サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ コレクターズ・エディション [DVD]
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4547462036797
感想・レビュー・書評
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こういう雰囲気の映画好き。「大切なのは、答えのない人生をいきること」
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悩める少年の青春映画。
テーマがしっかりしていて、うまくまとまっていました。やっぱり映画は90分くらいがちょうどいいよなぁ~
でもちょっと雰囲気が暗すぎたかな・・
途中で微妙にあきちゃった。
ラストのキアヌ・リーヴスのセリフに目からうろこ。
何が正しいかなんて結局最後までわからないし、いつでも不安はあるもの。
「大切なのは答えのない人生を生き抜く力」
ごもっともです!
17歳だって大人になってからだって、それはいっしょだね。 -
結果的にこの物語の構造のなかではなんの説明もなしにADHDの治療薬とマリワナが並列になってしまっているのが思慮不足すぎて驚いた。というか、思慮不足以前に、丸ごとの自分を受け入れる云々の思春期のアイデンティティ確立的な物語にADHDをこんな形で使ったことで、逆に本来想定したであろうメッセージ性がずれて受け取られる可能性とか考えなかったのかなーと思った。
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2008/12/23
最初は子供じみた映画かなと思っていたけど、
実は凄く深いし、
世代を超えて普遍的な共感を得られる作品。
この映画に出てくる人たちは、
本当にみんな不完全で子供。
父や母、弟や先生など、
それぞれ何かしらの役割を演じ、
それをみんな窮屈に感じている。
大なり小なり、人は誰しも何かに依存しているし、
そして皆、何かしらの問題を抱えていることを、
この映画はそれとなく示してくれる。
「ありのままの自分を受け入れること」
「大切なのは、答えのない人生を生き抜く力」
キアヌ・リーブスが脇役なのがニクい。 -
歯科医キアヌのなんともいえぬ色気・・・・
どっから出してんだーー!
ハマってました・・・・・(o´_`o) -
然とした不安を抱き、17歳になっても親指を吸う癖(サムサッキング)が止められない少年の心の成長を繊細なタッチで綴った思春期ムービー。世界的アーティスト、マイク・ミルズの長編監督デビュー作。オレゴン州の閑静な郊外住宅地に暮らす17歳の少年ジャスティンは親指を吸う癖が治らず悩んでいた。行きつけの歯科医ペリーは、そんなジャスティンに催眠術を施した。おかげで癖は治ったものの、不安を解消する術を失ったジャスティンは次第に自分の行動をコントロールできなくなってしまうのだった。
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ティーンエイジャーの「わーーーーー」ってなる気持ちがすごくよく描写されてる。
ジャスティン役の役者さんの瞳がすごく綺麗で印象的だった。
そういえば私がオレゴンの高校生だったのは、17歳になる年だったな・・・ -
これはいい映画でした。
人間は誰もが何かに依存してる
ってことをよく描いてる。
主人公の少年は
指しゃぶりに依存しているのを
歯科医に治されたせいで
どんどん依存対象が危ないほうに
転移していきます。
母親役はコンスタンティンで
ガブリエルをやっていた
中性的な人です。
最初、えええええ?この人が母??
と思ったけど・・・この役は
この人でこそ説得力あったと思います。
コンスタンティンという虚構でも
天使でしたが
リアルな世界でも
天使ってことでした。
コンスタンティンで共演してた
キアヌが歯科医役というのも
シャレが効いてます。
この映画の中では弟くんが
いちばんオトナ・・・
ということが最後のほうに
わかります。
人間だれでも不安、ってことを
これでもかってほど
描いていて
共感の涙を流してしまった。 -
ジャスティン役の子すごく綺麗、母親役のティルダと似てた、雰囲気。
指しゃぶりをやめられず歯列矯正に通い詰め、エセ心理学で催眠術にかかり、それから多動と診断され薬漬けになり頭脳明晰、論破しまくってそれから女の子に翻弄され麻薬にはまって、NY大学へ合格。
波乱万丈と言えばそうだけど、ジャスティンのそれはまさに育てにくい子の一部の典型、知らない人たちが思い浮かべる多動をうまく出していた気がする。
U-NEXTで -
強迫神経症気味の童貞少年が、ドラッグで突然頭脳明晰になってディベートチャンピオンになるところは面白かった。そこから元の彼に戻っていくわけですが、「アルジャーノンに花束を」や「レナードの朝」のような哀感は皆無。
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ADHDは境界域の子は、診断がついた方が本人は楽になることもあるのかも。薬物療法の効果がちゃんとあれば生活は圧倒的に良くなる。ただ家族は受容できるのか。
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主人公の少年が綺麗!思春期の平凡な少年。彼の場合は親指を吸うのをやめられないという癖であって、誰でもきっと他人からは理解されない、時には自分でも理解できないような、そんな劣等感や弱さを抱えて生きていると思う。自分を含めて。話が進むにつれてそんな主人公と自分を重ねていく中で、「君はどこも悪くない。」「魔法の解決策を探してジタバタする。なぜ直す必要がある?」キアヌリーブスのセリフが響きました。映像の澄んだ空気感と落ち着いた音楽も好き。
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中性的な顔立ちの主人公、純粋そうな女性からビッチへと変貌するヒロインのレベッカ、主人公が通う歯医者がキアヌ、薬物中毒のお兄さんが渋い、、
とりあえず出てくる人物がかっこよかったり可愛かったりでそこに目がいってしまい、内容にあまり惹かれなかったなあというのが素直な感想です。 -
親側に感情移入して観てしまったので、
主人公の幼稚さにすこしうんざりしてしまったけれど、
そもそもそういう少年の成長期なんでしょうね。
弟が、「主人公のかわりにしっかりせねば」と自白するシーンは、
リアリティがあるなと印象に残ったけれど、
他は特にこれといったシーンがなかったかも。 -
「勉強も出来ず冴えないボクが発達障害を持ってることが発覚し、クスリを飲み始めたら勉強も出来るようになってモテモテになって最強無敵」という、かなりふるったユーモア映画。
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なんだかパッケージや題名で損しているなという映画。
ジャスティンはオレゴン州に住む17歳。指をしゃぶる癖が治らない。不器用な彼が何かを変えようと、もがく。意中の女の子。フットボーラだった父の挫折。
いわゆる感動ものの話かなあ、と思ってたけど、等身大でなんか好きです。
名作でも、万人受けするものでも、ないかもしれないけど。 -
マットとオードリーの話からラストにかけては少し良かったけどそれ以外は好みじゃありませんでした。
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(2005年作品)
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キアヌリーヴスってわかんねーよ!
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マイク・ミルズ Foreverでやんす。
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ジュノと同じ。
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キアヌ(cv:森川)の異常な色気!お母さんと中毒で入院してる俳優(?だったかな…)もなんとなく素敵だった。成長するってどういうことなんだろ…。結局主人公はNYでうまくやれたんだろうか?いつも思うんだけど洋画ってマリファナとかドラッグとかけっこう普通に出てきますよね…?なんか日本の"こんなに悲惨なことになっちゃうんですよ!!"の一点張りとはちょいと毛色が違うような…。とにかく歯医者さんが良かった27/6/10
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大人になれない
大人になりたい
いつから大人になるのか
いつになれば大人なのか
そんな悩みを抱く人に見て欲しい
最後の最後
サムの言葉はあなたの胸にかならず届く -
鑑賞済み
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終盤で結構打ち砕かれたかなあ。
話がとんとん拍子に進んでいって。
途中までは色々考えさせられて好きだったんだけど。 -
全てが完璧な人なんていない。
自分だけが悩んでいるわけではない。
人生には答えが用意されているわけではない。
みんなそれぞれ、欠点や苦悩を抱えて生きている。
迷える自分を受け入れて、悩める他者と認めあえる。
それが成長するってことなのだと思うんだな。
サラッとした風となって、そっと背中を押してくれるような作品。 -
主人公の子が可愛い。
ADHDって診断される主人公が、医師から薬を摂取することで、弁論大会等で大活躍。
でも、何か違うんじゃん?みたいな不安。
17歳の彼のなんかちょっぴり切ない青春ストーリー。
歯科医を演じるキアヌ・リーブスが、ちょい役なのに、なんか光ってる。
お母さんも、お父さんも、弟も、マットもみんな、すごく個性が光っていて、それぞれに愛着がわく。
おすすめです。 -
えらくさっぱりしてたなーって、どこを何を臭わせようとしてたのだろうとくんくん嗅いでいたのだけれども。長男君の成長物語という点なら「イカとクジラ」のが好み。薬で劇的に変わるけれどそれはほんとうなのかみたいになるけれどその振り幅をもってほんとうだろうし、根本解決にはなっていないけれど何を解決とするかっていうのがあっさりした流れで。ドッッサーーンて上から落ってくるシーンが好き。
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ちょっと無理があるかなーと思った。期待してみたのに残念。こういう映画好きな人っていそうだけども。家族もの好きだけど、もうちょと分かりやすい表現にしてほしかったな。