- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4547462008305
感想・レビュー・書評
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東京・新宿。元競輪選手のギンちゃん、元ドラッグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキのホームレス3人は、町の片隅で威勢よく生きていた。そんな彼らはクリスマスの夜、ゴミ置き場の中からひとりの赤ん坊を見つける。(Amazon.co.jpより)
お正月休みを利用してオンデマンド視聴。ホームレス3人のココロ暖まるヒューマンドラマ。地位も名誉もお金もないホームレスたちが、いろいろな出会いを通して人間の持つべき本質を伝えてくれる。
ホームレスは人生ワケありな方がほとんどなわけで、徐々に3人の過去を知っていくにつれて、力強く生きていこうとする姿にいろんな感情が芽生える。切なくなったり、絶望したり、安堵したり、応援したり。感情的に揺さぶられる場面が多かった気がする。
不粋なストーリー紹介は控えておいて、アニメの感想を言うと質感がよかった。東京の街並みや登場人物の表情など、主観的でありながらナチュラルな感じ。今敏監督の世界観に魅せられながら、活き活きした主人公たちを見続けることができた。
ホームレスだけではないんだけど、人生って悲喜こもごも。いや、むしろ悲しいコトのほうが多いかも。だからこそ、喜びを享受しあえる人や希望を大切にする生き方がとっても大事だなぁと。気負わず観れるアニメ映画なのでオススメです。 -
対価を考えずに全てを捧げてもいい存在…子供とは何だろうか、家族とは…愛するとは何だろうか、失うとはどういう事なのか…そういう事を問いかける何だか優しい映画です。いいですこの映画。
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要所・要所の言葉の掛け合いのセンスがいい。
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東京の景色、ホームレスに対する世間の視線と本人たちの人間らしさとの差、エンディングが印象的だった。
あとは、偶然という話の進み方はどういう盛り込み方をすれば面白くなるのかなあとか
きよこの最後の帰りたいは普通にホラーだったなあとか
そんなことも思った。 -
すごくよかった、クリスマスとかお正月にみたい作品
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クリスマスの東京、ホームレスの中年男ギン、オカマのハナ、家出娘のみゆきはごみの中で赤ん坊を拾う。警察に届けろという言葉を無視してハナは親を探そうと言い出し、清子と名付けた赤ん坊と共に母親・幸子を探す。不思議な奇跡に遭遇しながら3人は赤ん坊を返すことに成功するが、幸子は失った赤ん坊の代わりに清子を盗んだ女だった。ビルから落ちてしまった清子を助けた三人。病室でみゆきは警官の父と再会する。
それぞれのホームレスになったいきさつを交えながら、次々ととんでもない事件に遭遇する三人、スピーディな展開と家族のような三人の掛け合いが楽しく、あったかい。寒い時期に見てよかった。 -
やけに都合のいい偶然が多いけど、心温まる楽しい作品です。オカマの走り方ウケる。