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- / ISBN・EAN: 4988105049741
感想・レビュー・書評
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大沢たかお、松雪泰子らの演技は流石で、存在感をしっかりと出していたが、やはり子供たちの演技の粗さが目立つ。いかにもセリフ棒読みという感じがした。少年が謎の老婆から、妙なインスピレーションを思い浮かび、幻想的なシーンが現れるが、結局それは最初だけで、後半ではあまり出ず、あれは必要だったのか、と思ってしまった。
これは親子で観る映画かなぁ~。
子「ヘレンかわいそうだったね」
母「そうね、動物を大切にしようね。」
子「うん!」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
胸糞〜^^私はケモモフとショタに泣かされたかっただけなのに。
「ヘレンは僕が必要なんだ」「僕がヘレンのお母さんになる」って仮性ネグレクトショタが小狐に言うの自己投影欠損あれこれクソ歪んでしまった性癖には刺さるけどね。子供のための映画なら違うでしょ…
原作読んでないけど、この映画では友達もいない転校生が母親の嘘を信じていじめられ、心の隙間を埋めるための慰み者として目も耳も聞こえない狐をおもちゃするだけに見えた。狐の個体が変わりすぎるのももう少し揃えろよと思ったし、…犬猫はある程度訓練で演技させられるってわかっているから安心して観られるけど、野生動物は…?とにかくいたいたしかった。役者さんはこんなクソ映画の中で、果敢に演技されているなあと思いましたが、とにかく、人間本位なセリフ、ガキがてめえの世界で自己肯定のためだけに活動しているだけ、そのガキもネグレクト児だから大人が強く言えないのも闇。
3日で死ぬのと、おもちゃにされ三週間で死ぬのと、どっちが幸せなんてさあ。ヘレンの幸せをてめえが定義できると思い込んでるガキ何様のつもり? 方便を使う大沢さんは子供の欲しい肯定を与えるだけでさあ。もっともっと野生動物医として現実を突きつけて欲しかったけど、相手がネグレクト児だからしょうがないのももやもや…だれも、少年にまっすぐ向き合っていないの。彼に割く時間がない大沢さんと、自分の為の時間の方が大事な母親は、彼の相手に二重苦の狐を当て2人遊びさせてるだけなの。
役者さんは悪くないよ。ただもうこの監督作はぜってー観ない決意。
花の中で死ぬラストも、愛らしい子ぎつねと花って言う絵面を撮りたいだけみたいで最悪。ヘレンは目も耳も聞こえないのに、そこんとこをまるで理解しないまま少年が子ぎつねを自己満足のため連れまわす虐待映画であった。エキノコックスでしね