ボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)

著者 :
  • 東京糸井重里事務所
4.06
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本棚登録 : 2906
感想 : 220
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902516777

感想・レビュー・書評

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  • 「糸井重里さんのことばを、若い世代に届けたい」
    そんな(ほぼ日乗組員の)想いからこの文庫は誕生したそうだ。
    彼らから見れば私も同年代のはずだけれど、
    思い悩むことは「若い世代」となんら変わりがなくて。
    目の前がさぁっと明るくなるような、はっとすることばが掲載されている。
    まぁ、糸井さんから見れば私も充分若い世代ということになるのだろうけれど(笑)
    とても、やさしくて強いことばたちは、糸井さんが人を見る時の目にきっと似ている。
    少しずつ読み進めていきたい大切な本だ。

  • 心がほっとするような言葉がたくさん。
    しっくりこないものもあるけど、それはそれ。


    長文よりは短文が好み。
    特に、恋愛に関するものが好き。

    「あんまり技巧的だったりするものは、ほんとうには、よろこばれないものです。それは、恋愛などについても、だと思われ。」


    イラストも素敵。
    見開きももちろんだけど、重なって透けて見えるものがまたよい。


    眠る前に読みたい一冊です。

  • 【たちよみ】

    松本大洋を装丁にもってくるなんて
    糸井さんはわかってる。

    ことばの配分と
    絵の差しこみ方が
    すばらしい。

  • 「多忙は怠惰の隠れ蓑である」という言葉にふれて、はっ、としました。

    糸井さんの言葉は、身近な言葉で、するりと懐に入ってきます。

    子どもに関する部分でも然り。

    胸に、刻みます。

  • 「おーい、遊ぼうよー」

    過去の糸井重里語録の中から、主に若者に向けられたコトバを集め凝縮した一冊。

    人生には、解説書も説明書もない。そんなもの捨てて、まずはこいつで遊んでみないか?きっと楽しいよ。

  • 沁。

  • 東京へ旅行に行った際、梟書茶房にて手に取って出会った一冊です。
    ボールの様な言葉がすっと心に入ってきます。読みやすく、詩集の様でさらっと読めました。

  • MOTHERから糸井さんのファンになり
    この本を手に取りました。

    クスッと笑えるけど、なぜかウルっとくる。
    自分は自分でいいんだと。
    頭を撫でてくれるような素敵な本でした。

  • 自分が裸になっていく感覚。 他者からの視線とか将来への不安、過去の記憶、すべてをとりはずせた。 現在の自分自身を抱きしめられたひととき。

  • ボールのような、ことばが、ぽんぽんと。
    ボールみたいに予想しないうごきしたり、優しかったり、鋭かったり。でもやっぱり、ボールみたいにまーるい一冊でした。

    「ほどくことを、はじめる。
    それしかないのだ。」

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著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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