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- / ISBN・EAN: 4580120519270
感想・レビュー・書評
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これも懐かしい作品で、金城武を知ったのもこの作品。思い出深い。
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BS松竹東急で放映していた4Kレストア版の『恋する惑星(原題:重慶森林、英題:Chungking Express)/1994』を観ました。
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麻薬取引にかかわる金髪の女ディーラーと、恋人にふられ落ち込み気味の刑事モウとの不思議な出会い。
そして、モウが立ち寄る小食店の新入り店員フェイと、スチュワーデスの恋人にふられる警官との出会いとすれ違いという、平行線をたどる二組の関係を軸にして展開する、香港ニューウェイブ、ウォン・カーウァイ監督が描く恋愛映画。
しかし本作はそこいらのよくある恋愛劇とは全然違う。
幻想的な音楽とクールなモノローグ、そして映画全体に浸透している独特の香り--洗練された映像の中に主人公達の情熱的な心理描写をミックスさせ、今までにない新鮮さが作品いっぱいに広がっている。
また、出演している主人公達がどの人物もとても魅力的で実に良い。
特に新入り店員役のフェイ・ウォンがとってもキュートで素晴らしいの一言。
それにしてもこの監督の映画はどの作品も、内容は勿論の事、劇中で使われている音楽のセンスが本当にイイ。
本作でも幻想的な音楽からインド音楽まで様々な曲を大変効果的に使って、作品により深みを与えている。
中でも、実際歌手として活動するフェイ・ウォンの“夢中人”が流れるシーンでは、彼女の淡い恋心と重なって実に印象的。
なおこの作品は、これを観たクェンティン・タランティーノが狂喜し、彼の作った全米映画配給新レーベル“Rolling Thunder”の第一回配給作品に選ばれている。
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当時、日本では有名ではなかったウォン・カーウァイや金城武、フェイ・ウォンの名を一躍有名にした作品… クエンティン・タランティーノが絶賛して、アメリカでの配給権を獲得した作品でもあります。
失恋した刑事のモウ(金城武)は、逃亡中のドラッグ・ディーラーの女(ブリジット・リン)と出会う… 続いて、恋人とすれ違いが続く警官663号(トニー・レオン)は、飲食店〈ミッドナイト・エクスプレス〉の店員フェイ(フェイ・ウォン)と出会う。
登場人物が魅力的に描かれていることと、挿入歌として使われているママス&パパスの"夢のカリフォルニア"、フェイ・ウォンの"夢中人"(クランベリーズ"ドリームス"のカヴァー曲)が印象的な作品です、、、
特にトニー・レオンとフェイ・ウォンがイイんですよねー 不器用な恋が素敵です。
-----staff/cast-------------
監督:ウォン・カーウァイ
製作:ジェフ・ラウ
脚本:ウォン・カーウァイ
撮影:クリストファー・ドイル
ケン・ラーワイ
美術:ウィリアム・チャン
音楽:チャン・ファンカイ
ロエル・A・ガルシア
出演:
トニー・レオン 警官633番
フェイ・ウォン フェイ
ブリジット・リン 金髪女
金城武 警官223番/モウ
ヴァレリー・チョウ 客室乗務員 -
くだらなくない?
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夢中人が頭から離れない。香港行きたい。 -
僕には良さがわからなかったよ
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今から20年以上前の映画なのか…褪せないなぁ。
さすがの色鮮やかな作品。光加減がたまらなく美しい。
ストーリー的にはわりと突っ込みどころ満載なのだけど、それがさほど気にならないというかのみこめるほどうっとりする。
自由奔放で、まっすぐすぎる様に。夢のカリフォルニアがこの映画にあいすぎてて。クラゲみたいな映画。クラゲというより金魚にしたほうがいいのかな。
香港旅行前に観れてよかった。かなりテンション上がった
その後ウィキペディアで調べたところ金城武の嫌いな食べ物にパイナップルとあった…苦笑。30缶も食べてたのに。 -
90年代ぽいなぁ〜っと思った。
ピチピチのTシャツ着てるところとか。
私はフェイウォンみたいな不思議ちゃんが嫌いだけど、こういう狂気じみた、クレイジーだけど純粋な女がカワイイとかオシャレって言われたのは90年代の特徴な気がする…。今も好きな人は好きなんだろうけど。
原色で湿っぽくて猥雑な香港の感じと、フェイウォンの夢中人はすごく好き。