ゴジラvsモスラ [DVD]

監督 : 大河原孝夫 
出演 : 別所哲也 
  • 東宝
2.97
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本棚登録 : 71
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104047854

感想・レビュー・書評

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  • 別途

  • んー、子供の時のワクワク感はなかったなあ。。シナリオも雑だし、ピーナッツが小人なのも、なんやら島の住民がジャングルクロベエなみのステレオタイプだし。。。チープ感が半端なかった。。左翼じみた原水禁アジもつまらんし。正直、ノスタルジーしかなかった。

  • 黒いモスラ、バドラが出てくるところが新機軸だが、それ以外のストーリー展開は前作をかなり踏襲している。
    なんとなーく最後まで観たという感じ。★3ではないが2でもない、2.5ぐらいということでおまけで3つ。
    モスラが繭を張るのが国会議事堂っていうのはなにか意味があるんだろうか、あるんだろうなきっと。でも作中からは政治的なものに対する意図が特に感じられなかった。
    小高恵美の扱いがどんどん低くなるのが切ない。
    田中好子もせっかく出ているのにほとんど出番なかったな。ビオランテにも出てていちおうヒロイン的な役立ったけど、この作品もビオランテとつながった世界線なのか? だとしたらあの役を引き継いでいるってこと? とくにそういう感じでもなかったが。
    最後の決戦はみなとみらい地区。見慣れた街だとやはり気持ちが入る。案の定ランドマークタワーは崩れ、ゴジラの頭上から落下。観覧車もモスラに持ち上げられたし、これはもうお約束なんだろうな。
    最後、バドラとゴジラが海中に落下するが、それはモスラが離したから? そのあと会場をぐるっと回って鱗粉の光でで魔法陣のようなものを描いたが、あれはなに? さらにラストになっていきなり隕石が地球に接近しているって話が出てきて、地球を守るためにモスラが宇宙に飛び立っていったが、これは次作へのつなぎなの??
    小林聡美が出てくるとは思わなかったが、さすがはサトちゃん、コメディエンヌっぽいエッセンスをうまくまとっていた。オープニング野別所哲也は完全にインディー・ジョーンズ(笑)。別所哲也もいい男だが、篠田三郎はやっぱりハンサム!ってかんじで年取ってもかっこいいなー。
    大竹まことが敵役の不動産屋だったけど、とくに演技がどうこうというほどでもなかった。このあたりはその当時に勢いのあるタレントを使ったということなのかな。
    黒部進もほんのちょい役で出てきた。シリーズ通じて同じ役者が何度も出てくるな。
    小美人は双子ではなかった。

  • 平成vsシリーズで、最後に劇場で観たのがこの『ゴジラvsモスラ』。当時中2で、あまりにもお子ちゃま向けの味付けになってしまった平成シリーズに見切りをつけ、以後は劇場で観なくなった。『vsキングギドラ』をたまたま観たので、久しぶりに見返してみた。

    平成ゴジラシリーズだとこの作品が興行的には最も成功したそうだけど、たぶんそれは大人気怪獣のモスラが出る作品だから、みんな観に行ったのではと。親子連れのファミリー映画。だけど、私は当時からこの作品を面白いとは思えなくて、見返してみるとその理由がだいぶわかってきた。

    怪獣映画に出てくる怪獣たちは、キャラクターだから主要登場人物。この映画の主役は誰かと考えると、ゴジラでもモスラでもなく、バトラだと思う。
    この怪獣たちが三つ巴の戦いを繰り広げるけど、それぞれが何をしたいのかが微妙によくわからない。
    今回のゴジラは原子炉を襲わない。モスラの卵を狙ったのは食うため?
    モスラがゴジラと戦うのはまあなんとなくわかる。コスモスのいいなりだし。
    バトラがゴジラと戦うのはなぜ?原発を襲ってないし、人類が滅びてもよくね?隕石を止めるため、これはわかる。でもモスラと戦うのはなぜ?
    と、それぞれの行動がよくわからない。ゴジラは基本的にじゃれてるだけ(主にビルなどと)、これは別にいい。でもゴジラ要らなくね?

    あと、人類側の影もだいぶ薄い。メーサー戦闘機が出るぐらいで、超兵器感があまりない(これは次回作のメカゴジラや、さらにその次のモゲラで解決はされる)。

    最大の問題点は、シティボーイズ大竹まことが死なないことだ!60年代の『モスラ』『モスラ対ゴジラ』と比べてほしい。悪役は死んでる。私はそれらを観たときに非常に驚いたし、あっぱれ!と感じた。あるいは前作『vsキングギドラ』の土屋嘉男でもいい。
    『ゴジラvsモスラ』は『モスラ対ゴジラ』のリメイク作とも言える内容で、60年代版からそもそもリゾート開発の社長が悪役だった。30年前にしてたことができてないのは、本当に残念。

    92年の映画で、当時の時代背景を考えるとこれはリゾート法(総合保養地域整備法)に対する風刺。第1号のシーガイアが2年後にオープンするけど、赤字続きで経営破綻した。
    もうひとつは、PKO法案が可決したこと。74式はじめ出まくるのは、自衛隊のイメージアップのために利害関係が一致したからなのでは……と。そのせいで超兵器の出番が少ないのか??
    色々と考えていくと、今回のモスラが国会議事堂に繭を作るのは、牛歩戦術をしてた国会に対する含みを感じる。
    どちらも社会風刺としては上手くいってない、ちゃんと描けてないのでつまらなくなっている。

    人間のキャラクターの方だと、別所哲也と小林聡美夫妻の話も、ヨリを戻すきっかけが弱い。ドラマ的に感動しない。小林聡美は好きだけど!!
    平成ゴジラシリーズで平田昭彦的に重要なのは、小高恵美。エスパー三枝未希なんだけど、ゴジラの比重が少ないから未希がほとんど活躍しない。これはどんどん顕著になる。
    前作同様ハリウッド映画のパクリ、今回はインディジョーンズ。

    こんな映画がヒットしたってことには、やっぱり絶望感しかない。大人が子供にこれを見せて、良い影響を与えるか?「なんとな〜く面白かったな」、それだけのものでしかない。子供向け映画に対して真剣になれてない大人、文化的な貧しさを感じる。


    貶すばかりではなんなので、褒める点。前述のバトラ。昔は魅力を感じてなかったけど、デザインがすごくいいと思う。カラーリングはあんまり好きじゃないけど。
    モスラに対するバトラという存在は、『モスラ対ゴジラ』で双子のモスラがゴジラと戦ったことのオマージュで、実はすごくよくできている!モスラとバトラは元々兄弟だよね。

    でも、バトラの最期のシーン…「あ、こいつ死んだな」と感じたモスラが、ゴジラごとバトラを捨てるのはほんとひどいと思いました。どう考えても演出がおかしい。

  • 1992年のいわゆる平成ゴジラ。別所哲也と小林聡美主演。特撮にそれほど思い入れはないけれど、やはりCGを使わないミニチュアの手作り感は良いものだ。本作ではラストに破壊される横浜の街に6000万円もかけたらしい。この間観た『巨神兵東京にあらわる』もミニチュアの出来は素晴らしかったけど、デジタル合成で爆発やビームをごまかしてしまったところがもったいなかった。巨神兵デカすぎたし。ミニチュアが火薬で破壊されるあの独特の質感は、リアルさが大切なのではなく、一種の様式美なんだろう。ストーリーの方はインディージョーンズのパクリも、夫婦の離婚問題も、環境保護のメッセージも必要なかった。怪獣もバトラなど登場させずに、ゴジラとモスラの対決に絞った方が引き締まっただろう。☆3

  • 子どもの頃に何回も見たはずなのに、怪獣が戦う場面以外はほとんど覚えていませんでした。
    序盤はインディージョーンズを真似たギャグパートのようです。
    中盤で、政治の象徴でもある国会議事堂をモスラが破壊した時、恐ろしさと共に清々しさを感じてしまいました。
    作品全体を通して、主役はゴジラよりモスラです。
    この映画で伝えたかったのは、目先の欲に溺れず、地球の環境を大事にしましょうということでしょうか。

  • 横浜で繰り広げられるゴジラvsモスラvsバトラの三つ巴。見境のない開発による環境破壊への警告がテーマ。
    夕陽をバックに国会議事堂に繭を張るシーンが印象的。
    邪悪なゴジラにけなげに向かっていくモスラがいい。
    観終わった後に弟が発した言葉、「モスラってヤクザだな。自分のシマがあるし、敵を海に沈めるし」・・・確かに…

  • 子供の頃に見た映画。「モスラ~ヤッ~、モスラ~♪」の歌が大好きで、よく歌ってたと思う。歌い手二人もとても可愛くて憧れてた気が。

  • ゴジラとモスラとバトラという三つ巴。
    実質ゴジラよりもモスラが主役に思います。
    そういう意味ではこの作品が最も異色なのではないかと思います。

    モスラのことは好きなので、小さいころから幾度となく見ている映画。
    バトラの凶悪なデザイン性もよく(特に幼虫)、モスラが活躍していた太古の時代に対しても想像が働くところ。

    浄化されるような音楽が多くて、モスラに関する歌はよく覚えて歌ってました。

  • ・・・(. .;)?
    これ、ゴジラ必要ないと思うんだけど・・・。


    モスラvsバトラで・・・


    しかも・・・
    バトラ説得出来るんだったら、最初からやっとけよ!って感じのところも。

    ま、ゴジラ見られただけでも幸せなんだけどさ。
    でもゴジラが悪者になんのはイヤなんだよね・・・。

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