- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902516173
感想・レビュー・書評
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これから就職する人へのメッセージがメインではあるけど、今働いている人、働くことへの疑問や疲れを感じている人にも手がかりを与えてくれる本になっていると思う。
結局、自分の考えようで「はたらく」ということに対してどんな意味も持たせられるし、どう捉えることもできる。
どんな働き方を選んでも構わない。でも5年、10年経って、社会や行政のせいにしてはいけない。
就職する、というその時も「節目」だし、やめたくなったとき、自分の会社での存在価値が分からなくなった時も「節目」。
普段は流れの中に身を任せても構わないけど、その節目節目が来た時には自分で考えて、自分なりの「はたらく」をデザインしながら進んでいこうぜ、っていうのが、私に残ったところかな。
あと、全部とてもいい対話が続くんだけど、途中途中に挟んでくるみうらじゅんのインタビューが「え?ちょまって何の話?ww」っていうのがまた良かったり。 -
何で働くのかなーとか、どんな働き方があるのかなーというヒントに。うん、はたらきたくなった。ちなみに一番面白かったのはみうらじゅんのコーナー。
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詳しい地図よりも、遠くの灯。
この年齢になって、そうだなぁと思うようになってきました。
より確実そうな、即効性のありそうなものは、一見役立ちそうに見える。役立つこともある。
けれども、長い時間をかけて心の底をあたためて、勇気付けてくれるのは、遠いけれども変わることのない、確かな光。
はたらくこと。
私たちが生まれてくるずっと前から人々ははたらいていて、この先ずっと未来も人々ははたらいていく。
長く長く続く営み。
はたらくことは、生きること。
だからこそ、その根っこを支えるもの、
「あなたが大切にしていること」を認識して、心に抱き続けることが大切になるのだろうと思いました。 -
ちょうど、就活中に買って読んだ本。
働いていて辛かった時、
会社を辞めてボーッとしてた時、
今後どうしていこうか考えている今、
悩んでいるときになんとなく手にとって読んでしまう本。
会社を辞めてからの方が、
すーっと入ってくる内容。
自分が何を大切にしていきたいか がはっきりすれば
自ずと行動が決まる。 -
「はたらくこと」についての対談集です。
なんとなくはたらいている、という時に読むと、いろいろ目が覚めます。
・自分の会社は何をしてお客様を喜ばせているのか。
・この会社でこの人と一緒に働きたい、という人と働く。
・他の人をバカにしない。ありがとうと言える。失敗したときに謝れる。そういうことが大切だと気づける人。
・キャパを超えた仕事をしないと力にならない。
・着地点がわからない仕事をするとおもしろい。
・人生の節目は自分でデザインする。その間は偶然に任せる。「仕事」と「遊び」の境界線はあいまい。
・「遊び」がうまくいってると「仕事」もうまくいく。 どんな生き方をしてもいい。でも自分で生き方は決める。
・どんな生き方をしてもいい。でも自分で生き方は決める。ダメなときに国が悪い・社会が悪いとまわりののせいにしない。
まじめな対談だけでなく、みうらじゅんさんのコラムとか、フリーの方の対談とか、ふかーく悩んでるまじめな方は、読むと心が軽くなると思います。
なんだ、生きてけれるじゃん、大丈夫じゃん、と。
考え込まず、でも考えることをやめずにはたらいていきたいです。 -
<感想>
採用する側の気持ちや意見がわかる貴重な本。また、最後の糸井さんと矢沢永吉の対談は面白かった。
<忘れたくない要点>
・就活に限らず、人生の転換期や決断の時には「自分が大切にしたいものはなにか?」を常に問い直す必要がある。
・会社側も学生側もいい所ばかりではなく悪い所まで理解すると、学生はキャリアの節目を自己選択できる。
・知らない世界に入っていくのが不安なのは当たり前で、そこには希望もある。思いがけない出会いが人生を大きく左右することもあるので、あまり思い通りにいかなくても気にしすぎない。
・お辞儀の仕方や言葉遣いよりも、ありのままの自分で臨むことの方が大事。
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就活前に読もうと思っていた。対談形式の5章構成で読みやすいうえ、メッセージのリアルさが強い。
働くってなんだ、働くことの楽しさ
小手先の面接対策よりも、
自分が何を大切にしているか 10年後の自分を考えること 要は自問自答ができ、伝えられることの方が必要ではないかと
面接官も落としたくて面接をしているわけじゃないよな、一緒に仕事をしたい人を見つけたいんだと。
自問自答することの大切さをまたも痛感 -
要は自分の頭で考えろということ。
それとやり始めないとやる気が出ないというのは脳科学的に実証されているらしい。 -
自分にとって、
本当に大事なことってなんだろう。
自分にとって、
本当に大切な人って誰だろう。
このふたつを、本気で思っているだけで、
いい人生が送れるような気がする
糸井重里