美学文芸誌「エステティーク」Vol.1 特集:美

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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784990768614

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  • 日本美学研究所
    美術・文学・哲学・宗教・服飾・音楽・舞踊・演劇etc、あらゆるカルチャーを横断しながら美の源泉を探る。
    http://bigakukenkyujo.jp/

    日本美学研究所 美学文芸誌『エステティーク』創刊 特集:美
    http://bigakukenkyujo.jp/blog-entry-112.html

  • 『美を知りたくなったら、いつでも本誌を紐解いてほしい。これは、美の標本箱である』

    序・美の標本箱から始まる本誌、エステティークのテーマは美。ヴィーナスはもちろん、アリスだってサロメだってエドワルダだって、その美の形は姿を変え、ある人には美しく、ある人には醜く見えるもの。また、人物でなくとも、何に美を感じるか(それはエロスか骨か束縛か)だって千差万別で当然。だからこそ、様々な人が美について語る本誌の構造は、まさに美の標本箱のよう。とても興味深く充実した内容であった。
    やっぱり金子國義さんのインタビュー記事が良かったかな

  • 「美」について様々な視点から.
    岩渕竜子「美少年の骨は白」,病的で面白い.美少年に対してそのような行動を起こす気持ちはよく分かる.

  •  現代の目につかないところにある美に関わる人たちの記事。えっこんなことが、えっあれの裏側にはこんな人が、みたいな驚きと「美」に全力でもって裸のまんまぶっこんでく人たちの狂気みたいなのがぶわっと前ページからただよってくる…

  • すごく面白い章と、全く理解できない章との差が激しかったように思う。また読む機会があれば、全て理解出来るようになっていたい。自分的に面白く読めたのは、「聖なる言葉」(三浦和宏)、「儀式」(華藤えれな)、「美少年の骨は白」(岩渕竜子)の三作。少年の美しさは周囲を引き付け、狂わせる。

    あとがきに書いてあったように、この本は薄くて持ち運びが出来るし、何より表紙をはじめ全てのページの装飾・デザインが美しい。とてもいい気分で読書体験が出来る。
    公式通販で購入すると香り付きの本が届くそうなので、次号「狂」特集は通販で購入予定。

  • 購入しようと思っていた本の近くにあったので
    偶然見つけたのですが、即購入した本です。

    美・芸術・作品・表現、など、それぞれに
    考え方世界観などがあらわれていて
    この薄い美しい本にかなりの衝撃を受けました。

    うわぁ!♪
    という感想ではなく
    うわぁ   ・・・!!!
    という感想。わかっていただけるでしょうか(笑)

    ちょっとついていけない世界を覗き見ると
    自分の世界が広がった気がします。
    ちょうどいいサイズなので、気軽に手に取れるところも
    お気に入りです。

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著者プロフィール

1936年生まれ。画家、装幀家、舞台美術家、デザイナー。歌舞伎舞台美術家の長坂元弘に師事。澁澤龍彦の依頼で『O嬢の物語』の挿絵を手がけたのち、67年「花咲く乙女たち」で画壇デビュー。著書に、『金子國義の世界』など。

「2015年 『美貌帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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