何も持たず存在するということ

  • 336人登録
  • 3.61評価
    • (24)
    • (55)
    • (78)
    • (4)
    • (0)
  • 61レビュー
著者 : 角田光代
  • 幻戯書房 (2008年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901998338

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
角田 光代
角田 光代
角田 光代
村上 春樹
有川 浩
川上 未映子
村上 春樹
角田 光代
伊坂 幸太郎
角田 光代
角田 光代
桜庭 一樹
角田 光代
よしもと ばなな
角田 光代
瀬尾 まいこ
村上 春樹
川上 未映子
三浦 しをん
角田 光代
有効な右矢印 無効な右矢印

何も持たず存在するということの感想・レビュー・書評

  • タイトルがとても好き。

    角田さんのエッセイは言葉に力みがないように思う。
    面白く書こうとして、大げさになるようなことがないのではないか。
    だからなのか読んでいてすごくほっとする。
    角田さんのエッセイを読むと、角田さんのことが好きになる。
    私もこうありたいと思う。

    強いとか弱いとか、優れているとか劣っているとかではなくて、ただ自分として存在すること。
    どこにいても、誰が相手でもそれは変わらないことなんだ。

  • 角田さんが旅好きだということで、旅の話が面白かった。

  • 角田さんの作品はやはり小説の方が好きかも。

  • 角田さんの著作は全部読んだつもりになっていたけど、それは小説だけなのであった・・・(^_^;)

    ガツガツ読んでいた時期に、とてもエッセイまで手が回らん!と思って端折っちゃったのね・・・猛省。

    というわけで、とりあえず一番最後のを読んでみてぶったまげる!
    なぬ~!?大野一雄さんが体育教師だったですと!?
    それを「風変わりなおじさんがいた。おじさんというよりはおじいさんというほうが近いような、初老の男性である。小学生の一年時から彼の存在を知っていたが、彼が何ものであるのかを私は知らなかった。」とは!www

    世界的に有名な舞踏家の大野さんであるが、自分がどれほどの者かなどとは語らなかったらしい。
    「彼はただ、彼自身だった。花が美しさを誇示せずそこにただ在るように、彼は自分自身として、いたのである。」

    これが本書のタイトルにもなっている「何も持たず存在するということ」というエッセイ。
    う~ん、すばらしい!!!この文章に出会えただけでも、この本を手にした価値があります♡

    もちろん、その他にもますます角田さんの様々な面を知り身近に感じられるような、素敵なエッセイが盛りだくさん!!

    さぁ~て、またガンガン攻めなくっちゃ!!!w

  • 久しぶりに彼女の本を読んだ。エッセイは初めてだったかもしれない。可愛らしい女性だなぁと思った。
    彼女の小説を読んでみたくなった。

  • 2012.1.9読了。
    大人になって、高校生のころより私たちははるかに自由になった。(中略)しかしそれを大人になった私たちは自由だと感じることができるのだろうか。(p205「なぜ女は女を区分けしたがるのか」)

  • 今から6年前の作品。
    約5年分のエッセイが詰まっているので、10年前のエッセイもあり、少し古いなと感じることもある。

    少々、彼女のイライラ?愚痴っぽい?ような文章は好みではないので飛ばした。

    小説家になった経緯や、小説家であるということについて彼女なりに葛藤されているのが面白かった。

  • タイトルに惹かれて。
    初めてじっくりエッセイを読んだのではないかと思います。名前は存じていましたが、こんな文章を書くなんて!日常を綴ったものは共感できたり、くすっと笑えたり…素敵だなと思いました。どっぷりと角田さんの世界にハマってしまいました

  • エッセイ集。
    ひとりで生きる女性、家族との関係、仲間との関係、なりたい大人像、人間像には身につまされる。

  • 初読。

    初めて角田さんのエッセイを読んだのだけど、
    っとしてて癖のない文章がエッセイだと際立つのね~。

    女性作家のエッセイは作家の自分!というアクが、
    良くも悪くも強くて、そこに当てられてしまったり、
    また、酔うようにしてクセになってしまったりするのだけど、
    この本は淡々としている。

    その分、少し退屈というか、
    興味のある事柄が書かれているのに、あまり記憶にひっかからず
    流れていってしまうなー
    と感じてたのだけど、終盤の直木賞とお母様が逝去される話は
    やはり迫ってくるものがあって、ああ、八月の蝉を書いた人だよなぁ、と。

  • また手に取って読みたくなるエッセイ。角田さんの芯に触れることができた気がする。
    文庫になることを臨みます。

  • 角田さんの小説は何度か読んだことがあったが、エッセイは初めて。言葉の選び方、話のまとめ方がとても良いと思った。

  • 角田さんの本は以前友人に恋愛ものを勧められた事があり、そちらはあまり好みに合致しなかったのですが、こちらは日常の些細な出来事などを中心に描いたエッセイで、たのしく読めました。Ⅰ~Ⅲと、徐々に筆者の内面の深い階層に進んでいく構成も好きです。

    ひとつひとつが短いので読みでは軽いのですが、言葉に出来ないきもちにさせてくれる文章が幾つかありました。私はこういう心持ちを味わうために本を読んでいる節がありますので、読了して「うーん、いい本だった」としみじみしました。手元に置いてときおり読み返したくなる本です。

  • 角田さんの10年を身近に感じながら読み進めた。
    中でもお母さんの最期に触れている場面では、
    その後の角田さんの心のざわつきや喪失感が感じられて涙がでた。
    お母様のお葬式に喪服で集まってくれた編集者の方々が、その数日後、受賞のパーティーで鮮やかに出迎えてくれた場面なんて、その様が目に浮かんでウルウル。
    喜びも悲しみも、お互いを消し去ることはできないという表現も
    角田さんらしくて何度も何度も噛みしめるように読んだ。
    益々、角田さんを好きになった一冊です。

  • 角田光代さんのエッセイをまとめた1冊。この人のエッセイは考え方、言葉の選び方、ちょっといい加減な様子、でも反面深く深く考えていると思われるところが好き。

    たくさん角田さんの作品を読みたくなり、ブクログ再チェックしたら案外読んでいた事に驚いた。

    表紙と題名が気に入り手に取った本。
    シンプルな考え方。この先ぐるぐる悩んだらまた読もう!!

  • 好きな作家の分類は、二つある。
    一緒に飲みたいか、飲みたくないか。
    角田光代は、「飲みたい」方だ。(因みに、江國香織は、飲みたく無い方。)
    彼女の小説は、ほとんど読んでいるし、好きな方だけれど、「大好き」とまではいかない。(まあ、「大好き」と手放しで言える小説家はいないけど)
    ただ、この人とはウマが合うな、と思っていたら、清志郎のファンと知って、思わず手を叩いた。彼が、まだ生きている頃の記述なので、彼の死を受けてのエッセイを読んでみたいものだ。
    年齢的にも、まだまだ作品を沢山書けそうだから、今後もどんどん書いて頂きたい。
    「何も持たずに存在するということ」っていう題名とロゴ。本の装丁。表紙のデザイン。さりげない感じがイイ。
    電子ブックには、こんな楽しみはないから、ヤッパリ紙の本っていいな。

  • エッセーをまとめたもの。淡々としていて、正直に書いてある感じがするのがよい。自分を冷静にみつめているところなどにも好感が持てる。やっぱり好きな作家だなと思った。

  • 7歳から直木賞受賞にいたるまでのエッセイ。小説ではない本人の素顔に触れることができる。一つ一つのエッセイそれぞれに主張がストレートに述べられており心に響く。直木賞受賞のあたりは、既読なのに流れの中で再びじんときてしまった。

  • 小説家になりたいと思ったのは小学生だったことや、今まで読んできた作品はこんな思いで書いたなど特に後半は夢中になって読んだ。醤油さしというギャンブル、女は女を区別したがるにはものすごく共感。相性が合わない本はあるが、読むに値しない本はない…この言葉で読書熱がまた上昇した1冊。

  • なるほどね、そうだよね、と思わず頷きながら読んだエッセイ本。

  • 角田さんがこれまでに書いた短い文章をまとめたもの。

  • これまで角田さんが様々なところへ発表した文章をまとめた本。
    角田さんの言葉の正確さ、表現の的確さに感動する。
    いつでも読み返したい、手元に大切に置いておきたい本だった。

全61件中 1 - 25件を表示

何も持たず存在するということを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

何も持たず存在するということを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする