持ちになる方法」について国民たちが議論するストーリーや、「方法」を学んだ奴隷が自ら自由を勝ち取るといった他のストーリーも含まれている。
    オムニバス形式の説話集のよう。

    終始一貫しているのは、給料の1割は常に(先取り)貯金して、ある程度貯まったら投資にまわして福利で運用せよ、ということだった。

    1割貯金は、具体的な方法論で再現性が高い。すぐにでも真似したい教えだと思う。(すでにやっている)
    投資については、あまり詳細に記載がなく、「商売がうまくいった」とまとめられていてストーリーが出来すぎていると感じる。

    最後の章で、「仕事を嫌なことと捉えるよりも、仕事を友だちのように扱って好きになる方がよい」との教えがある。
    仕事は生きがいにもなり得るし、今流行りのFIREにも一石を投じる考えだと感じる。

  • 読みやすかった。マネー関係の勉強に対してモチベーションが上がる本。
    大事なことが書いてあるけれど、長さの割には同じことの繰り返しで内容が薄いように感じた。

  • 2021/09/22
    2021年25冊目。
    今年読んだ本の中でもトップ3に入るほど、影響受けた一冊。資産形成・資産運用の最中で指針や、先人の知恵を学びたいと考えていた最中にPrime Readingで見つけ読み始めた。シンプルな短編の構成から、含蓄に富んだ普遍的な教えを学ぶことができる素晴らしい書籍だと感じた。書いてある事と現代の、自らの仕事への向き合い方、お金の使い方、資産形成・運用について考えさせられる本。何人もマストで読むべき。

  • 昔漫画版読んだのだが良かったので、機をあけて小説版も読んでみた。

    昔の話だが、身になりそしてその内容はやはり古びれていないと感じる物語だった。

    しかも、借金の話や、奴隷から成り上がった話、金貸の話など、漫画版にはなかった(記憶にないだけ?)の+アルファの話をしれた。

    -働くことのズバらしさ
    -投資は慎重にby金貸
    -まずは、決意から始まる(借金返す人)
    -まずは収入の1/10を貯めよ

    素敵な物語だど思う。

  • 儲け話のような特別なことは何も書いてない。働く喜び、節制の大切さを教えてくれる。

  • とても読みやすい内容で、かつしっかりとしたお金に対する心持ちを教えてくれる本でした。
    お金に対して、何かしらの意識がある人は一度読んでみると良いと思います。

  • 長年読み継がれている名著とのことで、こちらを読んでお金の勉強。
    古代バビロン国が裕福な人が多かったとのことで、どのように資産づくりを彼らが学んでいたか。
    根本的なとこはやはり現代と同じですね。散財はダメ絶対

  • これは仕事や人生への意欲、お金で悩む人みんなに超オススメ!単なる自己啓発本にはない感動的で史実に基づくリアリティのあるストーリーも満載。
    こんな世界が存在していたなんて

全84件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1874年、米国ミズーリ州ルイジアナ生まれ。ネブラスカ大学卒業後、米西戦争中に、米国陸軍で軍務に就く。その後、コロラド州デンバーにおいてクレイソン・マップ・カンパニーを設立。1926年に節約と経済的成功をテーマにした短編寓話シリーズを発行し、人気を博す。のちにこのシリーズが『The Richest Man In Babylon(バビロン一の大金持ち)』として単行本化され、90年以上たった今も世界中で翻訳されて、いまなお読者を増やしつづけている。

「2021年 『バビロン大富豪の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョージ・S・クレイソンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×