- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904816189
感想・レビュー・書評
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芥川賞候補作「美しい距離」が印象的だったので
、きっと身内に亡くなった方がいたのだろうと思ってエッセイを読んでみた。短文だからこそわかる言葉使いの美しさ。そして父の病気、夫のかわいいエピソードと夫婦の距離など、「美しい距離」と重なるところもあり、楽しく読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自然でむきだしの、肩の力の抜けた今のナオコーラ。かわいい夫婦。
旦那さんを尊重する姿勢や、仕事に関する考え方が素敵で、共感できると思った。 -
ナオコーラさんが日常生活について綴ったエッセイ。結婚生活や夫について。そして父のお見舞い、自らの流産など、つらい出来事についても率直な思いを語っている。
読んでいて思ったのは、とってもまっとうな、普通の感覚を持ってらっしゃる作家さんなのだな、ということ。小説はまだ読んだことがないので、今度読んでみたい。 -
914.6
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2016 4/6
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P185親になる 「父親ではなく、親でいいではないか。
なんとなく気の強い若いお嬢さんのようなイメージがあったのだけど違うみたい。それほどはっとする先輩らしいことはなく、うちの夫の方がかわいいって思えてします。 -
山崎氏の作品は好きで、なにか発表されると必ず読んでいるが、正直エッセイは苦手だった。自分より年下だから、なんか感覚違うのかなぁとか思ったり。本作は結婚後の、しかもご主人がテーマということで、さらに、どーかなぁと思ったけど、まあ、読めました。〜たい、〜たいものだ、〜ている、〜ていきたいと思う、〜ていこうと思う、〜ことにした、など、なんだか、ひとつひとつ、きちんとしてる人なんだなぁと思った。気づきも多い人なのだろう。一点だけいうなれば、知らない人が言ってる「ぶす」なんて、そんな気にしなくてもいいのでは…。なんだかせつない…