雨に唄えば [DVD] FRT-089

監督 : ジーン・ケリー  スタンリー・ドーネン 
出演 : ジーン・ケリー  ジーン・ヘイゲン  デビー・レイノルズ  ドナルド・オコナー  シド・チャリシー  ミラード・ミッチェル  ダグラス・フォーリー 
  • ファーストトレーディング
3.99
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本棚登録 : 133
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560285900892

感想・レビュー・書評

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  • いやはや、皆さん芸達者で!完成度高し。

    舞台はサイレントからトーキーへの移行期。この設定がよく活きている。映画というもののあり方がまるっきり変わってしまう、その大きな変革の中での制作現場の苦労が描かれているのも興味深い。ゴージャスで、楽天的で、まさに古き良き時代を感じられる映画。

    『雨に唄えば』といえば土砂降りの中歌い踊るジーン・ケリーのイメージがあまりにも強いが、他の登場人物たちもみなそれぞれに個性豊かである。
    そんな中で、ドナルド・オコナー演じる主人公の親友コズモはとりわけいい味を出している。「男、女、それに男の友人」の組み合わせは大抵ろくなことにならないパターンだと思うのだが、この映画の3人は実に気持ちの良い関係を築いている。それはひとえにドンとキャシーのカップルを無邪気に応援してくれる我らがコズモ君のおかげだと思うのだ。ほんとに良い奴だぜ。
    有名な"Singin' in the Rain" も勿論良いのだけれど、一番気に入ったのはコズモの"Make 'Em Laugh"だ。彼の軽々とした身のこなしには思わず見とれてしまう。涼しい顔で簡単そうにやってるけど、実際のところあの動きはかなり高度なものだろう。自らの苦労を感じさせずに、あくまで明るく、観客を笑わせる演技に徹する。「笑わせるんだ!」という歌詞のリフレインと相まって、一種の物悲しささえ纏った喜劇俳優という存在を体現していると思う。好き。

    ラストシーンはたとえ展開が読めたとしてもなお痛快だ。ストーリー展開自体はそれほど凝ったものではないかもしれないが、だからこそというべきか、鑑賞後の爽やかさはピカイチの一本。上質なエンターテインメント。

    そういえば、偶然にも「雨の3月24日」に鑑賞したことになるな。

  • ダンスに心躍った。good ending

  • 超タップダンス!!!!
    リバイバル3本だて(パリの恋人他)で映画館にて堪能
    ジーンケリーやフレッドアステアのタップダンスは今見ても楽しいと思う♪

  • タップの魅力がたっぷりです!
    かっこいい☆

  • 最高の娯楽映画

  • 希望と純真に満ちた最高級の娯楽映画。真夜中の雨もきらめく、はじける

  • それぞれに歌やダンスが上手すぎ。かっこいい!
    ストーリーはベタで好きではなかったけれど。

  • ミュージカル映画によくある「なんでそんなカット割にするの?!」といった不満を全く感じない。カットが長いからかな。役者がよく歌いよく踊る。観ていて楽しくなる。

  • サイレントからトーキーへと移り変わる映画の現場を背景に、映画スターと新人女優の恋をコメディタッチで描いたミュージカルの名作。

    ベタと言えばベタですが、細かい所で色々笑わせてくれます。
    サイレント時代に一世を風靡した美人女優が、声が悪くて滑舌も悪くて棒読みなもんで、トーキーに変わって一気に立場が悪くなる…というのはなんだか可哀想な気もしますが、本人の性格が性格なので(笑)彗星のごとく現れた新人女優にしてやられる様にはスカッとします。

    見所はなんと言ってもジーン・ケリーとデビー・レイノルズ、ドナルド・オコナーの神業のタップ! 歌とダンスのシーンだけ何度も見てしまうぐらい圧巻。
    表題曲『雨に唄えば』を唄いながら雨の中で踊るシーンは映画史に残る名シーンです。

  • なんて楽しい映画なんだろう♪初めて観た時思った。
    生の舞台を観る前に、ミュージカルの楽しさを教えてもらい、
    生の舞台を観てからも、クオリティの高さに感動。

    俳優さんも素敵で、ビバ・ミュージカル☆と歌って踊りたくなるぐらい。

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