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- / ISBN・EAN: 4933364611031
感想・レビュー・書評
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十字架、鏡
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エロ目的で見てみたら、傑作映画で驚いた。
推理小説家のおばさんが、若く美しく自由奔放な娘に初め嫉妬し、徐々に惹かれていく…という話と思わせておいて、唐突にサスペンスに変わったり、話の着地点が見えず最後まで緊張感が持続する。
夏の南仏の風景は美しく、そして随所に現れるリュディヴィーヌ・サニエの裸も恐ろしくスタイルが良く、プロットと映像と美女の三拍子揃った最高の映画だった。 -
さすがフランス映画。
さっぱりわからなかった。
時々強調されるアイテムも
意味があるのかないのか…。
でも全くつまらない訳ではないのが、
すごいところかなー⁇ -
SWIMMING POOL
2003年 フランス
監督:フランソワ・オゾン
出演:シャーロット・ランプリング/リュディヴィーヌ・サニエ
シャーロット・ランプリングといえば『愛の嵐』。私なんかは無修正ノーカット版を劇場まで観に行ったくちですが、そのシャーロットもすでにいいオバサン。かつてナチ将校たちを翻弄した魔性の少女も、ここでは、かなり枯れた感じの女流ミステリー作家として、奔放な少女(リュディヴィーヌ・サニエ)に翻弄される立場になってしまいました。
オゾン作品のミューズともいうべきリュディヴィーヌ・サニエは、いつ見てもホント同性からもほれぼれするようなナイスバデーで、映画の中同様、女優としての新旧交替ぶりも感じさせられてしまいます。とはいっても流石はシャーロット。おもむろに胸をはだけるシーンの迫力は、かつてのナチ将校たちの前で踊るあの有名なシーンを思いださせられました。
今まで見たオゾン作品の演劇的な印象やカラフルさは今回なりをひそめ、舞台はイギリスの出版社からフランスのプール付別荘、さらにサド侯爵の城まで幅広く、色彩もやや抑え目。
新旧女のバトルかと思いきや、後半唐突に殺人事件がぼっ発し、最後にはさらなるミステリーを残して終幕。個人的にはどう解釈していいのか迷うところ。結局すべては作家の妄想で、ジュリーなんて少女は存在しなかったのか。観客は彼女の新しい小説のプロットを見せられたに過ぎなかったのか。
それにしても後半のほとんど母性愛ともいうべきサラのジュリーへの傾倒ぷりと、あまりにも圧倒的な少女の存在感を思うと、幻想のひとことで片付けてしまうにはあまりにも切ない。余韻の残る映画でした。
(2004.10.15) -
はて?
妄想と現実の境目どこ⁉︎
フランス映画っぽさ満点の、謎だらけストーリー、モヤモヤ感が残るけど、映像がきれい、ジュリーがかわいい、ジュリーの体がパーフェクトってことで☆4つ。ストーリーを楽しむというよりは目で楽しむ映画かな。 -
掴み所がないけど癖になる、もう一度観たくなる不思議な作品。シャーロットランプリング、リュディヴィーヌサニエは二人とも美しく、Philippe Rombiの音楽が怪しくも艶美な世界観を彩っている。
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うんモヤモヤです
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映像がとにかく綺麗。
ジュリーとにかく可愛い。
ラストは読者に想像させ、考えるという結末。静かで美しい。