- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905073888
感想・レビュー・書評
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自分は特に傷付きやすいので、この本は考え方を変えるのに良かった。
印象に残ったところは下記。
・「失敗したっていい。とにかくやるしかない」という開き直り
・「失敗が人間を成長させるとわたしは考えている。失敗のない人なんて本当に気の毒に思う」
・自分の実力に見合った責任だけをとればいい
・いちばんいけないのは、不得意を隠していること。隠すのはなんでもできるオールラウンダーと見られたいからだと思いますが、"ふり"をしたツケは必ずまわってきます。
・「たかが、出世じゃないか」という感覚は持っていただきたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図太さとはおおらかさ
傷つきやすさは繊細さ
他人と比較することなく自分自身を優しく見つめることの大切さを具体的なシチュエーションを織り交ぜ書かれている
読んで少しも悪い気がしないのは著者の人柄だろうか?
なんとなく自信が持てない人は読んでみたらよいと思う -
聖職の人の本を読むたびに思うが、道徳とかの時間で坊さんの話を聞く日があってもいいと思う。
宗教教育ではなく、心の持ちようであったり、人とのかかわりであったり。
今の悩みは、昔の悩み。多くの賢人たちが言葉を残してくれている。 -
普段「図太く」と聞くと、自分勝手な事をして他人に迷惑をかける無神経な人のようなイメージがあるが、
ここで書かれているのはそういう類の事ではない。
自分がこれを読んで感じた、図太いとは下記3点
1.自分と他人を比べない(他人と自分は違う事を認める=他人と比べても自分は何1つ変わらない)
2.敏感になるべきは長所、鈍感でいいのは短所
3.広い心をもつ(人のせいにしない、マイナスなイメージを持つ人と同じ土俵で戦わない、「でも」からはなにもはじまらない)
その他、怖いもの知らずの勢い、開きなおり、楽観的な思考が重要と説いている。
その反面損得勘定にこだわる事で心が窮屈なる事などついついしてしまう失敗についても書かれていて耳が痛いと思いつつ読んだ -
図太く生きるというタイトルだが、自分を優先してわがままに生きることを提唱するのではなく、むしろ自我から解き放ち、他人に寄り添って生きることを提唱している。
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なかなか参考になる本でした。
▼参考になったところ
・他人と比べても自分は何一つ変わらない
・失敗を恐れるときは開き直ってもいい
・この世は思い通りにならないことだらけ
・竹のようにしなやかに
・人に多く求めない
・丹田呼吸
姿勢→呼吸→心を整える
・年相応ではなく自分相応に
・書くことで怒りが鎮まる
・ありがた迷惑には
ありがとうございます、で切り返す
・坐禅の坐は人が2人いる
自分と心の中の自分
・でも、を自分に許さない
でもは動かないことの言い訳
・怒りに怒りで対抗することは相手の土俵に上がること
相手の土俵より遥かに上から相手を見下ろすようにする
・感謝は心の器を広げる
・知足(ちそく)…足りるを知る
・ご縁があったら結婚すれば良い
ご縁がやってくるまでは自分らしく生きることに努める
・人生はただの人としてどう生きるかにかかっている
・椅子坐禅 -
「図太く~」といっても、普通考えるようなタフさや厚顔無恥、厚かましさとは全く違う。
禅的に言えば、結局は乱されず自分軸をもって、ということになるだろう。
それにしても禅宗のお坊さんは、哲学や倫理学に詳しくて驚く。仏教というのが哲学と言われるゆえんだろう。
しっかりとは読めたがあまり新鮮味は感じなかったものの、巻末の椅子座禅はぜひやってみようと思えた。 -
3.2
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いつも通り、わかりやすい内容でした!そろそろ卒業ですかね
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良いーーーーー!わたしはどちらかというと
図太い人だから、共感するところ沢山だし、ありのままで良いんだ!って思わせてくれた