- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4959241980243
感想・レビュー・書評
-
2013年11月29日観賞。高畑勲監督のジブリアニメ映画。新作「かぐや姫」公開に合わせ地上波放映されたのを何回目かに観た。子どもの頃の自分にはこの映画のことをよく理解できなかったが、気になる男の子ができる話・生理の話・エナメルのバッグの話・学芸会の話など、一つ一つの幼い頃のエピソードのやるせないような・涙で胸の中がいっぱいになるような切ない感情は、今おっさんになって観るとなんというか忘れていた心のどこかをいたく刺激されるような気持ちにさせられる。大人パートの農村の嫁になる云々には今でもそれほど興味を持たないが、演技力はともかくとして今井美樹の声のなめらかさは素晴らしい。柳葉敏郎の声もいい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
だから普通じゃないの、タエ子は。
なんて悲しいんだろうか。
この映画かなり好きだわ。
色々思い出させてもらえる。
晴れと曇りと雨の質問も
分数の割り算って渋いな。
結構泣ける。
分数を分数で割るってどういうこと? -
いいです。
柳葉敏郎の声がはまってる -
『私はワタシと旅にでる。』
この不思議な気持ちはなんだろう。
懐かしさ。郷愁。
紅花摘みの場面が背筋がピンとくるような感じがする。
最近の時間の流れは速い。
もうあんなコドモ子供した格好の小5の子たちは、かなりの少数派なんでしょうねー。 -
宮崎駿
東京で生活した妙子・・・
田舎がない。
田舎にあこがれる。そして山形へ・・
妙子は、小学校5年生の頃を思い出に持っている。
妙に不思議な感覚になる物語・・・
今井美樹と柳葉俊郎というコンビがなすストーリー
ひょっこりヒョウタン島
給食のまずい牛乳
千疋屋のパインナップル
その情景が、思い浮かぶ。
1966年小学5年 10歳。つまり1956年生まれ・・・
登場人物の顔がちょっと怖いね。 -
まだ10代の頃に観て、よくわからないけどものすごく切ない気持ちになったことだけは憶えている。というのも、その頃小5という時期は自分もすでに経験していたのだけれど、それを30歳近くになったタエコがふと過去を思い出すその仕方に哀愁が含まれていて、当時はたまらなかった。
うっかり寝入ってしまって、起きたら夕方だった、という時の、あの漠然とした寂しさに似ている。
妻が観たいというのでそれに便乗して再見。
今度は、タエコが初々しく見えた。徐々に覚悟を決めてゆく過程がなんとも静かに劇的だった。田舎に嫁ぎ、農家に嫁ぐことの現実に折に触れて気づくことになる、それまでの短い時間がとても貴重なものに思えた。大人の時間と子供の時間がまだはっきりと分離するまえの、両者が渾然となったある意味幸福な過渡期がとてもリアルに描かれていると思った。 -
地に足が着いていない時、じぶんの身の振り方に迷う時、無意識に幼年時代が蘇ってくる。時代は異なれど、大人なら共感できる作品だと思う。しかし高畑勲の女の子理解の深さはすごいね。
追記、エンドロール秀逸! -
2013年8月12日(月)、鑑賞。
-
小さい頃見てたときは面白さが全然わからなかったジブリ作品。
主人公と歳が近くなって改めて観ると、どこかほんわりと心地よさが広がるのが分かる作品。
ただし同じく女の子の末っ子としては見ているとどこか身につまされる幼少期の思い出シーン。
ああこんな我儘言ったなあとか、お父さんの厳格さとか、観ていて辛い時がある。
それも含めて、思いでポロポロ なのかなあ。 -
最後が印象深い。
小学生だったあの頃の自分や友達は今の自分をみて応援してれるだろうか。