- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988013993402
感想・レビュー・書評
-
前半、これは物凄い感動できる系のサクセスストーリーだ!と、思ってたのに
後半に大どんでん返し( ゚д゚ )
私は、あのラストには感動出来なかったなぁ。
アイルランドとイギリスの確執とかの背景もあったのねー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Huluにて鑑賞。
貧しい女性・マギーが、一攫千金を夢見てあるボクシングジムの門を叩く。
クリント・イーストウッド扮するダンは「女は受け入れない」と断るが、
彼女の情熱に打たれ、トレーナーを請け負うことに。
ダンとマギーのスポーツを通してのふれ合いは、
やがてある出来事をきっかけに、生と死をまたぐ、ふれ合いになっていく。
最後、全身麻痺となってしまったマギーの終わり方には、
人間の存在、尊厳をどう考えるかによって賛否両論ありそう。
そういう意味では、「海を飛ぶ夢」につながる話だと、最後の最後で気づく。
これって本人と家族しかわからん問題。
「いかなるべきでも自殺幇助は許されない」って、ただ、後付けで人間が考え出しただけだ。
他の動物はどうなんだろう?と思ってみたり。
当分、尾を引きずりそうです。
モ・クシュラ ー愛しい人よ、あなたは私の中を流れる血だー -
後味悪い話が好きなら見ておけ、と散々薦められていたので。
不器用なトレーナー・フランキーと好きなボクシングで一旗上げようとする貧しい女性・マギーの心が通って行く様に笑みを浮かべ、そのマギーの碌でなし家族に腹を立て、訪れる不幸と結末に落涙する。
前半は良くあるスポ根物だが、マギーが頭角を表して行くあたりから段々と物語に引き込まれて行く感じが自分でもわかって、ちょっと驚いた。
予想していた通り、求めてる後味の悪さでは無かったが、良い作品だった。 -
クリントイストウッド作品始めて観ました。最後は究極の選択だな、生きていても自分の尊厳を失うことになる、でも性を終わらせることは倫理的にどうなのか。。。自分だったらどうするか、考えてしまいます。
-
フランキーのボクシング・ジムに女性ボクサー マギーが弟子入りを志望してくる。
女は取らないと断っていたフランキーだが、マギーの真摯さにトレーナーを引き受けるが…。
こんな結末が待っている…とは! -
「名作」的な位置にある気がするこの作品
漸く、観てみた…
けど、観なくても良かったかなあ
後味が悪いとは聞いていたけれど、
うーん…
特に可もなく不可もなく…
確かに後味は悪いのだけれど、
その先やその他に何があるかって聞かれると
何もない
それ以上でもそれ以下でもない
そこがいいところ?
それしか感じなかったわたしがちゃんと
観れてなかったのかな?
そして何故この作品が名作のように
語られるのかがわたしには分からない
「合わなかった」と言うのは簡単だけど
何だろう、印象に残らず -
映画を観終わってニュースを見ると、クリント・イーストウッドが喉にチーズを詰まらせた男性を救ったと言っていました。
不思議な偶然です。
ボクシング映画の王道を、主人公を女性に…
という内容でも十分に楽しめましたが、さらに深い味わいのある作品になっていました。
細かい内容はさておき、これまた偶然今読んでる本から一行引用して感想に代えたいと思います。
「人の深みは、その人が抱え込んだ葛藤の深さと相関する。」(内田樹『昭和のエートス』)
そして、クリント・イーストウッドの顔の皺は、その葛藤の深さの表現に大きく寄与していました。 -
うおー,こんな結末だったとは。
それにしても主演がまじで魅力的だったよ。
イーストウッドの役柄がグラン・トリノと同じような感じなんだけど,こちらはグラン・トリノのウォルトのほうが役柄が濃密に描かれていてよかった。 -
人生は、何を成すかというよりも、何を学び取るかということなんだろうと思う。結果ではなくて、そこに向かうまでなにをどう乗り越えたかってことか。
そう思っても、釈然としないものが残るけど、人生はそんなもんかもしれない、んだな。
母役が”シネマ通信”に出ていた彼女だったのが楽しかった! -
とあるミュージシャンがラジオでこの作品の名前を挙げていたのを思い出して借りてきました。それだけの動機なのであらすじも知らず、女性ボクサーのサクセスストーリーとかかな?と単純に考えて観たら全く違うものでした。
ボクシングもよくわからないし殴り合い好きじゃないし血も痛いのも見るのが本当に苦手だというのとストーリーの展開に、終始胸が痛かったです。
重たい作品でした。
人間は強いけど弱いのだということを見た気がします。