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- / ISBN・EAN: 4907953026346
感想・レビュー・書評
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とりあえずみるめくんがかわいい。
とにかくみるめくんがかわいい。
ユリちゃんが憎めないのは、永作博美だからだろうな。
力一杯の全力疾走の青春ではないけれど、
青春のもぞもぞした感じがいいなぁ、と思っています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主演の二人の距離感、空気、台詞どれもがとても自然。
永作博美の自己中心的愛らしさがたまんない!真似したい。
背の高い松ケン見上げて顎と喉を猫みたいにかじるシーンが好き -
20歳も年上の大学の講師に心奪われる19歳の青年。
翻弄され、小さなことに一喜一憂し、真剣になってゆくみるめを気が気じゃなく見守るしかない女友達えんちゃん。
それぞれの人間模様。小さな三角関係が、激しくもなくゆっくりとした時間の中で流れる。
悪い言い方をすると、39歳の年上女性にだまされ、不倫にはまり、手のひらで転がされる純朴な青年と、そのせいで小さな恋心が奪われた女の子の物語なんだけど。永作さん演じるさゆり役のつかみどころのない、なんというかいたずらっこのようで憎めない感じを完璧に演じきってるから、全然ステキに映ってしまって。。他の人が演じてたら、蒼井優ちゃんのえんちゃんの立場になって、キィーってなってしまったかもしれないけど、なぜか気が付いたら、みるめの気持ちになって、さゆりに恋をしちゃっている自分に気づきました。
まぁ結果、世に言う不倫?浮気?なんだけど、「不倫」というにはとっても軽い。
本題の意味はちょっとよくわからなかったけれど、 自分の近くにいい匂いがして、柔らかい肌や唇があったりして、よくわかんないけど無性に触りたくなることがある。
自分が既婚だとか、うんと年齢が離れているだとか、そんな鎧がなんとなく嘘くさく見えてそんな衣を全部脱いで裸になってしまいたい時だって人生に1.2度はあるだろう。
そんな性(サガ)だれだって本当はもってるでしょう?いけないの?
なんてと〜っても自分勝手な意見を悪びれもなく通しちゃってるさゆりはなぜだかとっても魅力的だ。
そして片思いの相手を横取りされてしまって、夫が居るのに信じられない!と憤っていたえんちゃんも、隣ですやすや寝るみるめと二人っきりになったときに、何となくさゆりの気持ちを理解しちゃうのだ。
さゆりはというと、きっとみるめを手のひらに転がすつもりも、翻弄するつもりもなくって、ただ子犬のように懐いて来たみるめを拝借しちゃったんだろうと思うけど。
2回目にあったときに知らんぷりしちゃったり、ライター渡して存在を残しちゃったり何気なくいたずらにしちゃった行動がいちいち相手に響いちゃって、「声聞いたら会いたくなっちゃうから。」なんて泣きついて来た彼がなんだか重く感じて、旅に出ちゃうあたり、「ちょっと、ひどいなぁ。」なんておもいつつ気持ちが分る自分も居て観ていて面白かった。
結局、子犬みたいなやわらかいみるめじゃなく、どんなときでも温かく見守って愛してくれる年上のだんなさんがやっぱ落ち着くなぁなんて思ってしまう勝手な女心とか、さすが若き女性作家さん、痛いところついてるなって思いました。
さゆりの旦那さん役、めちゃくちゃいい味だしてるなぁなんて気になっていたらあがた森魚さんだったようで、キャスティングが素晴らしかったです。
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いい意味でも悪い意味でもだらだらしてる映画。
私は悪い意味でのほうが強いかなー。
無駄が多い。
タイトルほど刺激的な内容ではありません。
自然だー、どこまでが演技だったの?
なんて話を観る前によく聞いたけど、確かに。
でも、自然だからって何言ってんだか全然聞き取れないっていうのは、
映画としてどうなのかと思うんですよ。
そのうえだらだらしてるときてる。
飽きるんだよ。
ということで全体的に、映画としては私は低評価。
それではどこがよかったかというと、
とにかく永作さんでしょう!
映画というより永作さんのPVって思って見るとすごくいい。
一番好きなのは、
煙草吸いながら、歌うたって、部屋ぐるぐるしながら、服脱ぐところ。
特に、靴下脱いでるところあたり。
この、永作さんと煙草。
すごく似合うし、冒頭ではガンガン煙草押しだったのが、
その後まったく出てこなかったのが残念。
おそらくこの映画、女性は好きだけど、男性は苦手な人が多いのでは? -
ハマる人はハマるんだろうなぁ。
シュールです。カメラ動かないし。
僕的に一見の価値がある所は、二人のいちゃつくシーンね。
すんげー自然。良くも悪くも。
自然であることと、ドラマは相容れないんだなぁとしみじみ感じた。
てことは、過剰な演技になれちゃってんのかな、とも考えちゃった。
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ああ、びっくり。
30歳とは思えない、あのキャラクター。
惚れてしまうんだろうな、と思う。
一回目のあとの第二次童貞期みたいな感情を強く感じた。
会いたいけれど会えない、一体感の後の壮絶な喪失感。
快楽性がつよいほど、その寂しさを強く感じてしまう。
セックスを笑うような人は出てこなかったけれど、
彼のロマンスを笑うようなやつはいなかったけれど、
やっぱりみんなどこかで笑ってる。
会えない≠終わりではないと信じたいな。
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こんなん好きにならない人いないでしょう。
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2019/3/18
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「会えなければ終わるなんて そんなもんじゃないだろう」永作さんにホイホイされて。Don't laugh at my romance.というタイトルの英訳が好き。みるめ君の甘い甘いロマンス、ゆったりとした時間の流れを愛せる時に観る映画。笑いはしないが、登場人物みんな好きじゃないなあ。廊下から部屋へ連れ込まれて消えるシーン後の ひらひら舞うプリントが良い。帝一でお馴染みの中谷竜くんどこに出てた?!
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まぁ、こういうことあるけどさ・・・