脚本家 坂元裕二 (-)

  • ギャンビット
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907462406

作品紹介・あらすじ

『東京ラブストーリー』『わたしたちの教科書』『Mother』『それでも、生きてゆく』『最高の離婚』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『カルテット』『anone』など、 恋愛ストーリーからシリアスなドラマまで、何気ない会話の中に物事の本質を丁寧に描き、観る者の心を捉えて離さない脚本家・坂元裕二。 そんな彼が初めて語る半生と全作品解説を始め、坂元作品の豪華出演者による豪華対談&インタビュー、『カルテット』の主題歌を作詞作曲した椎名林檎との往復書簡など、 1ページも見逃せない至極の1冊となっている。本邦初公開となるドラマの企画段階の資料や、第1回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作品なども収録。

感想・レビュー・書評

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  • 私、坂元裕二さんの大ファンなんですが。
    ファンの方は絶対読んだ方がいいです!!!
    こんなに読み応えのあるファンブック、初めて読みました。
    好きなアーティストのファンブックでさえもすぐ飽きちゃうタイプなんですが、隅々まで読ませていただきました…!
    満足です。
    光生や結夏、たま子さんに川奈さん、すずめちゃん別府さん、また会いたくなりました!

  • 【日常のダイアローグはできるだけ本当のことを言わない、気持ちを届けようとしない、核心には触れない、周辺のことばっかり喋っている、ってことをキープしながら書くんですね】(文中より引用)

    『東京ラブストーリー』や『Mother』、『最高の離婚』や『カルテット』といった傑作ドラマの脚本を手がけてきた坂元裕二。彼と彼の脚本で演じることになった演者らが、坂元作品の魅力と不思議について語り明かした一冊です。内部資料として収録された「履歴書」の読み応えも随一でした。

    『大豆田とわ子と三人の元夫』も最高だったよなぁ☆5つ

  • なかなか届かない、伝わらない「普通じゃない」とカテゴライズされてしまうものに寄り添う優しい言葉たち。
    誰かにとっての正義は誰かにとっての狂気かもしれない。
    そのギャップが怖さになるし、愛おしさにもなる。
    切なさと儚さのある言葉たちが、あのドラマのただならぬ不安定な雰囲気を作っていて、差し迫ってくる感情となる。
    誰かが傷つくかもしれない言葉が誰かを救ってくれる。
    誰かか救われるかもしれない言葉が誰かを傷つける。

  • 坂元裕二さんの作品を遡りつつ、いろんな人の視点で坂元裕二作品の魅力を語る本。
    貴重な原稿もあるので、坂元裕二好きにはおすすめ。

  • 日常の延長線上にある物語を生み出す天才、坂元裕二さんの人柄や考えていること、感じていることを知ることができる一冊。あの名作はどのように生まれたのか、知ってからドラマを見たらまた違った捉え方ができるかも。

  • 人となりやモノの見方を少し知ることが出来ました

  • 純度の高い読書経験をできた。

    豪華な俳優陣が語る内容が全てどこか似通ったものであり、それが言語化できない心で感じる何かであったように思う。

    純な時間を過ごせた

  • 一にお弁当作り、二に脚本家

  • 今まで連ドラは軽い気持ちで見てたけど、色々な人の思いや考えが詰まってることを教えられました

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