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- / ISBN・EAN: 4988113818674
感想・レビュー・書評
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スッチーに声かけてもらえるのはオーランド・ブルームだけ。
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キャメロンクロウの映画の中でも最も好きな映画。
大失敗してどん底に落ちていてどうしようもないところからの出会い、そして旅。描き方が本当に綺麗。
その物語の過程で、大失敗、だから何!という感じ、最後の言葉の、最後は無難なものを求めるものに本当の大失敗は起こらない。リスクを冒すものが勝利する。てゆうどん底かは這い上がる感じが好き。
そして、やはりサウンドトラックが素敵。自然なのに心に沁みる。 -
オーランド・ブルームと
キルスティン・ダンスト
火葬だか、土葬だか
クレアみたいな人と付き合ったら疲れそうです…
最後の地図はよかった -
この映画全体に流れる優しい空気感がツボで、
自分を見失いそうな時に
何度となく見返してしまう作品です。
会社に莫大な損害を与え、
恋人も父親も失った
傷心の主人公ドリューが
再生する様を、
オーランド・ブルームが上手く演じています。
父親の故郷で出会う
謎の女・クレア役の
キルスティン・ダンストは、
相変わらず美人ではないんやけど(笑)
なぜか観るたびに魅力的に見える
不思議な女優さんなんですよね〜。
こんな女の子が実際にいれば、
ドリューじゃなくても惚れてまうやろーっ!!っていう役柄で(笑)
今回もキュートで輝いていたし、
彼女の場合は優等生的な役柄より、
個性的でちょっと変わったタイプの女の子のほうが
観ててしっくりくると改めて思いました。
あとなんと言っても、
70年代ロックに詳しいキャメロン・クロウ監督だけに、
アメリカの田舎町の風景と調和する音楽が抜群に良かったです(^O^)
(歌詞を理解すると、ストーリーに合った選曲の妙が分かります)
仕事に明け暮れ、
今まで家族を顧みなかったドリュー。
お葬式を通じて様々な人と出会い、
父の本当の姿を知っていきます。
そしてぽっかりと空いてしまった
亡き父との空白の時を、
クレアがお膳立てしてくれた旅の中で
少しずつ少しずつ
取り戻していきます…。
後半一気に盛り返すものの
淡々と流れるストーリーが評価の分かれ目だろうし、
コレ観たら、
なんか無性に旅に出たくなるから
ホンマヤバいんやけど(汗)(^_^;)
挫折という経験は
人間にとってマイナスなんかではなく、
幸せに気付く心を
育んでくれるものなのかもと、
明日を生きるための勇気をくれる(o^-^o)
深い挫折を経験し思い悩む人や、
身近な人を亡くした人であれば
かなり共感できるだろうし、
中身のない恋愛モノには飽きたという人にこそ、
観てもらいたい作品です。
(朝まで長電話する名シーンは必見!)
サントラも併せてオススメ! -
最後の演出の旅行帳とか作ってくれて、クレア(キルスティン・ダンスト)はどんだけ予知能力があるんだ!なツッコミどころはありますが^^旅中の天候までそこまで予想通りに行かないだろう!とか思ったり。。
ビジネスで大失敗(敢えて「大」を付ける!w)したドリュー(オーランド・ブルーム)に、追い討ちで父の死の知らせも聞くことになる。
だがそこでクレアは何気なくフォローだとか、ビデオテープなどアドバイス的なアイテムを差し出してくれている。
やっぱりそいったことをことを女はしてくれてるのよねーとか思ったり。
こういった中での恋愛ストーリーもいいかもねっ。
オーリーのいろいろな表情も見れますのでファンの方々にはいいんじゃないでしょうか^^ -
シューズ会社に勤務するデザイナー、ドリューは、長年開発に打ち込んできた画期的なシューズが10億ドルもの大損害を招き、会社をクビになってしまう。恋人にも捨てられ生きる望みを失ったドリュー。そんな彼に追い討ちを掛けるように、故郷を訪れていた父親が心臓発作で亡くなったという報せが届く。父の葬儀のためにケンタッキー州の小さな街、エリザベスタウンへと向かうドリュー。失意の彼は飛行機の中で、陽気でお節介焼きのフライト・アテンダント、クレアと出会うのだが…。
あまり何も印象に残りませんでした・・・。 -
これは評価が分かれる作品ですね。映画としては特に悪くありません。刺さる人はかなり高評価になると思いますし、そうでなければ割と凡作に感じます。私は(タイミング的に)刺さりませんでした。
シティでデザイナーとして成功を掴んだかと思ったオーランド・ブルームのプロジェクトが大失敗し、解雇され、そこに父親の訃報が届き、失意のどん底から、支えてくれる女性と田舎の人たちとの交流を経て、生きる意志を回復していくヒューマンドラマだし、お葬式パーティ?も結構良かったし、後半のロードムービーは音楽も良くて楽しかったのですが、結局はオーランド・ブルームがイマイチはまってなかったのかな、という感想になっちゃいました。(アシュトン・カッチャーがハマりそう)
途中、福島の話が出てきたのには驚いた。w -
連休3本目の映画は、「エリザベスタウン」。
これも試写会当たってたのに誰かにあげちゃった奴だよなー。
こーいうほのぼの系な映画って結構好きっすわ。
大学時代、社会人の先輩によくある質問をした。
その返答で、今でも印象に残ってるけど答えは出てないもんがある。
「学生に出来て、社会人になってできないものってなんですか?」
この質問、俺はたくさんの先輩にしてみたんだけどいつも返ってくる答えは一緒で「長期の旅行」「朝寝てること」とかって感じだった。
でも、元氣会初代代表の澤井さんの答えは「失敗」だった。
それは、学生だって遊んでばっかいるわけじゃないってことを知ってなきゃ出てこないいい答えだと思った。
俺もなにも、オフタイムの話を聞きたくて質問してるわけじゃない。
社会人で3年目を過ごしてる俺には、まだその答えが正しいかどうかの結論は出てない。
というか、今までの社会人生活では俺の失敗なんて会社の中では微々たるものだったんで、ちゃんと原因とその後の再発防止策さえ一緒に示せればそれ程大きな話になったことなかった。
でも、この澤井さんの答え聞いて「学生のうちになんでもいいからやってみて、失敗いっぱいしとこう」って思ったのは事実。
この映画は、その「失敗」、それも会社を潰す程の「大失敗」を社会人になってから犯してしまった青年が失意の底から再生していくまでを描いていく話になる。
旅に出たくなった。
もし自分が死んだら、その後に自分の灰を撒いて欲しい思い出の土地を書いといて、自分の息子に自分が訪れた土地の同じ土を踏ませる、自分が見た景色と同じ景色をゆっくり見せるってのもいいもんかなとも思ったり。
失敗は、しょーがない。誰でもするもんだ。
そして、頑張って何年も仕事を続けていけば、いつか任される仕事は大きくなっていって、それだけ失敗したときのリスクだって大きいもんになる。やめるしかないくらいに。
そんとき俺はどう思うんだろ?
「何年も頑張って勤めてきた代償がこれかYO!!!」とかって思うんかな。
いつもと同じ景色なのに、先の見えない暗闇の中にいるような感覚。
俺がそれに襲われるのもそう先じゃない気がする。
だから、それまでになにか考えておかないとね。
労働収入に勝る権利収入。もしくは、労働収入でも収入の口を増やすか。
将来のことは、「何も考えてませんでした。あは。」ぢゃすまないだろ、っていう常日頃から持ってる思いを、改めて持たされた1本になりますた。
じゃなきゃ、何年か先の未来でこの話をノンフィクションにするのは俺かもね。 -
見て損はない