下妻物語 スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 中島哲也 
出演 : 深田恭子  土屋アンナ  宮迫博之  篠原涼子  阿部サダヲ  岡田義徳  小池栄子 
  • 東宝
3.86
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感想 : 498
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104022813

感想・レビュー・書評

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  • 茨城県下妻。フリル全開、ロリータ・ファッションだけが生き甲斐の高校生・桃子(深田恭子)は、お洋服を買う資金集めの為にブランド品のバッタもの販売を開始するが、やって来たのは価値観もキャラも全く逆のヤンキー娘・イチゴ(土屋アンナ)だった。
    これが、桃子の不幸の始まり? 本来なら相容れないふたり――の筈が、たったひとりで我が道を爆走する桃子に”根性“を見出したイチゴは、以来、桃子の迷惑顧みず頻繁に彼女のもとを訪れるようになり、やがてふたりは奇妙な絆で結ばれていく。
    ある日、敬愛するレディース・チーム“舗爾威帝劉(ポニーテール)”の総長・亜樹美(小池栄子)の引退パレードの為、イチゴが代官山にあると言う伝説の刺繍屋“閻魔”で特効服に刺繍を入れたいと言い出した。
    しかし店は見つからず、代わりに桃子が入れることになるのだが、その腕前にイチゴは大感動の大感激。
    そんなイチゴの姿を見て、それまで友だちなんかいらないと言っていた桃子も、彼女に友情を感じるようになるのであった。
    ある日、群れることに違和感を感じていたイチゴがチーム脱退を巡ってケジメを取らされることになった。
    それを知り、元ヤンキーの祖母が乗っていた原付で救出に向かう桃子。
    そして、卑怯な新総長・ミコたちを相手にブチ切れた彼女は、みごとイチゴを助け出す。
    それから後、お気に入りのブランドの社長に刺繍の技術を認められた桃子は、しかし作るより着る方の幸せ、と相変わらずロリータ街道を爆進中。
    一方のイチゴは、一時はそのブランドのモデルになったものの、やはり性に合わず、今は土浦のモータースでバイトしている。
    ロココ時代に憧れるロリータ・ファッション原理主義者桃子とバイクと尾崎豊を愛するヤンキー少女イチゴ。茨城県下妻市を舞台に、外見も性格も異なる女子高生が出会い、熱い友情で結ばれていく痛快青春映画。
    作り込んだビジュアル、ぶっ飛んだイメージ、型破りながら完璧主義の中島哲也監督の演出。
    ロリータファッションのことしか頭になかった桃子がイチコのために特攻服に刺繍したことによって裁縫に人生を賭ける夢やイチコとの熱い友情に目覚めたり、ロリータ原理主義の桃子に刺激され純粋にバイクの走りに打ち込もうとするイチコの成長など、2人の主人公が己の生き方を貫く少女の友情と成長を描くウェルメイドな娯楽青春映画です。
    愛すべきヒロインになりきった深田恭子と土屋アンナがハマっていて素晴らしいし、一角獣のポニーテールが似合い過ぎる阿部サダヲ、樹木希林の演技も楽しめる映画です。
    「アタイのマシンが、火を吹くぜ!」

  • 請求記号:07D056 (館内視聴のみ)

  • 別途

  •  深田恭子かわいいな! 土屋アンナもかわいい!
     古い作品なので映像も荒く、決して2人をかわいくとか美しく撮ろうとしていない(ような気がする)んだけど、それでも可愛い。

  • ロココ大好きヒラヒラファッションの桃子と走り屋ヤンキーのイチゴ,二人の友情と自己の確立が漫画チックに描かれて面白かった.

  • 名前をよく聞くので何の気なしに初めて観た。キャストが豪華すぎて、みんな若い……!と圧倒される。土屋アンナさんの啖呵を切る姿が格好よすぎた。コメディだが腹を抱えて笑う感じではなく、シニカルにというか、半ば呆れながら観てる感覚だったのは主人公の桃子がめちゃめちゃ冷めた性格だからだろうか………友達なんて要らないと考えて1人で生きている桃子は、いちごと出会うことで誰かに必要とされることの喜びを知り、暴走族仲間の中で虚勢を張って生きていたいちごは桃子と出会うことで孤高な生き方に憧れる。対照的な2人の友情に感動。名作だと思った。
    アニメを挟んできたり冒頭から桃子が交通事故に遭って終了したり、いろいろと演出が前衛的で、翔んで埼玉っぽさを感じた(翔んで埼玉の方が後だけど。)そしてわんさか出てくるロリータ服、可愛い。
    あと全体的に音楽が良かった。個人的にはTommyのHey My Friendが大好きな曲なのでエンドロールに流れて感動したし、映画にもよく合ってると思った。映画館で観たかったな。

  • 話し自体は特に深くも浅くもなく、
    田舎で繰り広げられるどうでもいいような話しではある。
    だが、やはりそこに魂というものは込められていて
    何より土屋アンナの格好良さが際立っていた。
    何だろう、芝居が上手い下手ではない、魅せる人。
    まさにそういった感じ。とにかく彼女が格好良かった。
    The2000年代といった作風に好みは分かれるかもしれないが
    一つの時代を象徴した作品であることは間違いない。

  • 自分で驚いたのは
    見たのは10年くらい前のはずなのに
    タイトルを思い出せる事

    さらに面白かったと思い出せる事

    とてもいい作品なのだろう

  • babyが深キョンに似合うかはおいといて、ロリータ ファションが好きな方は必見。単純におもしろいです。深キョン、演技は学芸会レベルなのになんで成立すんだろな?

  • 下妻に住む1人のロリータと1人のヤンキー。
    異色な2人の組み合わせがアンバランスながらもマッチング。
    深田恭子と土屋アンナだからこそ為せる業。

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