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- / ISBN・EAN: 4933364210234
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第二次大戦中、ドイツ軍によるイギリスの寒村でのチャーチル誘拐作戦を描く。対戦は駐留アメリカ軍と作戦を実行するドイツ落下傘部隊。それに村に住んでいるドイツ軍のスパイがからむ。
1975発表のイギリスの小説家ジャック・ヒギンズの同名小説が原作。当時ベストセラーになったという。が、架空の事件の話なので、前半はどうにも興味を持てなかったが、後半、いよいよ作戦が始動しだしてからは少しおもしろくなってきた。イギリスの村の様子が興味深い。
小説のほうがおもしろいかも。最後にアメリカ兵がドイツ兵の死を「犬死にだ」と言ったが、駐留していたアメリカ軍の兵士もやはり犬死に見えた。無謀な架空の作戦なんだもの。
1976イギリス
2018.1.10BSプレミアム -
第二次世界大戦中、チャーチル誘拐の命を受け、ポーランド軍に扮して英国に降下した精鋭のドイツ空軍降下猟兵たちの物語。
英軍の輸送機に乗り、ポーランド軍の軍装に身を包み空挺降下したシュタイナー大佐らは、スパイとしては死にたくないという理由からポーランド軍装の下にはドイツ空軍の制服を着用していた。ポーランド軍に偽装するための演習中に溺れていた少女を助けるが、その最中に隊員が死亡。村民に死亡した隊員の破れたポーランド軍装の下にのぞくドイツ空軍の制服を見られてしまい、付近に駐留していた米軍に通報されるに至り、計画が狂い始める。
立て籠もった教会が包囲されていると知ったシュタイナー大佐らは戦う覚悟を決め、ポーランド軍装を脱ぎ捨てる。
教会に集う戦う覚悟を決めた男たちは、ドイツ軍の制服の見栄えの良さもあってカッコよさ数割増し。
名作との呼び声高い原作と比べてしまうとやっぱり、原作にあったシュタイナーの部下の面々のキャラクターの魅力がないとか、本来ならもっとも印象的に描くべき、タイトルの意味でもある英国への降下シーンがあまりにも地味だとか、いろいろと浅い物語になってしまうけど、軍装の転換というのが兵士の美学、男の美学を示すために重要な役割を果たすこの物語において、野暮ったい米軍やポーランド軍の軍装から、カッチリ詰襟のドイツ空軍の制服へと変わる男たちのビジュアル面の変化がより分かりやすいのはやっぱり映画の方だ。ジョン・スタージェス監督は、引退前の最後の小遣い稼ぎに仕事を引き受け、そのやる気のなさに主演のマイケル・ケインが立腹したという話もある本作だが、少なくともこの点では映画を評価できる。原作読んでてアメリカ陸軍の服装は想像できても、ポーランド軍なんてマイナーだし、ドイツ空軍の降下猟兵といわれてもミリオタじゃなきゃいまいちピンとこない。でも、映画を見れば、ミリオタじゃなくても見た目の変化がより分かりやすいことで、物語の中で制服というのが彼らの美学を強く示すアイコンとして機能していることがよりストレートに伝わるはずだ。
美学のために倒れていく男たちの映画。 -
翻訳読んで、原書読んで、DVD。
期待していなかったから☆は3つ。
いいところはたくさんあるので、そちらに眼を向けたいけど
不満を挙げればきりがない
ドイツ語が出てこなかったら、シュタイナである意味が
薄弱になっちゃうじゃない。
アルトマンはともかく、ノイマンはじめシュタイナ隊の魅力を
描いていない、描ききれていない。
作戦遂行の姿やその結末が原作と異なっている。
いや、シュタイナ隊の最期にいたる潔い戦いが、
単に武力の差に押されるだけになり、
リッター・ノイマン(名前変わっているし)、ブリーゲルの
描かれ方の薄さこれに、多分一番困惑しているのだろうな。
この二人の言動がこの作品で好きだったので。 -
ドイツ軍視点だけどやはり英語。
キーファー・サザーランドの父ちゃんが出演してる。
敵にばれる理由がプロとして如何なものか。