グエムル-漢江の怪物- スタンダード・エディション [DVD]

監督 : ポン・ジュノ 
出演 : ソン・ガンホ  ピョン・ヒョボン  パク・ヘイル  ペ・ドゥナ  コ・アソン  イ・ドンホ  イ・ジェウン 
  • ハピネット・ピクチャーズ (2012年3月10日発売)
3.40
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本棚登録 : 603
感想 : 124
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953020009

感想・レビュー・書評

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  • ただの人食いモンスター映画ではない映画

    ありがちなモンスターが人を喰らうB級パニック映画だと思ってたが、ちょっと違う。
    とりあえず、怪物?のCGがなかなか素晴らしいので、B級感がない。

    序盤はお笑い要素もあってかなり楽しめたが、意味があるような無駄なようなシーンが多くて、中だるみしてしまった感じ。
    家族でカップラーメンを食べる場面や、脳手術する場面など、印象的なシーンもあるので、なんか残念。
    観る人の感性によって、受け取り方が大きく違う映画だと思う。

    アメリカが原因を作り、介入しといて、結果的にウイルスは見つかりませんでした、って流れは、イラク戦争の大量破壊兵器は見つかりませんでした、の揶揄なんだろうけど、もうひとつしっくりこない。

  • 結局、この映画が日本でヒットしなかったのは宣伝のポイントを間違えたせいでしょうね。たしかにゴジラなどに比べるとサイズも小さいし、別に得意な技があるわけでもない。そもそも、監督はこれをコメディ、ないしはホームドラマとして作っているのですから、怪獣映画として宣伝しないほうがよかった・・・とか思ったりしたけど、じゃあ、ほかに宣伝のしようがあったかと言われると、たしかにこれは困るなぁ。徹底的に反権力だし、反米だし、そのあたりの毒の効かせ方も、どたばたコメディをとことんやりにくところも、そしてけっして予定調和にならない終わり方も、とてもよくできている映画だと思います。パトレイバーのぱくりだと言っている人は、心が曲がっていると思った次第です。モンスター映画の設定なんか、そんなにバリエーションがあるわけではない。それよりも大事なのはそこから物語をどう膨らませていくか、どのような批評性を持たせるか、です。

  • パニックものが見たくなって再び観てみた。
    ホルムアルデヒドを漢江に垂れ流したせいで生まれた怪物の話。

    DVDのジャケットになっているシーンがやはり印象的だった。

    もっとアーチェリーが活躍していた気がしたが、最後で納得。

  • パニックムービーってさ
    パニックの元凶があって
    そいつもしくはそれに
    いろんな人間がいろんな形で犠牲になっていくエピソードを
    順番に紹介(?)していって観客は次第に追いつめられて
    そういう土台の上に主人公は何度もピンチをすり抜けて
    最後にゃ助かる!みたいのなのにさ

    ものすごい、裏切られ方をした、というか

    当てられる焦点はそこじゃないのさ

    なによりカメラが無駄に激しく動いたり
    怪物中心に映す感じじゃないところとか

    なんかそういうのからしてまず、違うさ


    面白かった
    この監督の作品は他に『殺人の追憶』しかみたことが無いけど
    あれはなんか、見えない一人の人の怖い感じが滲んできたけど
    これは、集団の人間(人類?)が怖いな〜〜と感じさせる感じ

    敵は、人類にあり、みたいな
    襲ってくるのは怪物なんだけど

    パッケージにもなっている少女と
    その叔母さん役の人が、とても印象的でした


    カップ麺が食べたくなります



    (2006)

  • 人間が化学薬品を川に捨てたことによって生まれてしまった怪物によって翻弄される家族&人々
    最後はほろりときた。

  • 原題は「괴물」。ストーリーが穴ありすぎなところが気になってしまって、あんまり入り込めなかった。こういうところで画を撮りたかっただけなんだろうなぁ、という穿った見方をしてしまって、ダメだった。(10/5/20)

  • パニックムービーかと思いきやこれコメディか?
    っていうくらい突っ込みどころ満載
    死人が出たり、シリアス展開にもなるけど基本笑って観ました
    アメリカを何気に馬鹿にしてるしね
    一番笑えたのがグエムル(怪物)のデザインですね
    最初出てきたとき、「え?これ?」って思ったけど
    観てるうちに「なんだこいつ意外とカワイイな」とか思うようになったり
    攻撃されるグエムルが気の毒になってきたりしてww

    ソン・ガンホを筆頭に、救出に向かう家族4人いいわ~
    この4人のキャスティングは素晴らしいです
    アーチェリーはどこで活躍するんだ!と期待してたら、おいしいところ持って行きましたね
    ペ・ドゥナ、めっちゃカッコイイ
    あずき色ジャージだけどww

  • 映画館で観てDVD買って4回ぐらい観たけど最高に面白い。

  • 臨場感あるし、一見ハリウッドっぽいけどちゃんと韓国らしさを上手く見せてます。

  • 思っていたよりシリアスなものだった。
    映像的にはハリウッドのものを見慣れてしまっているので見劣りはするものの、編集や撮り方等々でドキドキできる仕上がりになっている。
    印象に残っているのが下水溝でグエムルを蹴り上がって脱出しようとするしシーンかな。
    父親の説教を寝ながら聞くところとかも。
    屁の音を聞いただけで息子の体調がわかるとか、、、面白すぎだろ。
    良かったのはラストシーン!
    特に火炎瓶を落としてからの・・・が!
    アーチェーリーくそかっけぇー。

    正直言って突っ込みどころやよくわからないところもあるんだけどね。
    登場人物の行動全般とか。最後に唐突に出てくるホームレスやら細菌兵器などなど。
    面白さは好き嫌いに寄ると思う。

    もちろん韓国映画なのでドロップキックがあります。

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著者プロフィール

1969年生まれ。映画監督。2019年『パラサイト 半地下の家族』がカンヌ国際映画祭でパルム・ドール、アカデミー賞で作品賞を含む4部門受賞。監督作品に『ほえる犬は噛まない』『母なる証明』ほか。

「2021年 『ポン・ジュノ映画術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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