- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988021130417
感想・レビュー・書評
-
初見の感想は、はっきり言って意味が分からなかった。
ネットで検索すると色々と解釈された意見が書かれていて、ようやく分かったような気になりました。
バラバラで断片的なアニメから隠された世界観をアクロバチックに再構築!
皆さんよく考えられますねえ。私では全然思いつきもしない解釈です。
何時間もかけて色々な方の意見を拝読した後、もう一度DVDを視聴。
映画とはこんな風に解釈するのだと非常に勉強になりました。
一度こんな風に徹底的に解釈法を勉強しておくと、次から映画を見る時に使えます。
一を聞いて十を知るタイプの人は次から使えるようになるし、私のように五を聞いて六を知るタイプの人間はもっと勉強が必要かもしれませんが、とにかく勉強になりました。
確かに非常に勉強になったけど、余りにも難し過ぎませんか?
私のように意味が分からないことをネットで検索するタイプの人間なら面白い教材になるのですが、普通に映画を楽しむタイプの方なら
「分からん。つまらん」
で済ましてしまうでしょう。そう思われても仕方ない映画です。
今ではネットが発達して、無料で他人様の文章が読めます。
だから私でも映画を見た直後に正解に近い解釈を読むことができました。
これがネットのない時代であったら、そういった解釈にたどり着くまでにどれだけの時間と距離があったでしょうか。
しかし、もっと分かりやすくしても良かったのではないでしょうか。
あまりにも独りよがりに過ぎる作品だと思います。
せめて時間軸だけでも普通に並べて下されば、もっと分かりやすくなったと思います。
何で時間軸が前後するのでしょうか。見る人を混乱させているだけだと思います。
ビジネスの世界では、いくらいい企画でも、プレゼンテーションに失敗すればなかったことになってしまいます。いくらいい商品でも、宣伝に失敗すればライバル商品に負けてしまいます。
講師業の世界では
「難しいことを難しく語るのは誰でもできる。難しいことをやさしく語るのが本当のいい先生だ」
とも言いますね。
だから本作品は、思想的・哲学的・芸術的には素晴らしいとは思いますが、エンタメビジネス作品としては失敗作だと思います。
OLDIES 三丁目のブログ
■[映画]『ルパン三世 Green vs Red』で映画解釈法の勉強(ネタバレなし)
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180428/p1
以下、ネタバレブログに舞台を移して、私なりに思った疑問・色々読ませて頂いても分からなかったことなどつらつらと述べてみます。どうせ大したこと書けませんが。
少年少女・ネタバレsalono(ネタバレ注意!)
『ルパン三世 Green vs Red』ネタバレ検討会
https://sfklubo.blog.jp/archives/12884377.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまりに有名になりすぎた名前の使い方としては、なるほどと思った。
最後がちょっとモヤモヤするけど、昨今のスペシャル見るよりか数倍良い。 -
[あなたが何者か / それを決めるのは あなたじゃないの / 決めるのは あなた以外の他人]
◎感想
ここ5~6年のテレビ版には正直うんざりしていたので
本当にいい憂さ晴らしになった。
久しぶりにルパンらしいルパンを観れて幸せだった。
世間じゃ評価が分かれているようだけど、僕は好きだな。
史上もっとも有名な犯罪者であり、エンターティナーでもあるルパンが
ちゃんとこの作品には居たから。
ただ、純粋な娯楽作品としてのルパン三世を求める人には
あまりオススメできない。
ピンとくればトコトン釘付けになれるタイプの作品。
◎抜粋部分感想
このOVAは
”幻想世界(いわゆる二次元)のルパン”ではなく
”現実世界の(私たちが考える)ルパン”を描いた作品だった。
「ルパンとは何か」ということを鑑賞中ずっと考えさせられた。
「誰が本物のルパンか」はさほど問題にならなかった。
ルパン三世を知る人の数だけ、彼のイメージが存在する。
だから万引きで捕まってしまうルパンが居てもいいのだ(どーよとは思うが)。
不二子が康雄ルパンに放ったこの言葉は
もっとも的確にそのテーマを示している。
どのルパンが本物か。決めるのは視聴者を含めた周囲の人間である。
……という手前勝手な自論を抜きにしても良い言葉です。
◎番外編
動く原作画には身震いしたぞ! マンガをしっかり読みたくなった。 -
昼はラーメン屋「グリーン軒」を営み、夜は街に繰り出してスリを働いて小金を稼いでいた冴えない男:ヤスオ。しかしある日、街でワルサーP38を手渡されたことから、彼の運命は大きく動き出す。長い歴史の中で様々な人物像が描かれてきた『ルパン三世』というキャラクターを、「ルパンは何人も存在した!」という新解釈で捉え直した意欲作。片桐仁の演技が稚拙過ぎて他キャストとのバランスが悪いことを除けば、私は十分楽しめましたよ。
-
私には難しすぎた
-
ヒドい脚本。物語、ストーリーの体をなしていない。
一度も推敲されていないかのようだ。
唐突に吐き出される社会的発言も実に幼稚。
監督の言いたいことは開始10分でわかるが、それに対する説得力があまりにも力不足。わざとわかりにくくするなんて100年早い。 -
すごく内容が出鱈目で、始めから見る気の失せる設定だと思いました。