猫は抱くもの

著者 :
  • キノブックス
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本棚登録 : 391
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908059124

感想・レビュー・書評

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  •  猫とその猫に係わりのある人達のお話ですが、猫側の話がいいですね。猫が話すとちょっと人間を馬鹿にしたり上から目線の語りが多いですが、この猫達は飼い主を好きで好きでたまらないんですよ。すごくかわいい。
     そして大山さん、登場人物にきっちりと落とし前をつけてスッキリと話をまとめています。本当にお上手。

  • 猫側の気持ち、人間の気持ち。
    両方から書かれていて面白く、一気読みしました。
    皆が幸せになっていく暖かい物語。
    2015年8月11日

  • 感動した。猫との絆を深めたいと強く思った。

  • 猫好き必読の一冊です。「ねこすて橋」を舞台に繰り広げられる、少し悲しくて切なくて心温まる人間&猫ドラマの数々。このタイトルもなんともいえずほっこりとしてしまいます。
    人間の身勝手で不幸になってしまう猫がいる一方で、幸せになる猫も当然いるわけですが。それよりも猫のおかげで幸せになる人間は、不幸になる人間よりも多いんじゃないかな。まさしく猫は幸せの象徴、なのかも。

  • ねこすて橋にまつわる、猫たちの物語。
    ほんわか優しくて、泣きそうな気分になる。
    あたたかなやわらかい気持ち。

    ただ、抱かれてくれる猫が身近にいないのが
    残念(笑)

著者プロフィール

東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞しデビュー、TBSでドラマ化もされた。著書に『赤い靴』、『通夜女』などがあり、「猫弁」「あずかりやさん」など発行部数が数十万部を超える人気シリーズを持つ。

「2022年 『犬小屋アットホーム!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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