スマホでサンマが焼ける日 電気とエネルギーをシェアする未来の「新発想論」

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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907554767

感想・レビュー・書評

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  • 電力エネルギー産業の近い将来に関する記述。IoTの進行による業務自動化やマーケティング情報活用は他の事業と何ら変わりない。しかし、電力産業の仮想化や情報産業化など根本的なビジネス構造の変革という点は面白い。IT活用というよりも、電力産業自体がビジネス構造上のプラットフォームになるような印象を受けた。電力利用情報から一部潜在ニーズを把握できるかもしれないが、それはやはり現状データであって、次を創造するための十分条件とはなり得ないと思う。ちなみにタイトルとの繋がりは薄い(^^;

  • とても読みやすい本でした。特にワイヤレス給電について、私は「Qi」でスマホ充電をしているのでとても身近な話題で「これが外でも意識しないでできる未来」ということを想像させられました。「集中から集約」など、どの本でも同じキーワードが出てくるようになり、現実味を帯びてきたなと最近思います。

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著者プロフィール

1977年、富山県生まれ。2000年に慶應義塾大学経済学部卒。東京大学 Executive Management Program(EMP)修了。大学卒業後、アクセンチュアに入社。電力会社、大手化学メーカーなどを担当。アクセンチュアで経験したITコンサルティング、エネルギー業界の知識を活かし、2005年にRAUL株式会社を設立。一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人サステナビリティコミュニケーション協会理事、環境省再省蓄エネサービスイノベーション促進委員会委員などを歴任。「環境・エネルギーに関する情報を客観的にわかりやすく広くつたえること」「デジタルテクノロジーと環境・エネルギーを融合させた新たなビジネスを創造すること」を目的に執筆・講演活動などを行っている。
主な著書に、『エネルギーデジタル化の未来』『世界の51事例から予見する ブロックチェーン×エネルギービジネス』(第39回「エネルギーフォーラム賞」普及啓発賞)、『エネルギーデジタル化の最前線2020』『2時間でわかる 蓄電池ビジネスの未来』など多数。

「2023年 『キーワードでわかる! 脱炭素と電力・エネルギー[特別編集版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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