サンセット大通り [DVD] FRT-018

監督 : ビリー・ワイルダー 
出演 : グロリア・スワンソン 
  • ファーストトレーディング
3.74
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本棚登録 : 93
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560285900182

感想・レビュー・書評

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  • 狂気のノーマに飲み込まれた。人間としてとても面白かった。一歩ひいたところから冷めた目で語るジョーがいい仕事していて正解。ノーマ自身が語るよりも、第三者が見ているからこその真実が浮かび上がる。最後まで本当に目が離せなくて面白かった。

    (20131123)

  • ビリー・ワイルダー監督、1950年の作品。
    ギリスが最初から最後まで語るという造りが面白い。
    死体が鯨のようにあげられた、などの台詞がブラックユーモアというか、なんというか。ビリー・ワイルダーらしい。

  • ノーマに夢を、マックスに憐れみを。
    ラストシーンは皮肉ながら、グッとくるね。

  • 「愛しているのよ。嫌わないで。」
    世間に忘れ去られた往年の大女優と名もない若手脚本家。すれ違う彼女と彼のプライド、孤独、仕事への情熱、愛憎。
    老若男女問わずに楽しめるザッツエンターテイメント!
    アカデミー脚本賞をとっただけあって、物語の展開、登場人物の性格付け、言葉の使い方が秀逸。もちろん、俳優の技量、セット、映像細部にも行き届いて・・・映画への愛が感じられる名作。

  • 主観と客観のズレの極大化は、
    現実を直視する性質を壊し、
    夢遊病へと誘う。
    若年期に大衆からもてはやされたプライドは、
    年をとり廃れた後も消えず、
    世界は自分中心に回っていると思い込み。
    そんな人の周りには「やさしい」人なんているはずもなく。
    対比として、人間のあるべき姿ってなんだろうって考えさせられた。
    また、この作品の中で正しい愛だったのは、
    ジョーとベティだけ。
    貧乏なジョーは、ベティを幸せに出来ないから、
    うそを言って、二度と会わないことを決めた。
    好きな人のために、好きな人をあきらめたという意味で、
    カサブランカと通じるものがある。
    他方、マックスとデズモンドの間にあるもの、デズモンドがジョーに抱いたものは、
    愛でもなんでもなく、
    ただ一緒にいたいとか、、自己アイデンティティの保持とか。
    きわめて自己中心的。

  • 狂気とかそういうのを描いた映画ってあんまし面白くない、ものが多い。これは違うと思う。誰でも「自分ってスゴいかも!」って思う瞬間がある。それがあまりにも長く続いちゃったらこうなるしかないのかもね。

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