- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4959241980243
感想・レビュー・書評
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常識とはなにか
考えるきっかけになった。
分数の割り算は非常に面白い観点だった。
自分はスムーズに通った人間。笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海がきこえると並び、好きなジブリ作品。前回見たのはいつだったか。少なくとも5年は前だと思う。学生の時に振り返った小学生の自分。社会人になった今振り返る過去の自分。何と無く過ぎてしまう時の中で、自分が今どこに向かっているのか。そして、どう進んで行くのか。
そんな事を再認識するきっかけになった。
映画の内容は27歳になった主人公のタエ子が10日間の休暇で田舎に行く。その旅の中で小5の自分の思い出がこぼれてくる。一つ一つのエピソードを観ているだけで自然に笑顔になってしまう。そんな映画。きっと誰もが自分の小学生時代を思い出しながら、懐かしく感じるだろう。
「物語は終わっても人生は続く」
なぜかこの言葉が思い出された。全ては明日につながっている。 -
描写風景は良かった。
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田舎いいなって連発して無神経だったな
てところ私もしゅんとしてしまった。田舎は人がつくったものていうのも納得。
27歳のタエ子に自分を重ねたり。昔の日本に穏やかな気持ちをもらった -
なんともまったりした映画。主人公の気持ちが伝わってくる。
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阿部君のところでぞっとしたのは身に覚えがあるからか。
小学生時代の描写すっごく好きです。夕暮れの商店街とか、まだ世界が今よりもずっと狭くて、温かくて、安心していられた頃を思い出しました。
田舎や農業についての主人公の「甘さ」とか、すごく鋭いなと思う。 -
金曜ロードショーから
何度か観ていたはずなのに、しかもそれまではこの映画に苦手意識すらあったのに。今回はすごく見入ってたし、終わりには涙しました。まさに、ぽろぽろ。
一緒に旅をするタエ子達をみると、なんだか私は切なさを感じます。そしてそれは、人生と通じる気がする。
Amazonのレビューにありました、手紙のような作品だと。まさしく。小さな頃は面白いとは言えなかった作品。でも、今タエ子(大人)と同じ歳になりこんなに感動している。さて次観たとき、私はどんな感想を抱くのか。楽しみです。 -
これで何回目の金曜ロードショーだったのかな…
きちんと最後まで観終えたのは今日がはじめて。
意地を張って中華料理屋に行かないっ
っていうタエ子に対しての不器用な父親の態度とか
お前とは握手してやんねえよ!
って言い放った転校生の男の子の気持ち、
子供の頃の自分の世界では大事件だったはずの心の波が
よみがえって、ひとつひとつ重なって
気がつけば、タエ子と一緒に
ひょっこりひょうたん島を歌って歩いてしまっている。
分数か…懐かしい…あの時に数学を捨てたっけ…
25点とれれば上等でしょ! -
公開時に映画館で観たけど、子供だった私には難しく、何で過去の自分が一緒にいるんだろう?実は亡くなったの?ファンタジー?なんて思ったことを覚えている。
だけど、主人公と同年代になった今見ると、いい映画だなって思う。
私も自分がただ良い子ぶってるだけに感じられた時に、すごく空虚な気持ちになったなぁって。
主人公と自分を重ね合わせてしまいました。 -
よかった。私が好きな、山形の山と霧の風景は昔から変わらない。「自然」と言われる景色は、必ずしも「自然」にできたものではなく、先人の手が加えられたから今に至っている。小さい頃に見たときと今観たのでは全然昔と違った見方ができて、大切なことに気づかされた。なりたくないのにさなぎになって、羽ばたいていかなければならない。いつかは大人にならなければならない。なにかを捨てなければならないときの、突き放されたようなタエ子の感情はすごくわかる気がする。私が生きている今は、必死に羽ばたいているときなのかもしれない。
私が大人になったとき、山形で鬱々としながら暮らしていた昔の私が近くにいるんだろうか。
あとは、ばあちゃんたちの山形弁が上手。